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  • 乳がん治療の向かうところ

    2008年9月23日

    今日は、順天堂大学乳腺センター長 霞 富士雄先生の2008年6月の御講演より抜粋しお話させていただきます。

    乳がん治療の現状と将来という内容でお話いただきました。要旨は以下の通りです。

    「乳がんの治療は、大きくわけて局所療法と全身療法がある。

    局所療法は、手術や放射線治療。
    全身療法は、化学療法やホルモン療法である。

    化学・ホルモン療法によるpCR(病理学的完全奏効:顕微鏡検査でがん細胞が完全に消失していること)が増加すれば、手術の必要性が低下してくる。

    乳がんの原発部分とリンパ節転移をきれいに根治的に切除(そして放射線治療)をしても乳がんはすべての症例において治癒するわけではない。

    すなわち局所切除+リンパ節郭清は現在目に見えるものの根治を行っているにすぎない。

    乳がん細胞が直径20μ、ダブリングタイム120日と仮定して、乳癌が直径1cmになるまでに8.8年かかりその間にほとんどの癌が転移を起こしていると考えられる。

    従って必要なことは、目に見えない遠隔転移の治療である化学ホルモン療法である。」


    今日はこわいおはなしをご紹介しているのではなく、“乳がんはゆっくり成長してくるタイプのがんであるので、小さいうちに発見して、全身への微小な転移を適切な治療で消滅させ病気を乗り越えましょう”、とお伝えしているのですからご安心ください。


    今日は休日ですね。

    でも働いている方はいっぱいいらっしゃるでしょう。

    わたしも朝まで当直でした。

    今から昨日の手術の方や病棟入院中の患者様方を訪れて、みんなの笑顔を確認してきますね晴れ




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    乳がんの分子標的治療 その6

    2008年9月22日

    まだあります。分子標的薬。

    「モノクローナル抗体であるペルツズマブはHER2のみならず、HER1,HER3,HER4すべての2量体化を阻止して活性を発揮する。

    トラスツマブ治療中に進行した転移乳癌33症例にペルツズマブ+トラスツマブよる治療が行われ、CR(完全奏効) 3%(1/33), PR(部分奏効) 18%と有望な成績が得られた。

    この薬剤と化学療法薬との併用のデータはまだないが、興味が持たれる。」
    癌研有明病院化学療法科乳癌担当部長 伊藤良則先生
    日本医師会雑誌 第137巻 第4号 2008年7月 より引用



    ちょっと文章が専門的ですので、わかりやすく解析してまた後日お伝えしますからね。




    乳腺のしこりは、女性を不安にさせます。

    本日の外来でも不安で、涙を流されていた方がいらっしゃいます。

    私は必ずその涙を、ほっとしたうれし涙に変えられるように最善をつくしますから。

    だから心配しないでくださいね。

    きっとすべてうまくいくはずですからね。

    まずはご自分が、御家族が、みんなが納得できる選択肢を選んでくださいね。

    いつでも応援してますよ  p( ^ 0 ^ )q



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    ベバシズマブ(商品名:アバスチン)  乳がんの分子標的治療 その5

    2008年9月21日

    まだ日本で乳がんについて承認されていない分子標的治療薬としてベバシズマブ(商品名:アバスチン)があります。

    大腸がんに対してはすでに承認されており、現在わたしたちの病院でも患者様の治療に使用しております。

    「癌の進展に必要な血管新生を調節する分子である血管内皮成長因子(vascular endothelial growth factor receptor; VEGFR) に対するモノクローナル抗体がベバシズマブである。

    ベバシズマブは大腸癌、肺癌で有効性が証明されている。

    ECOG2100の第三相試験が722例の転移乳癌に対してパクリタキセル単独とベバシズマブとパクリタキセル併用の比較試験が行われた。

    併用群において奏効率(28 vs 14%)、無進行生存期間(10.9 vs 6.1ヶ月)が有意に優れた

    乳癌に対するベバシズマブ単剤の第二相試験は9.3%の奏効率が報告されている。
    単剤としての臨床的有用性は不明である。

    頻度の多いベバシズマブの毒性は高血圧、蛋白尿である。

    まれなイベントの血栓症に注意を要する。血栓症を発症した場合は凝固管理を要する。

    ベバシズマブ投与中は易出血性となるので手術操作は控えねばならない。


    早期乳癌の術後ベバシズマブ療法についてのグローバル試験が進行中である。

    トリプルネガティブ(ER陰性 PgR陰性 HER2陰性)の早期乳癌に対して術後アンスラサイクリン、タキサンの化学療法にベバシズマブを併用する意義を検証する試験が2,530例を目標に開始された。」
    癌研有明病院化学療法科乳癌担当部長 伊藤良則先生
    日本医師会雑誌 第137巻 第4号 2008年7月 より引用



    今日は東京で消化器がん、すなわち胃癌や大腸癌に関するセミナーに参加してきます。

    天気予報では雨が降りそうなのかな。

    でも今は晴れているので傘を持っていくとお邪魔になってしまうかな。

    晴れているのに天気予報をみて、きちんと傘を朝から持って出かける方をみかけますが、本当にそういう方はえらいなーと思います。

    用意周到って大事ですよね。

    早めに用意をすませて、余裕を持って行動する・・・・・素晴らしい!!

    わたしにも用意周到なところと、そうでないところが同居しています。

    早めに準備を済ませるよりも、直前まで悩み苦しみ最善策はないか、ぎりぎりまで探し続けないと気が済まないことがあります。

    結局はどちらでも、同じ答えにたどりつくのかもしれません。

    それでも自分が納得できるまでベストを尽くしたいのです。


    「頑固だね。」って言われることがあります。

    「ほめてくれてありがとう ニコニコ

    そうお返事することにしています (^_^)v

    やっぱり頑固だよね。
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    ラパチニブ(商品名:タイカーブ)  乳がんの分子標的治療 その4

    2008年9月20日

    病院職員の方から、タイカーブについてのご質問があったのでお伝えします。タイカーブは日本では未承認の薬です。ですから、いまは個人輸入して内服している方がいらっしゃいます。

    ラパチニブ(商品名:タイカーブ)の世界での評価はどうなのでしょうか。

    ラパチニブはHER1とHER2のチロシンキナーゼ阻害薬として開発された。臨床的に有効性が証明されたのはHER2陽性乳がんに対する効果である。

    ラパチニブは小分子化合物であるので安定性があり内服が可能である。

    米国ではカペシタビンとの併用が承認された。日本では承認申請中である。

    化学療法との併用は転移乳がんにおいて証明された。

    カペシタビンとラパチニブ併用とカペシタビン単独を比較した結果、併用群において奏効率(22 vs 14%)が向上し、無進行期間が約2倍(8.4 vs 4.4ヶ月)に有意に延長した。

    HER2陽性早期乳がんに対する術後療法としての有用性はグローバル臨床試験が進行中である。ALTTO(Adjuvant Lapatinib and/or Trastuzumab Treatment Optimisation)が行われている。

    また、ラパチニブは化学療法薬が無効であった脳転移に有効性が証明された。カペシタビンとの併用試験において、脳転移再発はカペシタビン単独投与群に比較してラパチニブ併用群で少ない傾向を認め、ラパチニブの脳転移抑制効果が示唆された。

    放射線治療耐性脳転移にたいするラパチニブの第二相試験の結果は50%以上の体積減少(PR)を8%(19/241)に認め、カペシタビンとラパチニブの併用ではPR20%(8/40)を認めた。

    ラパチニブの毒性は下痢17%、発疹9%、嘔気16%、疲労16%と軽度であった。」
    癌研有明病院化学療法科乳癌担当部長 伊藤良則先生
    日本医師会雑誌 第137巻 第4号 2008年7月 より引用
    次々と分子標的治療薬が開発され、試験が行われていますね。

    グローバル臨床試験の結果がどのようにでてくるかが気になります。

    最先端情報を常に入手している方はラパチニブを個人輸入しているかたもいらっしゃるので、日本でも早期に承認されることが望まれます。



    昨日の「川崎緩和医療懇話会」はたくさんの方がたくさんの病院から集まって大盛況のうちに終了いたしました。

    緊張しながらも無事にわたしの講演も終了し、市立秋田総合病院の橋爪 隆弘先生の御講演も涙とほほえみの中終了しました。

    参加者の皆様にもとても心に残る勉強会だったと思います。

    みなさまお疲れ様でした。ありがとうございました。

    たくさんの医療従事者ががん患者様ご本人、そしてご家族のことを真剣に考えていることが伝わってきました。

    このブログをごらんの皆様。

    あなたの味方はたくさんいますよ。

    決してひとりでかかえこまずに、悩みや不安はどんどんわたしたちにぶつけてください。

    わたしたちは、チームであなたを支えていきます。

    こんな方法があるのか、と道が開けることがたくさんあります。


    「どうせ医者に相談してもしょうがない。」

    そんな風に思っているかたはいっぱいいらっしゃると思います。

    そして、そんな風に思われても仕方がない医者は残念ながら存在します。

    でも上手に悩みをお聞きし、解決方法を見つけることが上手な医者も確実にいます。


    決してあきらめずに病院、クリニックの扉をたたいてください。

    解決できないことは絶対にない!!

    わたしもいつもそう思って全力で毎日生きています p(^^)q



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    乳がんの分子標的治療 その3

    2008年9月19日

    大和市立病院 外科の首藤昭彦先生の論文から、今日は最終日です。

    「分子標的治療として、まもなく乳がん治療に大きな役目を果たすであろう薬剤としてアバスチンがある。

    腫瘍はある程度の大きさ以上に増殖するためには栄養血管を自ら増生しながら大きくならなければならないが、そのような血管を新生するために必要なVEGF因子を阻害するのがアバスチンである。

    最近の知見では、再発乳がんに対するパクリタキセルとの併用療法で再発乳がん患者の生存期間を約4ヶ月以上延長することが認められており、ハーセプチン同様今後早期乳がん補助療法として重要な役割を担うものと考えられる。

    以上のように、早期乳がんに対する治療は21世紀に入り飛躍的に発展している。

    今後のさらなる進歩に期待したい。」
    “早期乳がんの治療の変遷と治療最前線”   首藤 昭彦先生
    予防医学 第49号(2007.12)より引用




    今から、緩和ケアの講演会に行ってまいります。

    昨日から、完璧を目指してスライドを作成していたら朝になってしまいました。

    結局病院で朝を迎えました。

    皆さんに満足いただける内容になっているか、とっても心配ですがきっと大丈夫でしょう。

    あとは発表しながらいびきをかいて寝てしまわないように、気をつけなきゃね (*^_^*)


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    乳がんの分子標的治療 その2

    2008年9月18日

    昨日の続きです。

    「たとえば乳がんの約1/4ではがん細胞のHer2遺伝子の働きが過剰となっており、生成されたHer2タンパクががん細胞増殖に大きく関与している。

    ハーセプチンにはがん細胞のHer2受容体に働いて免疫反応によりがん細胞を死滅させる作用がある。

    ハーセプチンにおける臨床試験は広く進められていて、Her2陽性乳がんの術後化学療法にハーセプチンを追加すると、化学療法のみを行った場合と比較して再発率は著明に低下することが分かっている。

    また全身初期治療として同じくHer2陽性乳がんに対して化学療法にハーセプチンを追加すると、著しく乳房内腫瘤が縮小することも確認されている。」
    “早期乳がんの治療の変遷と治療最前線”   首藤 昭彦先生
    予防医学 第49号(2007.12)より引用
    いっぱい勉強されている方には復習になってしまいますね。

    また新しいこともお伝えしますからね。


    今日は先ほど病棟の看護婦さんと一緒に乳がんに関する勉強会をしてきました。

    直前までスライド作りに励んで、ぎりぎりセーフでした (^_^;)

    いつものことですが・・・・。



    でも、短時間で乳がんについて話をまとめるのは到底困難でしたので、ポイントをしぼってお話しました。でも、やはり毎日こつこつ勉強しないと難しいと思います。

    看護婦さんたちのこれからの勉強のきっかけ作りになれたら、と思っています。


    明日は、川崎地区の医療機関を対象にした緩和ケア勉強会で講演をさせていただきます。

    こちらも、私の講演を通してみなさんががんの患者様たちの苦しみを理解し、その精神的・肉体的なつらさを緩和してさしあげることの重要性を理解してもらえたらいいな、と思っています。

    明日はまた市立秋田総合病院の緩和ケアのエキスパートドクターをご招待して、御講演を御願いしております。

    またみなさまに御報告いたしますからね (^^)/




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    乳がんの分子標的治療

    2008年9月17日

    もうすぐ24時なので大急ぎで、詰め込み勉強をいたしましょう。

    そもそも私は一夜漬けタイプで、この方法で今まで難局を乗り越えて参りました。

    一夜漬けも毎日続けると一夜漬けではなくなりますので、毎日全力で一夜漬けをすることが大切です??

    「がん細胞が増殖するメカニズムが近年明らかになるにつれて、がん細胞が増殖するためには依存している様々な因子があることが分かってきた。

    化学療法はがん細胞を直接的に攻撃すると同時に正常な細胞も攻撃するわけで、そのために副作用という重篤な問題を有する。

    分子標的治療薬は、がん細胞自体を攻撃するのではなく、がん細胞が依存する様々な要因を標的としてそれら要因を働かなくしてがん細胞を兵糧攻めのごとく死滅させることを目標としている。」
    “早期乳がんの治療の変遷と治療最前線”   首藤 昭彦先生
    予防医学 第49号(2007.12)より引用

    分子標的治療薬について、明日も続けますね。


    今、やっと緩和ケアに関する今週金曜日の講演スライドが形になってきました。

    あとは、みんなを眠らせない工夫を追加することが大切ですね。

    人はなんで会場が暗くなると寝てしまうのでしょうかね。


    そして今からは、明日病棟の看護師さん向けの乳がんの勉強会があるので、わかりやすく乳がんを学びましょうというスタンスのスライド作りに入ります。

    一人でも多くの看護師さんに、乳がんについて深く深く知っていただいて、もっともっと患者様方を支えて欲しいので、もうしばらく今日はがんばります (^_^)v
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    マンモグラフィーのカテゴリー3 その4 ―石灰化についてー

    2008年9月16日

    いよいよ、聖マリアンナ医科大学 乳腺外科の先生方を囲んでの9月12日の勉強会の御報告の最終回です。

    今日は石灰化についてです。

    マンモグラフィーで“カテゴリー3ですよ”と言われた方に見られる石灰化は、もし悪性のものだとしてもlow grade malignancy、すなわち悪性度が低く、短期間で進行・転移する可能性は低いということを、まずお伝えしておきます。

    しかし、まずはカテゴリー3の石灰化、といわれたら私たち乳腺外来担当医は、以下のように対応します。

    すなわち、まずは乳腺エコーにより精密検査を行います。そして、
    <1>石灰化を伴うしこり(腫瘤)を認めた場合、針生検により確定診断をつけます。

    <2>石灰化を伴うしこりを認めない場合には、石灰化の分布と形状で再検討します。
    ・集ぞく微小円形・・・3-4ヶ月後マンモグラフィー再検査
    ・集ぞく淡く不明瞭・・3-4ヶ月後マンモグラフィー再検査であるが、針生検も考慮
    ・多形性不均一あるいは区域性微小円形・・マンモトーム

    ごめんなさい。
    本日はちょっと専門的すぎて難しいかもしれません。
    でも、このように石灰化にも非常に細かい分類があって、でもカテゴリー3の石灰化は良性のことがほとんどですので、あまり深く心配しすぎないようにしてください。

    今日は、そのことがお伝えできればそれで十分です。


    昨日は映画館で“ポニョ”を観てきました。

    不眠不休明けでしかも緊急手術終了後の夕方でしたので、映画の前半の記憶は全くないのですが、後半は非常に集中して観ました。とっても夢があって、どちらかというとディズニー映画に近いストーリーとなっており、私は大好きです。

    終了後はしばらく、あの歌が耳の中でこだましつづけていましたけど・・・
    (^ー^* )


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    マンモグラフィーのカテゴリー3 その3

    2008年9月15日

    聖マリアンナ医科大学 乳腺外科の先生方を囲んでの9月12日の勉強会の御報告を、もう少し続けさせてください。

    マンモグラフィーのカテゴリー3、つまり精密検査が必要と言われた方の中で、腫瘤を指摘された方に対する検査・治療方針をお伝えします。

    やはり、この場合もまずは乳腺エコーを行います。

    エコーは、ゼリーを塗って超音波を使用して乳腺の検査をおこなうもので、全く怖くない検査です。

    乳腺エコーで嚢胞と言われた方は、「完全に良性です」、という意味ですので、1年後の定期検査でよいと思います。

    線維腺腫です、と言われたときは本当の良性かどうかを調べる意味での針生検をお勧めします。

    乳管内乳頭種という疾患もありますが、これは最近はMRIや針生検で性格に診断でき、特にいきなり手術にはなりません。

    基本的には、線維腺腫や乳管内乳頭腫は大きさで経過観察を行ってまいります。



    昨晩入院された、おなかの痛いおばあちゃまの緊急手術が今終わったところです。

    100歳近いおばあちゃま。

    無事に手術終了いたしました。

    早く元気になってね p( ´∇` )q

    それではまた。
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    マンモグラフィーのカテゴリー3 その2

    2008年9月14日

    聖マリアンナ医科大学 準教授 緒方 晴樹先生と助教 川本 久紀先生を囲んでの勉強会の御報告です。

    マンモグラフィーのカテゴリー3、つまり精密検査が必要と言われた方は、次の3つが原因で引っかかってしまったと考えられます。

    1.FAD(局所的非対称性陰影)
    左右の乳腺組織を比較したときに、はっきりとした腫瘤とは断定できないが、左右を比較すると境界部が不鮮明な非対称性局所濃度としてみとめられるもの。

    2.腫瘤
    いわゆるしこりが写っているもの。

    3.石灰化
    この石灰化を心配される方が最も多いです。

    今日はFADについてです。

    まず、カテゴリー3のFADと診断された方は、ほとんど心配はいらないと思います。

    方針としては、FADで引っかかって乳腺外来を受診されましたら、まず乳腺エコーを行います。これによりしこりが写らなければ、まず次回1年後定期検査で構わないと思います。

    そしてまた、念のためにもう一度マンモグラフィーを行ってみれば、そのFADは何でもありませんでした、という場合もあります。

    乳腺エコーではっきりとしこりとして見つかった場合には、さらにわたしたちは針生検などを行って、絶対大丈夫であることを証明してさしあげております。


    明日は腫瘤について考えてまいりましょう。


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    昨日は、第810回 外科集談会での発表でした。

    高齢の直腸癌の患者様に対する抗癌剤治療の有効性に関する報告でした。
    私たちの病院が、今回この会に初めての参加でしたので、主催の昭和大学藤が丘病院の先生方や他の先生方にも、ご挨拶をしっかりしてまいりました。

    私たち外科医は、何でもかんでも手術すれば良いとは思っていません。

    色々な治療手段を持っていて、そのなかでうまく治療を組み合わせて対応しているのです。

    一般的に考えられているように、手術が大好きで、やりたくてやりたくて、という理由で外科医を続ける先生は、少なくとも私の周りにはいません。

    私を含めて外科医たちのほとんどは、
    「少しでも多くの手段で患者様を治してさしあげたい、そのためには外科医で有り続けなければならない。」
    そんな思いを持って外科医を続けているんですよ。

    意外でしたか? (*^_^*)


    そうそう、わたしたちの病院のホームページのデザインが一新されました。

    よかったら見てみてくださいね。

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