home乳がんの基礎知識プロフィール無料小冊子youtube動画お問い合わせ
  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • 乳がん学校

    2008年8月4日

     昨日、横浜市立大学乳がん学校に参加してまいりました。

    「横浜市立大学では、平成19年度から“乳がんチーム医療の推進と後進の育成”を目的とした“横浜市立大学乳がん学校”を開講しました。

    本講座の特徴は、医師とコメディカル(病院やクリニックに携わるスタッフ)が“乳がん診療の知識”について同一の場で学び、グループワークを通してチーム医療を体験できるところにあります。」
       横浜市立大学附属病院長  今田 敏夫先生のご挨拶より引用

    今田 敏夫先生が乳がん学校の学校長として御参加くださり、横浜市立大学附属病院乳腺外科の千島 隆司先生が司会進行ならびに講師を務めてくださいました。

    チーム医療とは、医師だけではなく、院内で働くあらゆる職種のメンバー全員で患者様を支えていく、という考え方です。

    私は、今回乳がんについてもう一度知識の整理とともに、チーム医療の実践の方法について学びたかったこと、また最新の情報を入手して皆様に、そして患者様にお伝えしたかったことから、千島先生に申し込みをして乳がん学校入学を認めていただきました。

    昨日は、研修医の先生の他、薬剤師、看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、栄養士、臨床心理士、ソーシャルワーカーの総勢60名の皆様と一緒に、机を並べて勉強しました。

    千島先生とは神奈川乳癌治療研究会の会合などでいつもお世話になっており、とっても明るくて楽しい先生というのは存じておりましたが、やはり昨日も明るく楽しく授業が進んでいきました。

    また他に、横須賀共済病院外科 浜口 洋平先生と横浜南共済病院外科 俵矢 香苗先生にも御講演いただきました。

    乳がんの患者様が、外来を受診され、がんの告知を受け、悲しい気持ちで、目の前が真っ白になる、そのお気持ちをしっかりと理解し、どのように患者様と御家族の心を支えていくか、どのようにしたら患者様が正しい治療をお受けになることができるのか、みんなで一緒に考えました。

    ここで学んだこと、得たことを直ちに実践していきたいと思っています。

    また、乳がん学校で得られた情報を少しずつご紹介してまいりますね。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳腺と腋窩の神経  その2

    2008年8月3日

    乳腺および腋窩周囲の神経についてお伝えしています。

    「―肋間上腕神経―
    第二および第三肋間神経の外側皮枝を肋間上腕神経と呼ぶ。

    これらは、小胸筋起始部の外側で側胸壁皮下に出現し上腕に向かう。

    この神経は知覚枝(感覚の神経)である。

    ―長胸神経と胸背神経―
    長胸神経は下位頚神経叢から発し、はじめ腋窩の後外側部において胸郭から離れているが、しだいに胸壁に近接し、やがて前鋸筋に密着し下行しながら筋枝を送る。

    腕神経叢の後根から発した胸背神経は、肩甲下動静脈とともに腋窩深部を下行して胸背動静脈と交叉したのち、広背筋に分布する。」
         乳腺外科の要点と盲点   文光堂

    だいぶ専門的な、細やかな話になってしまいましたね。

    このような細かい神経に気を配りながら、乳腺の手術は進んでいきます。

    今日は、TBSドラマ「Tomorrow」
    初めて見てみました。

    患者様一人一人と深くこころがつながっていて、患者様の笑顔を守るために全力で日々闘う外科医。

    見習わなければなりません。

    竹野内豊さん、名演技ですね。

    ほろっとしました。


    実際に、患者様たちの笑顔によって、医者が逆に励まされることがたくさんあります。

    患者様の笑顔は百人力ですね。

    わたしたちも、もっともっと皆様がにっこりできるようにがんばりますね。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳腺と腋窩の神経  その1

    2008年8月2日

    乳癌手術の際に、
    1.胸筋神経(上・中間・下)
    2.肋間上腕神経
    3.長胸神経
    4.胸背神経
    などに術野で遭遇する。

    ―(上・中間・下)胸筋神経―
    これらの胸筋神経は腕神経叢から起こる。

    上胸筋神経は、小胸筋の上内側部で鎖骨胸筋筋膜を貫いた後、大胸筋鎖骨部および胸肋部の上半分に分布する。

    下胸筋神経は、小胸筋の下外側部において鳥口腋窩筋膜を貫いた後に、大胸筋腹部に分布する。

    中間胸筋神経は、小胸筋に筋枝を与えた後にそれを貫通し、大胸筋胸肋部下半分に分布するが比較的細い。

    手術の際には、大胸筋や小胸筋の筋萎縮を避けるため、各胸筋神経の温存に万全の注意を払う。」
         乳腺外科の要点と盲点   文光堂

    今自転車通勤がブームのようですね。

    わたしの病院でも、自転車通勤の先生が増えてきてびっくりしています。

    みんな「エコ」のために、そして「健康」のために、素晴らしいですね。

    私はきっと、病院に着く前に息絶えてしまうのでご遠慮させていただいています。

    このブログを見てくださっている皆様も、自転車が大好きですか。

    わたしはまだ、エンジンのついたものが大好きです。

    しかも、お馬さんが何百頭も引っ張ってくれるような、力強いものほど魅力を感じてしまいますグッド

    もしかすると、いつかは自分の足で自転車をこいで疾走する魅力に取り憑かれる日がくるのかもしれません。

    でもやっぱり患者様のもとにたどり着く前に、私が息絶えてしまうので、やめておきますね悲しい
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    がんの痛みの緩和

    2008年8月1日

    今日は、がんの痛みの緩和、すなわち緩和医療について少しお話しますね。

    緩和医療とは、癌と診断を受けた方が心の苦痛や不安、そして体の痛みやつらさが少しでも緩和されるように行うべき治療です。

    この中には、精神的なサポートや、疼痛を抑える治療が含まれます。

    毎日新聞社のMMJという小冊子に、癌性疼痛に関するアンケート結果がのっていました。

    「痛みの経験がある癌患者様のうち64%が癌性疼痛治療を受けていないと回答。

    その内訳は、
    痛みを主治医に訴えたことがない。  29%
    痛みを訴えたが、うまく伝えられなかった。  16%
    痛みを訴えたが、医師に詳しく聞かれなかった。  12%
    痛みを詳しく聞かれたが治療はされなかった。  7%」
                     
    緩和ケアや痛みのコントロールに関しては、一般的にはまだ多くの医師が苦手な分野であり、今後私たち日本緩和医療学会会員が中心となって、院内緩和ケアチームをつくりあげ、積極的に活動することによって、病院スタッフの意識改革をおこなっていかなければいけないと思っています。

     一方、癌治療に関しても常に、日本の最前線の治療についての知見を深め、積極的な低侵襲手術(腹腔鏡手術など)や入院、外来化学療法(抗癌剤治療)も行っていかねばなりません。

     少しでも多くの方が、幸せになれるよう、これからも色々とできることを着実に行ってまいりますね楽しい
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳腺の静脈  その3

    2008年7月31日

    「―乳房・胸壁の皮下静脈系―
    胸壁および腹壁の皮下静脈は多彩な走行を示す。

    心窩部から臍部を経由して鼠径部に至る内側系(剣状静脈系)と
    腋窩から健胸腹部を通り上前腸骨棘近傍を経由して鼠径部に至る外側系(胸腹壁静脈)が
    区分できる。

    それら、内側系と外側系の間には、乳頭線に沿って縦に走行する中間系(腹乳静脈)の3系がある。」
                     乳腺外科の要点と盲点  文光堂


    色々なご質問を少しずついただくようになってまいりました。

    コメント欄に書き込みづらい方もいらっしゃるようですので、コメントは本日より一旦あづからせていただき、お返事ができあがってから、公開させていただくかどうか決めたいと思います。

    なお公開の際にも、基本的には匿名にさせていただきますので、ご心配されませんように。

    以上、よろしくお願いいたします。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳腺の静脈  その2

    2008年7月30日

    「―内胸静脈―
    内胸静脈は貫通枝を介して、乳腺から多くの静脈血を受け入れる。

    上位3肋間の貫通枝が特に太い。

    下方では2本みられる内胸静脈が、第3肋軟骨よりも上の高さでは1本にまとまり、内胸動脈の内側を上行し腕頭静脈に注いでいる。」
                     乳腺外科の要点と盲点  文光堂

    昨日の救急当直では、心筋梗塞で苦しんでいる男性がおいでになりました。

    ご自宅での突然の胸の痛みがきっかけでした。

    そして、当院の循環器内科チームの力により、大事な命を守ることができました。

    これからもより多くのかたが、命を奪われない様に、私たち救急外来担当医師はがんばっていかなければなりません。

    それでは。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳腺の静脈  その1

    2008年7月29日

    乳腺の静脈系は乳癌の時に、癌細胞が血液に乗って流れ出す経路です。

    「乳房の静脈はおおむね動脈に伴走しており、動脈に準じて命名される。

    血行性転移が乳癌の予後を左右する最大の要因であるため、この転移の背景の理解のためにも、胸壁および乳房の静脈系を正確に理解しなければならない。

    ―腋窩静脈―
     腋窩静脈は、近位側では腋窩動脈の前方、遠位側では腋窩動脈の内側に位置する。

    ―肋間静脈―
     乳腺後面の静脈血を受け入れた後、奇静脈系に流入する。椎体側面を縦走している奇静脈系は肋間静脈吻合枝を介して内・外椎骨静脈とも直接の交通を持つ。血行性転移の経路として、きわめて重要である。」
         乳腺外科の要点と盲点    文光堂

    すいません、皆様。
    図がないと、頭で想像するには難しいですねしょんぼり

    今度は、このブログに写真や絵を取り込んで、もっと楽しみながら勉強できるようにしていきたいと思っています。

    もともとがパソコンの素人なもので、皆様をうならせるようなホームページやブログが作れませんが、皆様のお力をお借りしながら一歩ずつ前進していきたいと思いますジョギング

    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    肋間動脈

    2008年7月28日

    乳腺に関わる、動脈についてお伝えしています。

    今日は肋間動脈についてです。

    「肋間動脈は胸部大動脈から直接分岐し、内肋間筋と最内肋間筋の間を腹側に向かって走る。

    肋間動脈から側胸壁で分岐する外側皮枝が乳腺に達することはない。

    しかし、さらに前進した枝は胸壁を貫いて大胸筋に分布する。

    その多くは大胸筋筋膜下に終わるが、一部は大胸筋を貫いて乳腺に分布する。」
         乳腺外科の要点と盲点    文光堂


    今日は久しぶりに父に会って来ました。

    相変わらず威厳があり、一生かけてもとてもその足下にも及ばないと思っています。

    父親の大きな強くてたくましい背中をみて、私は育ってきました。

    「男は強くなければいけない。」

    いつもそう思っています。

    「強い男は、人一倍優しくなければならない。」

    そう思っています。


    「もっともっと優しく強い男になれるように自分を磨いていこう。」

    今日はより強く思いました。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    腋窩動脈

    2008年7月27日

    「小胸筋が腋窩動脈の前面を覆う、小胸筋よりも近位部が第1部、小胸筋の背側にあたる部が第2部、それよりも以遠が第3部である。

    第1部から最上胸動脈が1本、
    第2部から胸肩峰動脈と外側胸動脈の2本、
    第3部から肩甲下動脈(これはさらに胸背動脈と肩甲回旋動脈に分かれる)、前および後前腕回旋動脈の3本が分枝する。

    これらのうち、乳腺を養う主な枝は外側胸動脈であり、乳房外側部皮下を大胸筋外縁に沿って下行したのちに乳腺に分布する(外側乳腺枝)。」
         乳腺外科の要点と盲点    文光堂


    昨日の朝日新聞に「かこさとし」さんのお話が載っていました。

    かこさとしさんは絵本作家の方で、「からすのパンやさん」が特に有名です。

    小さいときにたくさん読みましたね、「かこさとし」さんの作品を。

    みなさんも知らず知らずのうちに、たくさんの作品に目を通しているかもしれませんね。

    「かこさとし」さんは、もう82歳だそうです。

    まだまだ子供たちの心を育てる絵本の執筆をお願いいたします。

    それでは・・・。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    内胸動脈

    2008年7月26日

    「内胸動脈は、
    鎖骨下動脈が前斜角筋と交叉する手前から起こる。

    そして肋軟骨の後ろで、内肋間筋と肋横筋の間を下行する。

    内胸動脈から腹側に向かう枝(穿通枝)は、胸壁と大胸筋を貫いた後に乳房皮下を乳頭近くまで走行したのちに乳腺に分布する(内側乳腺枝)。

    また肋間を走る枝(前肋間枝)から胸壁を貫き乳腺の後面に進入する枝がでる。」
         乳腺外科の要点と盲点    文光堂


    木曜日は、川崎市立井田病院の緩和ケアチームの講演を聞いてきました。

    毎日まだまだ覚えるべき事がたくさんあることを実感しました。

    知らないことをどんどん吸収していく小学生になった気分です。

    小学生の時にはガリ勉君と呼ばれていた私ですが、そういえば当時、男の子たちにいじめられていた女の子を守ろうとして「やーい、女の味方!」と言われて一緒にいじめられていたこともありましたね。

    「そうだよ。僕は女の子の味方だよ。」
    いつもそう答えてましたけど。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。
    home乳がんの基礎知識プロフィール無料小冊子youtube動画お問い合わせ
    PAGE TOP
    Copyright(c) 乳がん検診応援ブログ. All Rights Reserved.