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  • 更年期障害の基礎知識 その10 (今月は乳がん検診強化月間!)

    2009年10月5日

    今日は不眠についてのお話です。

    私の場合、ときどき不眠不休のこともありますが、今日はおふとんに入っても目が冴えて眠れない方のお話です。


    <更年期障害の治療>

    ―体調管理―

    ○不眠

    規則正しい生活リズムを取り戻すために、起床時間と就寝時間を一定になるよう指導する。

    1週間の生活リズムを記録し評価するなどして、客観的に生活リズムを評価し自覚を促す。

    夜間休めないため、昼寝をとる傾向があるが、昼寝は16時以前で30分以内にとどめる。

    夕方近い昼寝や長時間の昼寝はかえって不眠につながる。

    夕食は軽めにし、寝室の明るさ、音、温度、寝具などの環境を整えるよう指導する。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    昼夜逆転のお仕事をされている方は大変ですよね。

    看護師さんやホテルのスタッフ、ディズニーのスタッフも寝る間を惜しんで働いています。

    そのほか、たくさんの女性たちが世の中の平和を支えています。

    御苦労さまです。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1952
    Eisenhower
    Vaccine
    England’s got a new Queen
    Marciano
    Liberace
    Santayana goodbye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用


    1952年にいったい何があったのでしょう。

    “Vaccine“

    ワクチン!

    今話題ですね。

    1952年には小児麻痺(ポリオ)のワクチンが開発されました。

    ポリオの正式名称は急性灰白髄炎です。

    これは、ポリオウィルスによる感染症です。

    初期症状は感冒様症状。

    その後急に、手や足が麻痺して動かなくなります。

    怖い病気ですね。

    日本では1980年にポリオは根絶されています。

    しかし海外では今でもなお、ポリオの自然感染があります。


    今日はまた封筒が届きました。

    日本消化管学会というところからでした。

    「何だろなー。やだな、やだなー。」(稲川淳二さん風に (*^_^*))

    と思って開けてみると・・。

    “胃腸科認定医 書類審査結果“

    と書いてありました。

    「何だろなー。やだな、やだなー。」(これも稲川淳二さん風に (*^_^*)  )

    と、そーっと覗いてみると・・・・・

    「どん!!」

    胃腸科認定医合格!

    って書いてありました。


    でも、それにしても患者様が喜んでくれるかなって思ってがんばってはいますが、色々な資格がありすぎですね。

    もちろん合格するたびに嬉しいですけれどね。

    また、明日からもがんばりますね。

    →そういえば、もう夏は終りですよ!!でも何か稲川淳二さんのお話って人を引き込みますよね!楽しいですね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その9 (今月は乳がん検診強化月間!)

    2009年10月4日

    更年期障害についてのお話が続いていて、

    「関係ないわ」

    という方もいらっしゃると思いますが、

    知識として持っていても良いかなって思います。

    まわりの方が困っていたら助けてあげられるかもしれませんからね。


    <更年期障害の治療>

    ―体調管理―

    ○ホットフラッシュ、発汗

    原因には個人差がある。

    ある女性では、

    緊張したとき、

    気温の変化、

    暖かい部屋に入ったときなどが引き金(トリガー)となって出現することがある。

    まずトリガーを探り、それを避けることが必要である。

    着物の工夫やストレスを取り除く工夫が重要である。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    御自分の生活環境を見直して、

    何か引き金になるようなことが思いついたら改善を心がけてみましょう。

    何も思いつかない場合には、

    何が引き金になるのかを意識しながら、

    日々行動をチェックしていってみましょう。

    きっと何か思い当たるものが見つかると思います。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1952
    Eisenhower
    Vaccine
    England’s got a new Queen
    Marciano
    Liberace
    Santayana goodbye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用


    1952年の出来事に入ります。

    “Eisenhower“

    ドワイト・デービッド・アイゼンハワー。

    アイゼンハワー大統領です。

    1890年生まれ

    アメリカ合衆国第34代大統領。

    これまでに、

    第33代 ハリーSトルーマン 大統領
    第37代 リチャードニクソン 大統領

    が歌詞に登場していますね。

    アイゼンハワー大統領は、

    第二次世界大戦中のヨーロッパ連合軍の最高司令官であり有名なノルマンディー上陸作戦を成功に導きました。

    第二次世界大戦で大勝を収めた連合軍のヒーローはアイゼンハワーであるとされています。

    現在のアメリカ海軍の巨大航空母艦にも、

    「ドワイト・デービッド・アイゼンハワー」

    と付けられていることから、アメリカ国民にとってのヒーローであることがうかがえますね。

    人々はヒーローに強さを求めます。

    昨日は、ライオンについて少しお話しました。

    私の好きな曲のひとつに、

    さだまさしさんの「風に立つライオン」

    があります。

    僻地医療に携わる医師が遠く離れた恋人に宛てて書いた手紙が、

    テーマになっています。



    「風に立つライオン」 作詞、作曲:さだ まさし

    突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
    何より君が僕を怨んでいなかったということが

    これから此処で過ごす僕の毎日の大切な
    よりどころになります

    ありがとう
    ありがとう

    ナイロビで迎える三度目の四月が来て
    今更千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて
    故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
    自分でもおかしい位です
    おかしい位です

    三年の間あちらこちらを廻り
    その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました

    ビクトリア湖の朝焼け100万羽のフラミンゴが
    一斉に翔び発つ時暗くなる空や
    キリマンジャロの白い雪
    草原の象のシルエット
    何より僕の患者たちの瞳の美しさ

    この偉大な自然の中で病(やまい)と向かい合えば
    神様について
    ヒトについて
    考えるものですね
    やはり僕たちの国は残念だけれど
    何か大切な処で道を間違えたようですね

    去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
    こんな処にもサンタクロースはやって来ます
    去年は僕でした
    闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
    南十字星
    満天の星
    そして天の川

    診療所に集まる人々は病気だけれど
    少なくとも心は僕より健康なのですよ
    僕はやはり来てよかったと思っています
    辛くないと言えば嘘になるけど
    しあわせです

    あなたや日本を捨てた訳ではなく
    僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです

    空を切り裂いて落下する滝のように
    僕はよどみない生命(いのち)を生きたい

    キリマンジャロの白い雪
    それを支える紺碧(こんぺき)の空

    僕は風に向かって立つライオンでありたい

    くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい

    最后になりましたが
    あなたの幸福を
    心から
    遠くから
    いつも祈っています

    おめでとう

    さようなら



    収録アルバムは、

    さだまさし ベストデビュー30周年記念リマスター盤



    私は以前、半径30km以内に大きな総合病院のない病院で、すべての救急患者様を受け入れていました。

    そして手術が必要であれば、24時間365日対応してきました。

    私は僻地医療を担当する医師は、全ての患者様に対応できなければつとまらないと考えています。

    ですから今でも自分にできることは、すべて自分でやるべきであると思っています。


    都会の医師は、患者様に対して独特な発言をすることがあります。

    「自分は専門外ですから分かりません。」


    しかし、僻地医療ではこれは許されないことが多いのです。


    医師は全ての領域においてエキスパートでなければならない。

    私のそういう思いは、自分の今までの経験から培われたものなのです。


    でも、僻地医療に携わる医師は多くのものを犠牲にしています。

    恋人、家族、自由・・。


    さだまさしさんの歌にはそういった大切なものと引き換えに、

    患者様たちに尽くす医師の姿が描かれています。


    いつもさだまさしさんの歌には愛があふれています。

    私も、いつも愛に満ちあふれた医師でありたいと思っています。


    →愛って簡単ではないよね!だって見返りを求めたら、それは愛ではないものね!でも見返りを求めない愛は本当に難しいけど素敵なことだよね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その8

    2009年10月3日

    今日は更年期障害の診断についてです。


    <更年期障害の診断 その1>

    更年期障害の診断には、

    1 不規則ないしは消失した月経
    2 エストロゲンの低下と特に関連の深い血管運動神経症状を認める
    3 他の器質的疾患が除外できる
    4 血液検査で卵巣機能の低下を認める

    などが重要である。

    更年期女性の診察に際しては、大なり小なり更年期障害を有しているとの前提にたち、問診により諸症状の内容やその背景の把握に努め、総合的に診断を進めていく。

    特に器質的変化(疾患)の除外が重要であり、器質的変化が軽度の場合やその変化が間接的に関与している場合には注意が必要である。

    また更年期にはしばしば「うつ傾向」がみられ、更年期障害の代表的症状の一つとなっているが、これが高度になると疾患としての「うつ病」となる。

    両者の厳密な鑑別は一定の診断基準によってなされ、うつ病の可能性があるとされた場合は専門医に委ねるべきである。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    体がだるくなったり、ほてったりすれば、少し元気がなくなったり、気が重くなったりはすると思います。

    でも、あまりにも体がだるすぎて、何もする気力がわいてこない。

    テレビをみる元気もない。

    そんな方は、うつの可能性があります。

    でも、「うつになってしまった」と落ち込む必要は全くありません。

    うつは解決できるものです。

    こわがる必要は全くありません。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用


    1951年のラストを飾るのは、

    “The Catcher in the Rye”

    「ライ麦畑でつかまえて」

    1951年 J.D.サリンジャーが発表した小説です。

    主題としては、

    「ライ麦畑で夢中で遊んでいる子供たちが、突然思いもよらず崖から落ちそうになったときに、捕まえてあげるようなそんな人間になりたい」

    ryeとlieをかけているという議論もあり、

    そうすると、

    「嘘の多い大人の世界の中で子供たちを救っていきたい。」

    という解釈になるのでしょうか。

    ジョンレノンを射殺したマーク・チャップマン

    レーガン元大統領を狙撃したジョン・ヒンクリー

    の愛読書であったということで、一部では危険な書物として扱われているようです。

    子供が大人になっていく移行期に感じる、

    反社会的な気持ちや不安定な精神状態が題材になっています。

    実はまだ私は読んだことがございません。

    今度意識して探して読んでみます。

    凶暴なyasuuになってしまったらごめんなさい。


    凶暴といえば、ライオン。

    ライオンのオスについて調べてみると、その主な役割としてはメスを外敵から守ることだそうです。

    狩りはほとんどしないようです。

    オスが狩りをしてきて、メスに食料を提供するのだと思っていましたが、全く逆でメスが集団で狩りをしてきて、オスが独占してしまうそうです。

    でも、オスはメスを全力で守るために生まれて来たなんて、素敵です。

    私もライオンのオスの強さを持ちながら、これからも生きて行こう!

    今そう思っています。

    →ところで10月は乳がん検診強化月間ですね!!あちこちでピンクリボン関連の運動が行われています。みんな周りの方にどんどんお声掛けをしていこうね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その7

    2009年10月2日

    お若い方でも、乳がんのホルモン治療の影響で更年期症状が出現することがあります。

    飲み始めてすぐに違和感をお感じになる方も時々いらっしゃいますが、

    ほとんどの方は

    「何でもありませんよ。」

    っておっしゃいますので、怖がらなくて大丈夫ですよ。


    <更年期の症状 その3>

    欧米では、ほてりが更年期症状の代名詞とされるくらい頻度が高いとされているが、オーストラリア婦人と本邦婦人のほてりの発現頻度には差がなかったという報告もあり、一定の見解は得られていない。

    また、発汗、ほてりなどは夏期に多く自覚され、

    また、うつ症状は冬に増えると言われている(冬期うつ病)。

    このように、発現する症状は季節や個人の背景などにより影響される。

    また、乳がん治療に用いられるタモキシフェンやアロマターゼ阻害剤の服用は、エストロゲンの動態に影響を及ぼし、ホットフラッシュなどの原因となる。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    ということは、今は秋ですから心配いらないかな。

    春や秋なら、ホルモン治療の副作用は少なくなる可能性がありますね。

    今から治療を始める方は、チャンスかもしれないですね。

    そういう風に、何でも御自分に都合良く情報収集してくださいね。

    悪い情報を集めようとすれば、いくらでも集まりますし、

    良い情報を集めようとしても、たくさん集まりますからね。

    要するに受け取り方が大切ですよ。

    ひとりひとりの薬剤に対するお体の感受性はみんな違うのですからね。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    “The King and I”

    昨日のマーロンブランドに続いては、

    ミュージカル“王様と私”

    1951年に初演されたミュージカルです。

    原作の題名は、

    「アンナとシャム王」(Anna and the King of Siam)

    です。

    イギリス人女性とタイ王国の交流を描いた作品です。

    後年、映画も上映されています。

    国外の人々が理解するべきはタイ王国における王様の存在の大切さです。

    残念ながら現時点でタイ王国では、“王様と私”の上演・上映が禁止されています。

    タイ王国にとっては受け入れがたい部分があるのでしょうね。

    私たちも海外の映画などで、日本が間違った描写をされていると、違和感を感じますものね。


    さあ、また今から来週の準備をしますよ。

    来週の緩和ケアの発表と司会が終わったら今度は、

    今月末に開催される院内の乳がん勉強会の準備に入ります。

    今回は、非浸潤がんの診断、手術、そして術後の追加治療についての勉強と、外部の先生をお招きしての乳腺MRIに関する最新情報の御講演です。

    乳腺MRIに関する皆様の疑問もひしひしと伝わってきています。

    また有意義な情報をお伝えできると思います。

    それではまたね。


    →なんだか最近涼しいですね!!温度調整が難しいね!みんな、くれぐれもインフルエンザにはご注意しましょ!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その6

    2009年10月1日

    更年期でお悩みの皆様への情報です。


    <更年期の症状 その2>

    また頻度の高い訴えの一つ不眠がある。

    寝つきが悪い入眠障害、眠りが浅い熟眠障害、早朝に目覚める中途・早朝覚醒に分けられる。

    のぼせなどの更年期症状が引き起こす睡眠障害が問題となり、睡眠薬の投与のみならず症状の同時治療も必要となることがある。

    本邦における更年期症状発現頻度では、肩こり、易疲労感、頭痛、のぼせ、腰痛、発汗の順であり、肩こりに関してはこの時期のほぼ半数の女性で自覚され、日本の更年期女性の特徴的な症状と考えられる。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    睡眠不足は人から元気を奪います。

    十分な睡眠をとれば、色々な身体の不具合がとれてくる場合が多いと思います。

    「睡眠薬はくせになるから、怖いのでいらないです。」

    と、おっしゃる患者さまがいらっしゃいます。

    でも、決してくせになることはありません。

    確かに、そのお薬を飲むとぐっすり眠れる、という安心感につながることは良くあります。

    ぐっすり眠れると、明日への活力が生まれてきます。

    十分な眠りが必要な方は、お気軽にお近くの先生に御相談くださいませ。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    “Brando”

    今日は、マーロンブランドです。

    1924年 アメリカ合衆国ネブラスカ州生まれ。

    1951年 映画「欲望という名の電車」でトップスターになりました。

    1972年に出演した映画「ゴッドファーザー」でのドン・コルレオーネとしての演技は圧巻です。

    高齢の役でしたが、驚くことにこの時点でまだ48歳でした。

    ほっぺたに綿をつめて、声をしゃがれさせた演技を、私は大学生のころに同級生たちとみて衝撃を受けました。

    もちろんアルパチーノやロバートデニーロのような、切れ者のような役もたまりませんが、しぶさではマーロンブランドが飛びぬけていますね。


    映画は人々に夢を与えます。

    そして、自分の経験することのない世界を私たちに勉強させてくれたり、いかに女性としての魅力や男性としての魅力を磨けばよいのかを教えてくれます。

    自分の生き方、

    人々を幸せにする方法、

    これから世の中をどういう方向に動かしていけばよいのか、

    などのヒントが映画には隠されていると思います。

    元気のないときには、映画をいっぱいみて、夜はぐっすりとお休みしましょうね。

    →でも映画って最近どんどん上映時間が長くなってるよね?映画館のソファーももっともっと良くしていってほしいよね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その5

    2009年9月30日

    それでは実際にどのような症状が更年期には認められるのでしょうか。


    <更年期の症状 その1>
    更年期障害は、大きく分類するとのぼせ、ほてりに代表される自律神経失調症状、イライラ、うつ傾向などの精神的症状、その他の3種類に分けられる。

    ほてり(ホットフラッシュ)は、自然閉経ないしは卵巣摘出を受けた女性の6割程度で経験されるといわれ、そのうち日常生活に支障を来すほど重症であるのは1割程度と考えられている。

    症状としては、2-4分間持続する熱感および発汗を自覚し、血圧変動はないまま脈拍が増加する。

    頭重感を伴うこともあるが、顔面から始まり、頭部・胸部・全身に広がる。

    末梢血管が拡張し、皮膚温の上昇、さらに体幹温度が低下する。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    ホットフラッシュは、ホルモン治療を行っている方の中で、経験することが比較的多い病態です。

    通常は一瞬で落ち着くので、患者様を苦しめることはあまり多くはありません。

    私も、すぐに落ち着くのであればこのまま様子を見ましょうとお伝えすることが多いです。

    でもやはり中には、ホットフラッシュがつらくてたまらないと言う方もいらっしゃいます。

    そんな方には、以前お伝えしたような漢方薬で対応します。

    同じ漢方薬でも、もともとの性格や体質によって、効く場合と効かない場合があります。

    ですから、あの方には効くけど、私には効かないということが起こりうるのです。

    漢方薬についても深い知識が必要なのです。


    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    “Panmunjom”

    パンムンジョム

    日本語で、板門店です。

    朝鮮半島中部の非武装地帯にある村です。

    現在、北朝鮮と韓国の国境となっています。

    1951年から休戦会談が断続的に板門店で行われ、

    休戦協定が結ばれたのは1953年です。

    50年経過した現在も大きな溝を感じますね。


    来週は神奈川県内の4つの病院における緩和ケアチームの活動をお互いに報告していくという興味深い勉強会を予定しています。

    私が司会をさせていただくのですが、今から

    「何を言おうか、どうしたらみんなが興味を持ってくださるか。」

    毎日眠れない日々が続いています (^_^;)

    でも、気づくと深い眠りに入っているようで、朝は爽快に目が覚めます (^_^)v

    人は眠らないと頭が働かないし、元気も出ませんからね。

    皆様も是非悩み事があるときも、まずはぐっすり眠って明日考えるようにしましょう。

    明るいときならば気持ちも前向きになりますからね。

    いつも前向きなyasuuからのお知らせでした。


    →本当に前向きだね!!あなたには悩みがないの?って、クリッククリックお願いできますか。(うん、無いです。あっても深く考えないようにしていますからね。 by yasuu)いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その4

    2009年9月29日

    更年期症状発現の原因の続きをお話しましょう。


    <更年期症状発現の原因 その2>

    更年期症状、更年期障害の主たる原因は卵巣機能の低下であり、これに加齢に伴う身体変化、精神・心理的な要因、社会文化的な環境因子などが複合的に影響することにより症状が発現すると考えられている。

    一方、更年期でなくても種々の原因で卵巣の機能が低下しエストロゲン分泌の低下が起こると更年期症状が出現する。

    その他手術による卵巣の摘出、薬物による卵巣機能抑制なども原因としてあげられる。

    どの程度を卵巣機能の低下とするかについては明確な基準はないが、血中FSH値とエストラジオール(E2)値が参考になるとされている。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    救急外来で、

    「子供が頭を打ったので精密検査をしてください。」

    とご両親が心配されてお子様をお連れになることが多くあります。

    特に休みの日だと、

    「公園で頭をぶつけた。」

    「自宅でベッドから落ちた。」

    「滑り台から落ちた。」

    といったことがたくさんあります。


    基本的には、

    元気に泣いていればまずその時点では心配ないことがほとんどです。


    本当に危険なのは、

    嘔吐がひどい場合、

    意識がもうろうとしている場合、

    けいれんしている場合、

    など、普段とは全く違う症状がでた場合です。


    この場合には緊急頭部CT検査が必要になります。

    外傷性脳出血の疑いがあるからです。


    そうでなければ、通常は

    「CT検査は行わず、経過をみましょうね。」

    ということがほとんどです。


    ただし2-3週間、なかには1-2ヶ月が経過するなかでじわじわと出血がたまって、前述のような症状が出る場合がまれにございます。

    これを、

    慢性硬膜下血腫

    といい緊急CTそして緊急入院・緊急手術が必要となることがあります。


    何でこんなお話をするのかというと、

    頭の怪我をして、すぐにCT検査をおこなっても意味がないことがほとんど!

    だからです。


    しかも、「CTをとればもう大丈夫!」ではないのです。

    特に女の子では、CTによる卵巣への被爆が心配されます。

    ですから、特に女の子の怪我の場合に私は、

    「できればCTは撮影しないで、慎重におうちで経過をみてあげてくださいね。」

    とご説明しています。

    でもご両親が、どうしても心配で心配でという場合にはもちろんCTをおこないます。

    以上、救急医yasuuからのお話でした。



    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    “Sugar Ray”

    シュガーレイロビンソン

    1921年生まれ。

    1940年にプロデビューをしたボクサーです。

    世界ウェルター級、ミドル級チャンピオンであり、

    その成績は、

    182勝18敗2引き分け!

    そして勝ち方も、

    118 KOでした。



    何という強さでしょうか。

    イチロー選手もそうですが、勝負に強い人は、自分との闘いにも毎日勝利しているのです。



    毎日やらなければいけないこと、

    絶対にやってはいけないこと、

    これを自分で決めて毎日守っていくことが、本当の強さだと思います。


    私も真の強さを身につけて、皆様を守っていけるようにこれからもがんばっていきます。

    →本当の強さって難しいよね!!体を鍛えることも大事だけど、やっぱり心を鍛えることが一番大切だよね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その3

    2009年9月28日

    今日は更年期症状発現の原因についてです。


    <更年期症状発現の原因 その1>

    40歳代に入ると卵巣機能は低下し始め、50歳前後で閉経を迎えその機能を終える。

    卵巣機能が低下し始めると、卵巣からの卵胞ホルモン(エストロゲン)分泌が減少し、排卵中枢である視床下部にnegative feedbackを与える。

    その結果、視床下部、下垂体系は活発化し、黄体化ホルモン(luteinizing hormone :LH)および卵胞刺激ホルモン(follicle stimulating hormone :FSH)の分泌が亢進し、卵巣を刺激する。

    しかし、卵巣がほとんど反応せずエストロゲンが低値のまま推移するため、自律神経系の不安定をもたらし、不定愁訴が出現するとされている。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    体の中のホルモンバランスが崩れると、元気がなくなってしまうのですね。

    不定愁訴、すなわち体がだるくなったり、お腹がいたくなったり、めまいがしたり、とにかく色々な症状がでてしまいます。

    でもこのように女性の体の中のシステムが分かってくると男性たちもますます女性を大切にしないといけないことが分かってきますね。


    さて、アメリカの現代史の続きです。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    “H-Bomb”

    Hydrogen bomb.

    つまり水素爆弾のことです。

    1951年 春にアメリカは水素爆弾の実験を開始しました。

    水素爆弾は原子爆弾の威力をはるかに上回るものです。

    実験中に日本の第五福竜丸が被爆したことで有名なのが、

    1954年にビキニ環礁でおこなわれたキャッスルブラボー実験があげられます。

    その後、

    1963年 部分的核実験禁止条約(PTBT:Partial Test Ban Treaty)調印。

    正式名を

    「大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約」

    といいます。

    何か欠けていますね。

    そうです。

    地下での実験は禁止していないのです。

    そこで、

    1996年には包括的核実験禁止条約(CTBT)が国連で採択されました。

    しかし、未だに一部の国では核実験が行われております・・。


    次々と病気を乗り越えるための治療が開発されていく一方で、このように人の命を奪う兵器の開発も行われてきたのですね。

    人間のおこなっていることは矛盾だらけです。

    でも、人は悩みながら反省しながら成長していくものなのでしょう。


    一瞬で多くの人々の命を奪う兵器を開発できるのなら、

    一瞬で多くの人々の命を救う薬剤の開発なんてたやすいはず。


    各国が力を合わせれば、がん治療のための最強兵器の開発がきっとできると期待しています。


    →世界中の国で力を合わせているといえばザンクトガレンカンファランスです!!2年に1回世界中の乳腺外科医たちがスイスに集まって最先端の乳がん治療の方針を決定します。2009年ザンクトガレンの復習も時々しなきゃね!!英語読むの大変だけどね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識 その2

    2009年9月27日

    知っているようで知らない更年期障害。

    知識を深めましょうね。


    <定義>

    更年期は、生殖期から老年期への移行期である。

    この時期では加齢に伴い性腺機能が衰退し、特に卵巣では排卵などの機能が消失し始め、やがて月経が不順から完全に閉止し閉経となる。

    その後は生殖内分泌機能が低下する。

    更年期とは閉経の前後5年間で、わが国の平均閉経年齢は50.5歳とされている。

    この期間に現れる多種多様な症状の中で、器質的変化に起因しない症状を更年期症状と呼び、これらの症状の中で日常生活に支障をきたす病態を更年期障害と定義している。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    更年期症状と更年期障害。

    なるほどという感じですね。

    でも老年期なんて、聞きたくない言葉ですよね。

    ただ定義上はそういうことになってしまいます。

    皆様はこういった言葉に左右されず、いつまでも気持ちを若く保ってくださいね。

    定義に負けてはいけませんよ。



    さて、アメリカの現代史の勉強をまたまた少しいたしましょう。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1951 年

    Rosenbergs
    H-Bomb
    Sugar Ray
    Panmunjom
    Brando
    The King and I
    The Catcher in the Rye

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    今日は、Rosenbergs です。

    それは、ローゼンバーグ事件と呼ばれています。

    アメリカのローゼンバーグ夫妻が、原子爆弾の情報をソ連にスパイしていたとの疑いで逮捕されました。

    御夫婦は否定していたものの、最終的には1953年にお二人とも処刑されています。

    当初は以前お話ししたマッカーシズムの一つと考えられており、「でっちあげである」としてマスコミなども御夫婦を擁護していましたが、今では少なくとも夫にはスパイとしての活動歴があったことは認められております。

    御夫婦は生活のために命がけの仕事をしたのでしょうか。

    国のために命がけの仕事をしたのでしょうか。

    この時代には、核の問題が多く登場しますね。

    今の政治に話がつながっていきますね。


    夫婦のきずな。

    家族のきずな。

    人間同士のきずな。

    すべて大切ですよね。


    誰かと強いきずなで結ばれていると人は頑張れますね。

    きずなが弱いと感じると人の心も弱くなってしまいます。

    きずなが弱いと感じたら、大きな声でS.O.S.を出しましょう。


    それは、

    恋人でも、

    旦那様でも、

    奥様でも、

    家族でも、

    お友達でも、

    もちろん、先生や医療スタッフでも・・。


    「つらいから支えてほしい。」

    声に出さないと伝わらない気持ちがあります。


    どんどん声に出して、相手に気持ちを伝えてください。


    そして今度相手がつらい時。

    あなたが支えてあげてください。


    お互いに相手をいたわりあいながら暮らしていくこと。

    とっても大事だと思います。

    →でもついつい自分のことばっかりになってしまうよね!!まずは相手のことを第一に考えながら過ごして行くようにしてみるね!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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    更年期障害の基礎知識

    2009年9月26日

    少し順番が前後しますが更年期障害の基礎知識を勉強しましょう。


    ―はじめに

    更年期は、全ての女性に訪れるものである。

    そして、その症状は多彩で重症度もまちまちである。

    それ故、症状が強く日常生活に多少なりとも支障をきたすことがあっても、

    「自然現象だから」

    「加齢に伴う当たり前のことだから」

    として治療の機会を逃す女性もある。

    更年期障害は、我慢することが美徳とされていた時代は過ぎ去った。


    一方、卵巣摘出手術を受けたり、卵巣機能を抑制する薬剤を服用している場合にも、同様の症状が発現することが知られている。

    いずれの場合も主な原因はエストロゲンの低下ないし欠乏である。

    欠乏状態にあるホルモンを補充すれば全て解決すると思われるが、エストロゲンの補充だけでは解消しないこともある。

    更年期障害の発症には他の原因も絡み合っていて、治療は単純なものではない。

    “「更年期症状(障害)の基礎知識 」 
    東京慈恵医科大学 産婦人科学講座 落合 和徳 先生
    Mamma 62 2009年8月号 (Breast Cancer Update from AstraZeneca)
    企画・発行:リノ・メディカル株式会社“     より引用


    更年期障害は女性を悩ませます。

    そして、乳がんの治療であるホルモン治療を行っている患者さまにも同じ症状が出現し、やはり悩ませてしまうことがあります。

    私たちも、できるだけ症状が強くないようにホルモン治療を調整しますが、それでも「つらい、つらい。」とおっしゃる患者さまもいらっしゃいます。

    どのような症状が最もつらいのかのお話をうかがいながら、私たちも解決策を御一緒に考えさせていただきますが、直ちに解決できないことも多々ございます。

    また御一緒に解決策を勉強してまいりましょうね。


    さて、アメリカの現代史の勉強を少しいたしましょう。

    ビリージョエルの大ヒット曲

    “We didn’t start the fire.”

    を教材にしています。

    これは、年代ごとの重要項目をラップのように羅列している曲です。

    収録アルバムは

    ピアノ・マン:ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビリー・ジョエル

    ビリージョエルの曲の冒頭部分から引用しました。



    1950 年

    Joe McCarthy
    Richard Nixon
    Stude Baker
    Television
    North Korea,South Korea
    Marilyn Monroe

    Billy Joel “We didn’t start the fire”より抜粋引用



    今日は、Marilyn Monroe。

    有名なマリリンモンローですね。

    1926年生まれです。

    1954年には先日ご紹介している野球選手のジョー・ディマジオと結婚しています。

    その後、1962年に亡くなっています。

    36歳でした。

    睡眠薬の大量摂取が原因といわれています。

    なぜ彼女が睡眠薬を大量に摂取したのか。

    まだ、色々な説があり真実は闇の中です。



    昨日は緩和医療のお話をいたしました。

    私たち緩和ケアチームの大切な活動の一つに、

    「緩和ケアの誤解を解く」

    ということがあります。


    たとえば皆様の前に緩和ケアチームが現れたらどう思われますか。


    主治医の先生から、

    「緩和ケアを受けましょう。」

    と言われたらどう思いますか。


    多くの方は、

    「もう自分の命は短いんだ。

    もう主治医の先生に見捨てられたんだ。」

    そう思われるかもしれません。

    これは大きな間違いです。


    確かに以前の緩和ケアはそうでした。

    今は違います。

    たとえ、早期がんであっても、

    もちろん、全く転移を認めていない進行がんでも、

    患者さまが精神的につらかったり、身体の不調をお感じになったとき、

    患者さまが心や体に苦痛を感じた時には、

    緩和ケアが必要なのです。


    ですから、緩和ケアチームは全ての患者さま(とくにがんの患者さま)の前に気軽に登場します。

    こわがらなくて大丈夫です。

    あなたを守るために登場するのですから。


    早く日本中、そして世界中の緩和ケアに対する誤解を解いていきたい。

    そう思います!!


    →なかなか誤解って解けないよね!!だってそもそもその誤解ってドクターが悪いんだものね!!「もう治療がないから緩和ケアだね」、なんてずーっと今まで言ってきたんだから!そして、今でもそう言ってるドクターは確かに存在する!!いかんいかん!!って、クリッククリックお願いできますか。いつも応援クリックをどうもありがとうございます。心より感謝申し上げます。


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