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  • 念じる力

    2014年10月26日

    あなたに 超能力は使えますか? 私には使えます。 心で念じたことが ひとつひとつ 形になっていきます。 その秘密を お伝えします。 すぐに あなたにも 超能力が使えるように なります。 やるべきことは、 そう。 ただ、 念じるだけです。
    今日のひとこと: 心で強く念じれば、あなたの夢は実現する。 心にいつも考えていれば 必要な情報を 脳が集め始めます。 叶えたい夢を 心で念じて ノートに書いて 何度も見返して 脳にインプットしていく。 すると体と脳が 夢実現のために 必要な情報を 吸収しはじめるのです。 その結果、 夢を叶えるのが 簡単な体と脳が 出来上がるのです。 魔法のような 本当の話です。 お試しあれ。 メルマガでは 私、高橋保正からの メッセージを毎朝お届けします。 こちらからどうぞ↓↓
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    今日はオールナイト!

    2009年12月1日

    オールナイトってことばは死語ですか?


    <ご質問>
    抗がん剤でうつになりますか?

    <お答え>
    抗がん剤の副作用としてうつが生じるという報告は、これまでほとんどみられていません。

    しかし、抗がん剤治療中あるいは治療後にうつをはじめとする心理的な症状がでることはよく知られています。

    特に治療中は、治療前からある痛みなどの症状、あるいは抗がん剤による全身倦怠感、吐き気、嘔吐、脱毛といった副作用に伴い、不安やうつがみられることがあります。

    また治療後は、治療が終了したという安心感もありますが、一方で体力低下、嘔吐、手足のしびれなど身体的につらい状態が続いたり、治療が終了したということで医療スタッフと密な連絡がとれなくなることで逆に不安が高まり、うつが生じることもあります。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    確かに患者様にとっては病状が安定し、

    「病院にあまり来なくて良いですよ。」

    と言われることは、嬉しい反面、心細くなるようで

    「寂しいからもっとこまめに来させてください。」

    とおっしゃる方もいらっしゃいます。


    その不安が強くなりすぎると、

    うつ症状が強くでてしまうこともあります。


    逆に、

    「病院に来るとつらい気持ちがわき上がってきて治療ができない。」

    という方もいらっしゃいます。


    人それぞれです。


    うつはコントロール可能な感情です。

    気持ちが落ち込んでしまうとき。

    是非主治医の先生にご相談くださいませ。


    そして、

    心療内科や精神科は、

    決してこわいところではありません。


    だれでも気軽にドアをノックして大丈夫なのですからね。


    今外来が終了しました。

    明日の講演会の最終準備にとりかかります。

    明日は抗がん剤治療に関する報告です。

    大変な内容なので、きっと今日はオールナイトです (T_T)


    だから・・オールナイトは死語です!!
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    サイコオンコロジー

    2008年10月24日

    サイコオンコロジー。

    不思議な響きの言葉ですね。

    サイコロジーは心理学。

    サイカイアトリーは精神医学。

    オンコロジーは腫瘍学。

    サイコオンコロジーはこの3つを足した言葉で、精神腫瘍学を意味します。

    がん患者さんの心のケアをおこなう専門家であるサイコオンコロジストの先生はまだ日本に数えるぐらいしかいらっしゃいません。

    ですから、私たちがん治療医はがん患者さん達の心の動きを勉強し、理解し、どうしたら一緒に病気に立ち向かえるかを常に考え続けなければなりません。

    最近、あらゆる学会においてサイコオンコロジストの先生が御講演下さいます。

    今日は、第9回よこはま乳癌シンポジウムにおける国立病院機構九州がんセンター サイコオンコロジー科 部長 大島 彰先生の御講演から引用させていただいてお伝えします。

    「がんの告知を受けたときの患者さんの心理的反応としては、まずその瞬間に頭の中が真っ白になってその後のお話がまったく耳に入らなくなってしまいます。

    そして
    自分を責めてしまったり、
    御家族へ申し訳ないと思ってしまったり、
    どんなふうにお子様に説明すれば良いのか分からなくなってしまったりします。

    特に乳がん患者様においては、
    術後1年以内の患者様の20-30%のかたが、
    そして再発された患者様の40-50%が
    適応障害や抑うつの症状がみられるというデータがあります。」


    このように、今のご自分の病状を受け入れられず、気分が落ち込んでしまうことは、がんと闘っているかたにおいては、当然のことなのです。

    ですから自分一人で抱え込んではいけません。

    わたしたち医師や看護婦にどんどんご相談下さって結構です。

    絶対に解決策がありますからね。


    今日は初めて乃南アサさんという作家の方の本を購入しました。

    死んでも忘れない (新潮文庫)”です。

    電車の中で、ぐいぐい引き込まれてしまいました。

    日常の中で次々と家族を襲ってくる出来事を通して、家族の本当の心のつながりとは何かを、考えさせられます。

    すぐ身近で起こりそうな内容で少し背筋がぞっとする感じがありました。

    乃南さんはとってもお話のまとめ方がきれいで、すごく心の暖まるお話でした。

    しばらく乃南アサさんにはまってしまいそうです。

    今日は0時ぎりぎりの更新です。

    はらはらどきどきですね(^_^)v


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    適応障害とは その4 ー適応障害の診断基準ー

    2008年7月13日

    「適応障害の診断基準(DSM-Ⅳ)

    A  はっきりと確認できるストレス因子に反応して3ヶ月以内に症状が出現すること。
    B  以下のどちらかの症状や行動がみられること。
       1  予測をはるかに超えた苦痛
       2  社会的または職業的(学業上の)機能の著しい障害
    C  他の特定障害の基準を満たしていないこと(うつなどではないこと)。
    D  症状は死別反応を示すものではないこと。
        死別反応とは、愛する人を失ったときに気分が落ち込む正常の反応。2ヶ月以内に回復。
    E  そのストレス因子がひとたび終結すると6ヶ月以内に改善すること。」
                               コンセンサス癌治療 2008 vol.7 No.1

    がんの診断を受けた方およびその御家族の方で、今の状況を受け入れることができずに深い悲しみに包まれてしまい、なかなか立ち直れない方は、この適応障害である可能性も考え一度主治医へのご相談や心療内科の診察を受けると、楽になるかもしれません。

    今日は午前中、東京プリンスホテルで勉強会がありました。

    Clinical Onchology Symposium 2008 ~患者さんと共に歩むがん医療を目指して~  です。

    癌緩和ケアや癌化学療法や手術治療に関する、内容が盛りだくさんの会でした。

    乳癌の外来化学療法(抗癌剤治療)に関して聖路加国際病院 ブレストセンター長 乳腺外科部長である、中村 清吾先生のお話も伺ってきました。

    また、その内容については明日お伝えしますね。


    白夜行 」昨日の夜中に読み終わりました。

    また、読み終わったときに茫然としてしまいました。

    東野圭吾さんの小説は、最後まで読み終わると必ず茫然としてしまいますね。

    そして、しばらくその世界の中でぐるぐると想像がめぐり、その世界の中での登場人物のその後の人生についても想像がふくらんでしまいます。

    でも、何だか今回はとっても悲しい気持ちが胸の中に広がり、登場人物である雪穂の生まれたときから現在までのそのすべてのつらい出来事を消し去ってあげたいと思ってしまいました。

    小説なのに、実在する人物の話のような錯覚をしてしまうのが、東野圭吾さんのすごいところですね。

    今度は、東野圭吾さん「変身」を手に取っています。

    東野圭吾さんからなかなか離れられないですね。

    小学生の時にはまってしまった、星 新一さんを思い出します。

    星さんの本も全巻を読み終わるまでは、むさぼるように読み続けていた気がします。

    大人になっても、子供の時と全然変わらないですね。

    やっぱり、いつまでも子供なんですね、わたしはチョキ
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    適応障害とは その3   -症状―

    2008年7月12日

    適応障害の症状についてです。

    「適応障害の症状は様々で、不安・抑うつ・焦燥・過敏・混乱などの精神症状や、不眠・食欲不振・全身倦怠感・易疲労感・頭痛・肩こり・腹痛などの身体症状や、遅刻・欠勤・早退・過剰飲酒などの問題行動もある。

    「うつ病」は、抑うつ的な症状が2週間以上持続した場合に診断がなされる。

    したがって癌の告知をされてから抑うつ的な症状があった場合には、すぐには「適応障害」と診断され、2週間後には「うつ病」と診断が変わっていくことになる。

    さらに適応障害をその主症状で分類すれば、抑うつ気分をともなうもの、不安をともなうもの、不安と抑うつ気分の混合をともなうもの、などの病型に分類されることとなる。」
                               コンセンサス癌治療 2008 vol.7 No.1

    引用論文のなかの抑うつというのも、わかりずらい言葉ですので、また調べてわかりやすい表現を探しておきます。


    先日もお伝えしましたが、癌患者様の30%が気持ち的に適応できず、「うつ病」あるいは「適応障害」と診断されます。

    もちろん、きちんと心療内科を受診された場合にこの診断がなされるので、実際にはおうちでふさぎ込んだまま、一人で苦しんでいるかたが多くいらっしゃると思います。

    一人で苦しまないで、つらい気持ちを主治医や心療内科の先生にご相談なさってください。

    きっとお力になれることと思います。


    東野圭吾さん「白夜行 」  あと100ページを切りました。

    いよいよ、真相に向かって物語が走り始めました。

    なぞの美しい女性、雪穂のつつましやかな表の顔と、その裏に隠された秘密の顔。

    このまま男たちは、何も知らない方が幸せなのかもしれない。

    真相に近づくにつれ、男たちは身の危険を感じていく。


    かなりの大作です。

    心して読んでみてください。

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    適応障害とは その2   -診断―

    2008年7月11日

    今日は適応障害の診断についてのお話です。

    「かつての精神医学では、癌告知のような大きなストレス(心因)があった直後に、その刺激に打ちのめされたような状態がみられた場合には、それは「心因反応」と呼ばれていた。

    しかし、この図式を人間を中心に改めて考えると、まずは人間が大きなストレス状況に遭遇して、その後その状況にうまく適応していくというモデルが想定できる。

    その意味では、大きなストレスに打ちのめされているのではなく、適応していく段階で失敗していると考えることができ、それが「適応障害」という病名に変わっていったのである。

    あくまで人間を中心に考えた結果、生まれた病名なのである。

    適応障害は、簡単にいえば、ストレスから3カ月以内に発症し、通常予測される以上の症状であるか、その症状のために日常生活が障害されている場合に診断される。」
                               コンセンサス癌治療 2008 vol.7 No.1

    適応障害は、日常のいろいろな場面でおこりうる状態であると考えます。

    新しい学校生活、就職、転職、ご近所づきあい、などの新しい環境になかなか適応できず、つらい思いをしてしまうのも適応障害です。

    こういう状態があるんだ、ということを知識として知っておくだけでも、気持ちが楽になると思います。

    昨晩の救急当直のあと、今日は午後まで外来の診察がありました。

    夕方からは、帝京大学溝の口病院にうかがい、緩和ケアに関する勉強会に出席してまいりました。

    さまざまな分野に次々と適応できるように、私もふんばっています。

    私がもし適応障害になってしまったら、皆様の温かい言葉で立ち直らせてくださいね。

    なんて、皆様を元気にしないといけない人間が弱音ですか?

    いいえ、わたしも皆様と同じ、一人の人間ですよと言いたかっただけですよ楽しい



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    適応障害とは

    2008年7月10日

    癌と診断され、告知を受けるのはとてもつらい瞬間ですよね。

    私も、つらいお話をするときには患者様の心の痛みを深くかみしめながら行うようにしています。

    今日は、「コンセンサス癌治療」より
    「癌患者様にみられる代表的な精神症状」についてお伝えします。

    「癌患者様が心理的に動揺することは明らかである。

    通常は、癌という病名を告知されると、患者様の心は以下のような経過をたどる。

    第一段階:衝撃段階(2-3日間)
    第二段階:不安定段階(1-2週間)
    第三段階:適応段階(2週間前後)

    つまり最初の2,3日は、「まさか」とか「やっぱり」と思うことが多い。

    多くの患者様は、この時期を振り返って「頭の中が真っ白だった。」という。

    その後は、心の動揺が1-2週間は続くので、この段階を「不安定段階」という。

    しかし、その動揺も2週間も経過すると徐々に落ち着いてきて、やがては癌に対して正面から取り組み始めると言われている。

    そのため、この第三段階を「適応段階」と呼んでいる。

    時期的にはこの第三段階に到達しても良いような時期にまだ不安定な情緒状態が続いている場合を、最近の精神医学では「適応障害」と呼んでいる。

    またこれが長引いたとき、あるいは重症化したときは「うつ病」と診断される。

    癌患者様に関して言えば、うつ病あるいは適応障害と診断される頻度は30%前後である。」

    このように、癌と診断され告知されたかたの3人に1人は、とても気持ちが落ち込んでしまい、心療内科の通院が必要となる方もいらっしゃるのです。

    この頻度が、日本緩和医療学会でも非常に重視されておりました。

    こういった精神的なケアも含めてサポートが必要ですので、癌の診断を受けたらできるだけ早くに緩和ケアチームが登場したほうがよいと私も考えています。

    今日このお話をしたのは、癌の診断を受けて悲しい気持ちになって悩んでいらっしゃるのはあなただけではありませんから心配はいりません、ということを皆様にお伝えしたかったのです。

    「適応障害」や「うつ」と診断されると、それはそれでつらかったり、あるいは逆にほっとしたりすることもあると思いますが、日本緩和医療学会での精神科の先生の講演でも、これらの精神状態は必ず適切な治療と時間経過で改善するとおっしゃっていましたので大丈夫ですからね。

    落ち込んでしまうのは当然のこととして受け止めて、色々なお話を主治医として、さらに必要であれば心療内科の先生に相談することで、少しでもあなたの悩みが解決できればと思っています。

    また癌と診断されなくても、何か手術を受けたり、入院したりするだけでも悲しいお気持ちになってしまう方もいらっしゃいます。

    私は、できる限りそういったお気持ちの方に気付ける医者でありたいと思っております。

    でも、患者様の悲しみの深さに気付けないこともまれにあり、日々反省しております。


    昨日は、さだまさしさんの「償い」についてお話しました。

    さだまさしさんの歌のなかで結構批判されている歌として、「関白宣言」がありますね。

    この歌は、「男尊女卑」の歌といわれ発売当初はさださんはたたかれてしまったようです。

    最後まで歌を聴けば、寂しがり屋で、照れ屋で、思ったことをストレートに口に出せない不器用な男性の、愛する女性に対する深い思いをつづった詩であることに気づくはずなのですが・・。

    こんなことを書いても、皆様私をたたかないでくださいねモゴモゴ

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