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  • ステージ4

    2008年12月12日

    本日は、遠隔転移のある乳がん患者様に対する治療についてお伝えします。

    今は手術はあくまでも局所のコントロールが主な目的であることから、ステージ4の患者様にどのような治療がふさわしいのか、答えを見つけていきたいと思います。

    「乳がんは原発巣から領域リンパ節を超えて広がると治癒は困難である。

    遠隔転移のあるステージ4乳がん患者で原発巣を切除するべきか否か、意見の分かれるところである。

    しかし、いくつかの後ろ向き研究において遠隔転移があっても、原発巣を外科切除した患者において良好な結果を得られたとの報告があり、外科切除の適応が見直される傾向にある。

    現在ある限られたデータからは、
    ステージ4乳がんに対する原発巣切除を行う場合には、転移巣の広がりの程度、腫瘍に対する化学療法の感受性などの要素から、術後の生活において切除による局所コントロールの利点が十分に得られる患者様におこなうべきである。

    乳癌診療ガイドライン 2008 外科療法」


    胸に異常を感じてもなかなか人に相談できず、病気が進行してステージ4で病院にいらっしゃる方は、意外に多い印象があります。

    少しでも良い方法を一緒に探してまいりますので、御自分で異常事態がおきているなと思われた方は、一刻も早くお近くの乳腺外来へお越しください。

    今からでも全然遅くありませんよ。

    早めにお気軽に私にもご相談ください。

    ちょっとだけお時間をいただいて、必ずしっかりとご質問にはお答えいたしますので。

    もうちょっと明日の学会発表の準備をしてから、コメントをくださっている方々に一斉にお答えをいたしますからね。


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    運動は良いこと?悪いこと?

    2008年12月11日

    まーたまた、“これは体に良いのかな?”のお時間です。

    なかなか結論の出にくい部分もありますが、そっと本を紐解いてみましょう。

    「身体活動度の指標としては、Metabolic equivalents(METs)が用いられることが多い。

    METsとは、安静時に対する運動時の消費エネルギーの比であり、身体活動の強度と時間により規定される。

    たとえば時間当たりのMETs値はウオーキングで3~5、水泳で4~8、ジョギングで7~12に相当する。

    まず閉経状態を特定しない対象群において、
    週当たり7METsの運動(週に1時間程度のジョギングに相当)を余暇に行う女性の相対リスクは0.90(と低下;yasuu注釈)であった。

    次に閉経後女性のみを対象とすると、
    週当たり7METsの運動を余暇に行う女性の相対リスクは0.97(と低下;yasuu注釈)であった。

    閉経前女性においては、
    週当たり7METsの運動を余暇に行う女性の相対リスクは1.00(と変わらず;yasuu注釈)であった。

    以上より、
    閉経後女性に関しては一部の結果の相違がみられるものの、
    身体活動=運動によるリスクの減少を示唆する科学的根拠がある。

    閉経前女性に関しては研究結果には矛盾があり、結論はだせない。

    運動が乳がんのリスクを減少させる機序として、
    脂質代謝への影響、内因性ホルモンの代謝への影響、免疫系への影響、女性・男性ホルモンの循環量への影響が挙げられている。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防」


    どうやら適度の運動は体によいというありふれた結論になってしまいました。

    でもよく考えると週に一回でも1時間走り続けることは並大抵のことではありませんね。

    相当な運動量ではないかと、今書き進めながらどんどん思ってきました。

    だって1時間走り続けるんですよ。

    みなさん当たり前のように、やってらっしゃるのでしょうか。


    今日は近くの病院で緩和ケアの勉強会があります。

    近くといっても車でも30分ぐらいでしょうか。

    せっかくなので、今から走って行ってきまーす(^_^)v

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    ふくよかなのは良いこと?悪いこと?

    2008年12月10日

    今日も、“これは体に良いのかな?”シリーズです。

    テーマは“ふくよか”です。

    「肥満が女性の健康に悪い影響を与えることは多くの科学的根拠により示されている。

    さらに肥満は女性のあらゆる死亡リスクを増加させる。

    欧米では多くの女性が肥満状態にあるが、我が国においても肥満の女性が増えてきており、乳がんとの関連性に関する研究が盛んに行われている。

    肥満の定義は、様々であるが今回はより一般的に用いられているBMI(body mass index)を採用し、EBM(evidence based medicine)の手法に従って「肥満」と「乳がん」の間に関連性があるか否かを検討した。

    閉経後女性において、17件のコホート研究においてメタアナリシスが可能であり、BMIが2大きいとリスク比が1.03(と上昇;yasuu注釈)であった。

    乳がんリスク増加のメカニズムに関しては、肥満は血液中を循環する各種ホルモン(特にエストロゲン)の濃度を上昇させ、発ガンを促すことが多くの基礎的な研究により示されている。

    閉経前女性においては、BMIが2大きいとリスク比が0.94(と低下;yasuu注釈)であった。

    乳がんリスク減少のメカニズムに関しては明確なものは存在しない。

    (以上のデータは世界のデータ; yasuu注釈)

    厚生労働省の研究班が実施した日本人を対象とする疫学研究のレビューでは
    「閉経後女性において、肥満は乳がんのリスクを確実に増加させる」

    「閉経前女性における肥満が乳がんのリスクに与える影響はデータ不足である」
    とされている。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防」


    “ふくよか“っていう言葉はなんだかほんわかした言葉で大好きです。

    何となくほんわかした言葉を使っていると優しい気持ちになれますよね。

    ぎすぎすした世の中にさよならしましょう。


    先ほどテレビで、僻地医療について放映していました。

    救急医療に引き続き、僻地医療も存続の危機にさらされています。

    きつい、つらい、そして何かあるとすぐに訴訟につながる医療はドクターの間で、敬遠されつつあります。

    でも、そうして敬遠するドクターもいれば、みずからの熱い気持ちを実現させるために、激しい診療科にとびこむドクターももちろんいます。


    わたしたちの外科はどちらかというと、敬遠されつつある科です。

    でも、飛び込んでくる研修医の先生達はみんな熱い人間ばかりで、こちらが元気になれます。

    ただし、先輩も熱いところを見せ続けていないと、研修医の先生達はがっかりしてしまいますので、私たちも常に走り続けないといけません。

    これからも熱く走り続けるけど、ぎすぎすしたくはないyasuuでした(^_^)v

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    サプリメントの効果

    2008年12月9日

    体に良いのかな?シリーズです。

    今日はサプリメントの有効性についてです。

    「2007年11月にWorld Cancer Research Fund(WCRF)とAmerican Institute for Cancer Research(AICR)が共同して作成した“Food,Nutrition,Phisical Activity and the Prevention of Cancer: a Global Perspective”第二版が公表された。

    まず、
    癌予防全般における栄養摂取に関しては
    「食物を通してのみ栄養要求に応えること」
    とされており、

    公衆衛生目標は
    「食品サプリメントを用いることなしに必要な栄養を摂取できる人口比を最大化すること」

    個人衛生の目標は、
    「癌予防のための食品サプリメント摂取は推奨できない」
    とされている。

    このように乳癌に限らず、癌予防のために食品サプリメントを摂取することは勧められない。

    乳癌と食品・サプリメントについては、ある程度以上の関連性が認められると区分されたものはなかった。

    ビタミンA、ビタミンC、葉酸、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、カルシウム、鉄、カロテン類、イソフラボンのいずれにおいても、結論は得られていない。

    また、少量では癌予防に効果のある栄養素も、大量では有害であったり病因になりうることもある。

    栄養素自体を薬品に近い扱いで、大量に服用する目的でサプリメントを用いることは癌予防の観点からは推奨できない。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防」



    今日の外来で、ずっと明るく笑っていた50歳代の患者様がお一人いらっしゃいました。

    その方には乳房針生検の結果をお伝えする日でした。

    「どーでした先生?がんでしたか?わははは・・」

    「はい、残念ながら乳がんの診断です。」

    「えーほんとですかー。まさか、乳がんじゃないよねー、って友達と話してきたとこなんですよー。えー、しんじられなーい、わははは。なんだか汗かいてきちゃった。」

    とっても明るい患者様でした。

    入院に必要な検査、手術に必要な検査を今日は追加で行いながらも、ずーっと明るい感じで、平気な感じで看護婦さんとお話をされていました。

    わたしは、かえって心配になってずーっとそばにいてその方の背中をとんとんしていました。

    「きっとすごくショックなのに、自分で病気に負けないように跳ね返さなきゃと、がんばってるんだね。絶対にがんばって病気をやっつけようね!!」って思いました。

    絶対に涙をみせないって、頑張りすぎてしまう方がいらっしゃいます。

    どんなに逆境でも心から笑顔で頑張れる人もいます。

    どちらの方にも味方になれますように、いつも患者様の目の奥の真実に気付けるような医師でありたいと思っています。

    でも、「いやいやそうじゃないんだよねー。わかってないねー。」という時には教えてくださいね。

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    乳がんの治療

    2008年12月8日

    乳がんの治療について再び愛知県がんセンター中央病院乳腺科の岩田広治先生のご意見を引用させていただきます。

    「乳がんの治療について

    乳がんの治療は、手術・薬物療法・放射線療法の3つを組み合わせます。

    手術では「大きく取る」から「小さく取る」への変化が最近の傾向です。

    昔は乳房と周囲の胸の筋肉、わきの下のリンパ節を根こそぎ切除していましたが、その後は胸筋温存乳房切除術が主流になり、さらに近年、しこりの大きさが3cm以下など一定の条件を満たせば乳房温存術が標準になっています。

    海外の大規模臨床試験では、再発率・生存率とも胸筋温存乳房切除術と大差がないという結果がでています。

    ただ、乳房温存術で最も大切なのはがんをきちんと取り、美容的にも患者さんがほぼ満足できるようにすることです。

    その点をおざなりにしては、本当の乳房温存術とは言えません。

    最近は単に乳房温存術の実施率が高いのが良い病院であるかのように言われますが、問題があると思います。

    愛知県がんセンター中央病院乳腺科 部長 岩田 広治先生
    “乳がんの検診と治療法” 2008.6.26 日本経済新聞 全面広告より」



    岩田先生のご指摘の通り、治療方法や手術の方法まで患者様個人個人に合わせた治療を乳腺外科医は考えて方針を立てています。

    将来の乳房再建のことを考えて乳房切除術を選択することもありますし、病気の場所が良くてなおかつ放射線治療の同意をいただければもちろん乳房の温存手術をおこないます。

    最終的には、患者様と御家族と私たちで一緒に方針を決めていくのです。

    そして最終的に御本人が決めたことが正解であるといつも私は考えています。


    昨日、一瞬のスキをついて、“ウオーリー“を観てきました。

    ディズニーの映画に間違いはないですね。

    とっても心の暖まる、でも“きゅーん”てなるようなお話でした。

    テーマとしては、「人間は地球をもっともっと大切に守りなさい」というお話だと思いますが、ディズニーはそこらへんは全く前面に出さずに、色々な形の愛を伝えることによって私たちに真実に気づかせようという方法をとっています。

    私も引き続き色々な方法で、みなさまへ心をこめてたくさんの情報をお伝えしていきたいと思います。

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    緑茶摂取と乳がん

    2008年12月7日

    緑茶はとっても体によいと言われていますが、本日はその検討に入ります。

    「緑茶は日本およびアジアの一部で習慣的に飲用されているが、アジア地域では乳がんの発病率が低いことが知られている。

    また最近の基礎的研究では、緑茶の主成分であるカテキンに乳がん細胞の増殖を抑制する効果があることが示されている。

    さらに緑茶のカテキンにより前立腺癌の発病が抑制されたとの報告もみられる。

    過去20年間の文献検索の結果、研究結果にばらつきが多く「緑茶の摂取が乳がんのリスクを減少させる」とは証拠不十分のため結論付けられない。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防」



    温かいお茶と冷たいお茶では、どちらかというと冷たい緑茶が好きなのですが、カテキンの量はどうなのでしょうか。

    イメージ的には、入れ立てのあっつい緑茶のほうがカテキンは多そうですよね。

    でもカテキンを売りにしている冷たい緑茶もありますので、一体どうなっているのでしょう。

    どなたかご存じでしたら、緑茶について知識を御披露くださいませ。


    忘年会の季節ですね。

    年末はお酒を飲むことも多いですよね。

    皆様お体にお気をつけて。

    翌週までつかれを引っ張らないようにね。

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    夜のお仕事。

    2008年12月6日

    今日は今までにないようなタイトルにしてみました。

    おふざけではありませんよ。

    「夜間勤務と乳がんに関連した13件の研究(航空機客室乗務員7件、看護師3件、電話交換手1件、職種非特定2件)を統合した結果、夜間勤務を行う女性の標準化罹患比は1.48であり有意なリスクの増加が認められた。

    しかしながらこのメタアナリシスでは、夜間勤務と乳がん発病との関連性調査を主な目的としない研究が多く含まれている。

    特に航空機の客室乗務員での乳がんリスクの増加は、宇宙線内に含まれる放射線、電磁波の影響も示唆されており、他因子の影響を無視することはできない。

    以上より、これまでの研究の結果では夜間勤務が乳がんのリスクを増加させることを示す一定の傾向が認められるが、これの解明を目的とした研究はいまだ少なく、さらなる検討が必要である。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防より引用」


    意外と真面目なお話だったでしょ?

    でも一生懸命働けば働くほど、乳がんのリスクが高まるなんて困りますね。


    今日はちょっとつくばの方に行ってきました。

    久々に大学の同級生や先輩方にお会いして、日々頑張っていること、患者様のことなどをお伝えしてきました。

    それにしてもつくばエキスプレスは凄いスピードで走りますね!!

    今までに2回しか乗ったことがないのですが、慣れないとなんだかめまいがしてしまいます。

    でも、昔はつくばは遠かったのですが本当に今は近くなりました。

    軽い気持ちで行って帰って来られました。

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    脂肪摂取と乳がん

    2008年12月5日

    先日、食事内容の欧米化が乳がんのリスクを高める、という内容を引用させていただきました。

    今日は、その内容を検証したいと思います。

    もし本当なら外食はできるだけ我慢しなければなりませんからね。

    「World Cancer Research Fundが2007年11月に出版した報告書では、総脂肪摂取と乳がんとの関連を検討した論文を吟味している。

    その結果、閉経前乳がんについては「乳がんリスクを増加させるかどうかは証拠不十分で結論は得られていない。」と判定している。

    閉経後乳がんについては、「乳がんリスクを増加させる可能性がある」と判定している。

    以上より、World Cancer Research Fundの結論を主に考慮し、総脂肪摂取による乳がんリスクの増加に関して、

    閉経前乳がんでは結論なし。

    閉経後乳がんではリスクを増加させる可能性がある、と判断した。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防 日本乳癌学会 より引用」


    でも、だからといっていっぱいハンバーガーを食べていいのかどうかはまた別の問題ですよね。

    そんなことを言っていたら、何だかとてつもなくお腹がすいてきてしまいました。

    そういえば、今日は午前の外来が長引いてしまって夕方終了しましたので、これからお昼ごはんです(^_^)v

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    アルコールと乳がん

    2008年12月4日

    ひとときの開放感として適量のお酒は全く問題ないと思います。

    ただし、こんな報告があります。

    「World Cancer Research Fund(WCRF)が2007年11月に出版した報告書では、エタノール摂取と乳がんとの関連を検討したコホート研究25件、症例対照研究29件、地域相関研究4件を選択している。

    報告書はこれらの論文の吟味に基づき、
    「アルコール飲料が閉経前乳がんと閉経後乳がんの原因となるというエビデンスは確実である」と結論し、「用量反応関係は明瞭」で「閾値は同定されなかった」と総括している。

    以上より日本人の研究がまだ少数であるから世界におけるWCRFの結論を主として考慮し、
    アルコール飲料の摂取により乳がんのリスクが増加することはほぼ確実であると判断する。

    乳癌診療ガイドライン 2008 疫学・予防 日本乳癌学会 より引用」


    今日もまた、なかなか波紋を呼びそうな文章ですね。

    簡単に言えば、「たくさんお酒を飲んでしまう方は乳がんになる危険性が高くなりますが、何杯飲んだらなりやすいかという数字は分からない」、ということですね。


    先ほど、無事に院内緩和ケア勉強会終了いたしました。

    院内のスタッフがたくさんあつまってくださいました。

    今回は緩和ケアに関する基礎知識の確認ということでお話をさせていただきました。

    まだまだ、緩和ケアは末期の治療という誤解があります。

    がんの告知を受けて精神的なショックを受けているかたを支えるのも緩和ケアやチーム医療です。

    また、抗がん剤の副作用を抑えるのも緩和ケアでありチーム医療です。

    そして、がんによる痛みをとるのも緩和ケアです。

    一旦開始した緩和ケアも、病気が改善し苦痛が取れてくれば、いつでも休止できます。

    したがって、緩和ケアはつらいときはいつでも開始し、調子良ければ中断することができる
    治療なのです。

    そんなお話をしてきました。

    その後、スタッフの皆様方とディスカッションがおこなわれ、大盛況のうちに終了しました。

    みなさんそれぞれが病棟や外来に戻って緩和ケアに関する知識を広めていっていただけたらなと思いました。


    さて次は、乳がんの緩和医療に関する発表が2週間後にありますのでその準備に入ります。

    今は病院で、昨日の睡眠不足のためにぐらんぐらんとイスの上で揺れながら記載しています。

    やっぱり人はぐっすり眠らないといけませんね。


    患者さまたちもぐっすり眠れるといいな。

    ちょっと病棟をまわって皆様におやすみなさいしてきますね。

    それではまた・・・・・。

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    乳がんの定期検診

    2008年12月3日

    それでは、乳がんの自己検診をしっかりしていればそれでよいのでしょうか。

    実はそうではないのです。

    「自己乳がん検診は1ヶ月に1回ぐらいの頻度でおこなうことをお勧めします。

    ただし、検診に関しては考えておくことが2つあります。

    1つは、自己検診に頼りすぎるのは禁物ということ。

    検診の本来の目的は自覚症状がない段階でがんをみつけることです。

    自分で異常に気づいたことがきっかけでがんが見つかる人が多いというのは、自治体などによる定期検診の受診率が低いことの表れでもあるのです。

    もう1つは、矛盾するかもしれませんが定期検診も完全ではないということです。

    自己検診で普段と違うと感じたのに3ヶ月後の定期検診を待った。

    そして定期検診で異常なしという結果がでたので安心し、そのまま放っておいたら進行癌になってしまったという患者さんもいらっしゃいます。

    従って、定期検査をきちんと受け、自己検診を習慣づけるとともに、何か気がかりな点があったらすぐに乳腺科や乳腺外科などの専門医を受診することが重要になります。

    愛知県がんセンター中央病院乳腺科 部長 岩田 広治先生
    “乳がんの検診と治療法” 2008.6.26 日本経済新聞 全面広告より」


    なかなか、波紋を呼びそうな文章ですね。

    私の外来でも、「3年前に乳がん検診で合格と言われたので安心していました。」とおっしゃるかたもいらっしゃいます。

    要するに、岩田先生がおっしゃっていることは、一度検診で合格と言われてそのまま何年も安心してはいけないということです。

    乳がんはゆっくりと進む病気ですが、何年も放置すれば進行癌になります。

    たとえ検診で一度合格と言われたからといって、油断しないようにお願いいたします。


    さて、いよいよ明日は緩和ケアの院内勉強会の講演があります。

    今準備をしているところです。

    みんなを引き込むような内容にしたいと思っていますが、なかなかしっくりと来ません。

    いつも、直前まで悩み続けるのが私の悪いところであり、良いところでもあります。

    どちらかというと、ベストを尽くすという点において、自分では良いところなのであろう、と考えておりますがいかがでしょう。

    なかなか人を褒めたり、尊敬したりしない時代になってきていますので、せめて自分だけは自分を褒めてあげましょう。

    皆さんも、頑張っている自分を時々褒めてあげてくださいね (^_^)v

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