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  • トポイソメラーゼⅡとは

    2009年1月13日

    アンスラサイクリン活性を予測する分子マーカーの紹介です。

    今日はトポイソメラーゼⅡいわゆるtopo Ⅱについてです。

    ちょっと難しい内容になってきました。

    「トポイソメラーゼⅡ(topo Ⅱ)α(アルファ)蛋白は、アンスラサイクリン系薬剤などtopo Ⅱ阻害剤の標的分子で、DNA複製における重要な酵素である。

    トポイソメラーゼⅡα遺伝子の異常、topo Ⅱα蛋白の過剰発現、およびDNA修復障害は、アンスラサイクリン奏効の分子予測因子として最も有望である。

    複数の前臨床研究およびレトロスペクティブ臨床研究において、これらのマーカーが検討されている。

    American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」


    みなさん、難しい世界に突入しておりますが、得るものがたくさんありますので一緒にがんばっていきましょうね。


    今日の病院のお昼ごはんのおかずはホッケでした。

    「お魚はとっても身体に良いんですよ。」

    分かっていますが、やっぱりお食事がお肉じゃないと元気がでませんね。

    でも、今日はそのかわりスープが豚汁でしたので、豚汁をたくさんおかわりしました。


    昔、大学生の時に「俺の作った豚汁は日本一うまい。」と豪語していた友人がいました。

    結局その友人の豚汁を食べる機会はありませんでした。

    しかし、今日感じたことは、愛情込めて作ってくれたものは、ホッケも豚汁もおいしい、ということです。


    今は21時30分です。

    先ほどまで外来がありました。

    ホッケだけではこの時間までがんばれませんでした。

    豚汁さん、ありがとう。

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    アンスラサイクリンの有効性

    2009年1月12日

    今日はアンスラサイクリン系薬剤についてさらに掘り下げていきます。

    アンスラサイクリン系薬剤は抗がん剤であり、乳がん治療に現時点で欠かすことのできないものです。

    しかし、有害事象(副作用)があるために患者様たちに苦痛をもたらす場合があります。

    この薬について一緒に考えていきましょう。

    「アンスラサイクリン系薬剤は、アンスラサイクリンをベースとした化学療法の終了から数年を経過した後に発症する左室機能不全にも関与している可能性がある。

    しかし、この長期心合併症の分子機序は明らかではなく、臨床エビデンスはほとんど検討されていない。

    アンスラサイクリン奏効の分子予測因子を同定できれば、投与対象をさらに絞り込むことができるであろう。

    この10年、アンスラサイクリン活性を予測する分子マーカーの同定に多大な努力が払われてきた。

    American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」


    かなりアカデミックな内容になってきました。

    この分子マーカーに関するお話にしばらく耳を傾けてみましょう。


    今日は休日ですね。

    できるだけ休日にも病院に足を運ぶようにしていますが、そんな時に私をみて患者様が、「今日は休みじゃないのー?休みでも来てくれたの?」と喜んでいただけるのが、私も嬉しくて可能な限り休日も登場するようにしています。

    でも、わたしたちの外科チームは日本一、いや世界一の団結力がありますので、休日でも担当の外科チームメンバーがきちんと全ての患者様の病状を把握し、適切な対応をしてくれますので、原則的にはわたしの登場は必須ではありません。

    それでも「自分が入院したとしたらどうかな」、って考えると、「主治医に来てもらえると嬉しいかも・・」って思います。


    「自分がして欲しいことを人にしてさしあげる。」

    小さい頃から信条としていることばです。

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    アンスロサイクリン系について

    2009年1月7日

    今日からはまた机に向かってお勉強!といった内容で、抗がん剤についての復習と新しい知識について盛りだくさんでいきたいと思います。

    もうすでにご存じの方も、スパイラル式記憶法で繰り返し繰り返し学ぶことも大切だと思いますので、お付き合いくださいね。

    「アンスロサイクリン系薬剤は、乳がんのアジュバント(術後補助; yasuu注釈)療法で一般的に使用される。

    アンスロサイクリン系薬剤は急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia,AML)(従来用量の投与例における発症率は約0.5%)やうっ血性心不全(投与例の1-2%、投与開始から1年以内の報告が多い)の晩期発症を引き起こす場合がある。

    これらの副作用は臨床的に重要であるが、臨床的有用性が長期毒性のリスクを大きく上回るため、乳がんのアジュバント療法におけるアンスロサイクリン系薬剤の使用が副作用を理由に控えられることはない。

    American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」


    もちろん、できればこのアンスロサイクリン系も使用しなくて済むようになればもっと嬉しいのですが、今のところはその有用性を私たちは知っているので、患者様に以上の情報をお伝えした上で、使用させていただいています。


    今週末に「がん治療認定医試験」が開催されます。

    昨年、わたしも幕張メッセに2日間缶詰になって講義を受け、試験を受けました。

    何とか合格させていただきましたが、とってもつらい思い出のひとつです。

    「今年は、受けなくていいんだな」、と思いますが何となく胸がきゅんってなりますね。

    こうやって、乗り越えても乗り越えても一生試練が続くのですね。

    でもきっと皆様は、そうやって定期的に評価を受けている医師の方が安心できるのではないかなと思います。

    だから頑張れます。

    泣きながら笑いながらこれからも頑張っていきます。

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    アメリカで注目されていること

    2008年12月18日

    昨日はアンスラサイクリン系のお話でした。

    今日はタキサン系のお話をします。

    「米国で注目されているのはUSO9735試験の結果で、計1,016例の患者(ER陽性、リンパ節転移陰性)をAC群とTC(DOC+CPA)群に分けて約7年間追跡調査したところ、OSはTC群(87%)がAC群(82%)よりも有意に高かった。

    実際米国では化学療法が必要とみなされるが、リンパ節転移陰性などのリスクの低い患者に対しては、アンスラサイクリン系薬剤ではなくタキサン系薬剤を含むレジメンが用いられる傾向にある。

    Briaらがおこなったタキサン系薬剤の追加レジメンに関するプール解析では、PTXを含む5試験とDOCを含む4試験の計9試験(計1万5000症例)を対象とした。

    PTXおよびDTX追加により相乗効果がみられ、タキサンの追加により、DFSは14%、OSは13%有意に改善したことが報告されている。

    またタキサンとER状態の間には相互作用がないことが示唆された。

    第16回 日本乳癌学会 “乳がん化学療法の最新情報” Sandra M Swainより引用

    <用語集>
    PTX:パクリタキセル
    DTX , DOC:ドセタキセル
    CPA:シクロフォスファミド
    OS:全生存(overall survival)
    DFS:無病生存(disease free survival)
    ER:エストロゲンレセプター」


    ちょっと専門用語多すぎですね。

    でも何が有効な可能性があるかは、何となくお分かりになりますよね。

    もちろんこのデータがすべての方に当てはまるわけではないので、患者様それぞれとご相談しながら担当医は決定していかなければなりません。



    今日はわたしの好きなものシリーズです。

    わたしはサプライズが大好きです。

    人を驚かすこと、人に驚かされること。

    どっちもわくわくします。

    ただし、楽しい驚きに限ります。

    たとえば、お化け屋敷のお化けがすべて機械ならよいのですが、最近はまた人がお客さんをびっくりさせたりするので、これはわたしは全然だめです。

    こんな時は入場した瞬間から全速力で「ウォー!」と叫びながら、出口へ駆け抜けていきます。

    弱虫でごめんなさいね。

    でも本当は強いんですよ。

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    アンスラサイクリンの問題点

    2008年12月17日

    今日は、抗がん剤であるアンスラサイクリン系薬剤の問題点について考えてみたいと思います。

    そんなことを言うと、アンスラサイクリン系薬剤がまるで悪者みたいに聞こえるかもしれませんが、そういう意味での発言ではありません。

    アンスラサイクリン系は現在、乳がんの患者様の強い味方です。

    味方のすべてを知っておくことが、敵を知ることになります。

    そして、敵を知るためには味方を知らなければなりません(んっ?同じこと言ってるかな?)。

    そんなわけで本題に入ります。


    「化学療法(抗がん剤治療)の進歩と共に生存率が上昇し、いまや乳がん患者は長期生存が可能な時代となっている。

    それに伴い、いかに長期毒性の少ないレジメンを用いるかを考慮しなければならない。

    たとえば、アンスラサイクリン系薬剤使用では心不全などの重篤な有害事象が多く、米国のMedicareデータベースを用いた解析では、66~70歳の女性で以前に乳がん治療にアンスラサイクリン系薬剤を使用していた者は、非使用者に比べ10年後の慢性心不全診断率が9.4%高かったことを明らかにしている。

    しかし現状では、補助療法からアンスラサイクリン系薬剤を除くことはできない。

    それではどのような患者に使用するべきであろうか。

    それについては議論の分かれるところであるが、最近のプール解析ではHER2陰性患者でのアンスラサイクリン系薬剤の有用性があまり認められていない結果が示されている。

    すなわち、HER2陰性患者の約8割でアンスラサイクリン系薬剤の投与が不要であり、この解析結果は現在乳がん化学療法における最近の話題として注目されている。
    第16回 日本乳癌学会 “乳がん化学療法の最新情報” Sandra M Swainより引用」


    また明日も最新情報をお伝えできるようにがんばります。


    今日はなんだかかなり眠いのですが、記事を更新するまでは眠ることはできません。


    「毎日皆様の笑顔のためにすこしでも有意義な情報をお伝えしたい。」

    これが私の原動力であり使命だとおもっていますから・・。


    みなさまの原動力はなんですか。

    色々とみなさまのお話も聞かせてくださいね。

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    抗がん剤治療による脱毛

    2008年10月30日

    抗がん剤を乳がん術後あるいは術前にお受けになる方が増えて来ています。

    それに伴って副作用である脱毛を経験される方も多くいらっしゃいます。

    女性にとっても脱毛は、一時的とは言え、心が痛んでしまうことと思います。

    今日は脱毛について少しお伝えします。

    まず脱毛に関する知識としては、
    ・抗がん剤治療後、約2週間から始まり治療終了後3ヶ月ぐらいまで続きます。
    ・脱毛は一時的であり、半年ぐらいで新しい毛は再生します。

    脱毛に対する対処法は、
    ・脱毛が始まる前に髪の毛を短くしておく。
    ・脱毛後は低刺激性シャンプーや柔らかいブラシを使用する。
    ・抜けた毛髪の始末は粘着テープで行う。
    ・ドライヤーは低温にして頭皮への刺激を避ける。
    ・髪の毛を無理に引っ張らず、自然にまかせる。
    ・帽子、バンダナの利用を考慮する。
    ・必要に応じてウィッグの使用も考慮する。

    横浜市立大学乳がん学校テキストより引用




    抗がん剤による脱毛の情報は、インターネット上にたくさんあると思います。

    ご自分にあった方法をお選びくださいませ。

    でも、決しておうちにこもってしまってどんどん悲しい気持ちにならないように、お気をつけてください。

    かならず時間が解決してくれますからね。


    昨日の外来で、「抗がん剤治療を受けます。」と強い決意で髪の毛を短くしていらした患者様がいらっしゃいました。

    わたしは、その強い決意に心を打たれ、じんわりしてしまいました。

    そして、「絶対に病気に負けないように、一緒にがんばろうね。」ってお話しました。

    皆さん、絶対に気持ちで負けちゃいけませんからね。



    今日も昨日に引き続き、遅くまで手術になりそうです。

    今は手術の合間に更新中です。

    「早く手術を終わらせなきゃ」と、どきどきしながら手術するのは、患者様に申し訳がありませんので、今一瞬のチャンスを生かして手術前にこちらを更新させていただきます。

    ひとつひとつチャンスを見逃さずに、生かしていく。

    そんな男です。


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    抗がん剤治療による好中球減少症

    2008年10月29日

    早期発見が重要な副作用としては発熱性好中球減少症があります。

    これは抗がん剤投与後10-14日で起こる可能性があります。

    またこれに伴い扁桃炎や歯周炎などの感染症を併発する可能性があります。

    好中球はつまり体の中の抵抗力です。

    これが減ってしまうわけですから次のような注意が必要です。

    <感染予防・ケア>
    ・食事前と排泄後に石けんと流水で手洗いをおこなう。
    ・治療前に虫歯、痔、水虫などの感染源のチェックと治療を行う。
    ・検査等で外に出るときにマスクを使用する。
    ・うがい(口腔内の清潔を保つ)をする。
    ・なまものの摂取は控える。加熱食が望ましい。
    ・ペットボトルは1日で使い切る。
    ・会陰部の清潔(シャワートイレで洗浄)を保つ。

    <治療>
    ・発熱時には起因菌が判明する前でも抗生物質、抗真菌剤の投与を行う。
      細菌感染:広域スペクトラムの抗菌剤
      真菌感染:抗真菌剤の投与
    ・好中球数コントロールを行う。
      G-CSFを必要最小限で使用する。

    横浜市立大学乳がん学校テキストより引用



    今手術が終わって遅めの夕食(軽食)をとっています。

    今日は病院のメンバーと会食予定でしたが、遅くなってしまいましたのでどうしようかなと思いながら、コーヒー屋さんでホットドッグを食べているところです。

    ちょっとだけ、メンバーの顔を見に行こうかなと思っていますが、さすがにもうお開きの時間でしょうか。

    なかなかメンバーみんなで集まっておでかけすることは難しいですが、いつも仲良くタッグを組んで皆様の治療にあたっております。


    そういえば今度、来年の神奈川乳がん市民フォーラムの第一回目の打ち合わせがあります。

    来年はどんな話題を中心にしたら、皆様のお役に立てますでしょうか。

    みんなで一生懸命考えてまいりますね。

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    アンスロサイクリン系抗がん剤による心毒性

    2008年10月28日

    抗がん剤による副作用のことについて引き続きお伝えします。

    今日は乳がんにたいする抗がん剤治療の中心となるアンスロサイクリン系の副作用について考えます。

    最も注意すべきは心毒性です。

    アンスロサイクリン系薬剤の心毒性は大きくわけて3種類あります。

    ●急性毒性
    投与後数日以内に発症し、用量依存性はない(蓄積量に関係して起こるものではない)。上室性頻脈、心膜炎、うっ血性心不全などを起こす。一過性で頻度は少ない。

    ●亜急性毒性
    最終投与から約8ヶ月までに発症し、3ヶ月前後で最も頻度が高くなる。規定用量を超えると、うっ血性心不全が発症する。

    ●晩期毒性
    5年以上経過してから発症する。縦隔・左胸壁への放射線照射が危険因子となる。

    横浜市大乳がん学校テキストより引用


    実際には、担当医はこの副作用を見落とさないように最も注意を払っておりますので、必要以上に心配する必要はありません。

    しかし、もし万が一アンスロサイクリン系の治療を受けた経験があり、動悸・息切れを感じた場合には、すみやかに主治医の先生や循環器内科を受診されてくださいね。すみやかに治療を開始すれば大丈夫ですよ。


    昨日、すさまじい本を読み終わりました。

    皆さんは絶対に読まないでください。

    だってとってもつらい内容なんです。

    激しい題名にふさわしい激しい裏社会の話です。

    血塗られた神話 (幻冬舎文庫)
     新堂 冬樹さんです。

    どうしてもお読みになりたい方は止めませんが、一度読み始めたら最後まで突っ走ってしまうと思います。

    でもやっぱりやめておいてください。

    心臓に悪いです。

    そうです、心毒性がありますので、お気を付けて (^^)/

    ちなみに新堂 冬樹さんにもしばらくはまりそうです。

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    抗がん剤による口内炎のケア

    2008年10月27日

    しばらくは、抗がん剤による副作用の対策についてお伝えします。

    こちらのブログをご訪問下さる方が、少しずつ増えてきておりとっても光栄に思います。

    少しでも悩んでいる方のお力になれますように、引き続き自己研鑽しながら皆様と一緒に知識を深めていきたいと存じます。

    もしお気づきの点がございましたら、ご指摘をお願いいたします。

    今日は、抗がん剤の副作用である口内炎のケアについてお伝えします。口内炎は抗がん剤投与後、約7-14日後に発現することが多いです。

    ―口内炎のケアー
    ●潰瘍形成時の治療
      デキサルチン軟膏(デキサメタゾン)などのステロイド含有軟膏の塗布
    ●治療前のケア
      治療前に口腔病巣の治療(う歯つまり虫歯、歯周病、口内炎治療など)
      プラークコントロール
      ブラッシング指導
      含嗽の習慣化(毎食後、起床時、就寝時)
    ●適切な含嗽薬の選択
      イソジン、アズノール、アロプリノール、生理食塩水
    ●食事の工夫
      薄味で口内でつぶせる程度の柔らかさ(とろみのある食事)
      温度は室温程度に冷まし、酸味のあるものは避ける

    乳がん学校テキストより引用




    よくある話ですが、
    関東では左、関西では右って何のことか分かりますか。

    良く議論になるのでご存じですよね。

    エスカレーターの立ち位置です。

    普段は左側に立っている私も、関西に行くとさりげなく頭を切り換えて右側に立つようにしています。ちょっと小慣れた感じでいいでしょ?

    「郷に入っては郷に従え」です。

    先日も大阪に行った時に、さりげなく右側に立つことができました (^_^)v

    ただ、今の素朴な疑問は一体何県から、立ち位置が逆転するかということです。

    どなたか、ご存じの方教えてくださいね。

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    放射線治療の最近の試み

    2008年10月25日

    また、放射線治療に戻ります。

    「乳房温存術後の照射野については全乳房照射が標準であるが、同側乳房内再発の70%以上が元の腫瘍の近隣に生じるということから、腫瘍床のみに絞った照射を行うことが試みられている。

    照射容積を小さく抑えることにより、副作用を増やさずに1回線量を大きくすることが可能になり、1週間程度で治療が終了する(APBI; accelerated partial breat irradiation)。小線源による組織内照射、切除腔内にバルーンアプリケーターを挿入して腔内照射を行う方法、電子線を用いた術中照射、3次元外照射など様々な方法が試みられている。

    対象症例を適切に選択した症例シリーズの短期成績はおおむね良好であり、現在欧米で従来法とのランダム化比較試験が進行中である。

    いずれの方法も乳房サイズが小さすぎると適用が困難であり、どのような方法が日本人に適しているかも含めて今後の検討課題である。」

    京都大学大学院医学研究科准教授 光森 通英(みつもり みちひで)先生
    日本医師会雑誌 第137巻 第4号 2008年7月 より引用



    大腸癌の分子標的治療薬の研究会が大阪でありましたので、参加してきました。最新の治療薬をすぐに患者様たちに提供できるように、いつもこういった集まりには積極的に参加するようにしています。



    今回はお時間があまりなかったので行けませんでしたが、大阪の学会があるときはできるだけ行くようにしている場所があります。

    よしもとのなんばグランド花月(NGK)です。

    テレビでおなじみの方々が生で楽しませてくれるのです。

    そしていわゆるコテコテの吉本新喜劇も観られます。

    「大阪の笑いはちょっと苦手」と思っているかた。

    それは大きな間違いです。

    計算された笑いのタイミング。

    人をバカにしているようでいて、実は暖かみのある笑い。

    2,3年前に初めてNGKに行ってみて驚きました。

    子供達は会場で走り回ってるし、お弁当やたこ焼きを食べながら、そしてビールをのみながらお笑いを楽しむことができるのです。

    NGKにいくと、こんなにおおらかな大阪はとってもあったかいところだなといつも思います。

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