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  • ベバシズマブ その4

    2009年6月14日

    さて、ベバシズマブも本日で一段落です。

    「ベバシズマブの安全性に関して、特に大腸がんにおける消化管穿孔や肺がんにおける喀血などの重篤な副作用の発現は乳がんにおいてまれである。

    従って、他の癌腫に比べてベバシズマブは乳がんにおいて忍容性が高いことが特徴的である。

    今後多くのベバシズマブの臨床試験の成績が報告されることにより、最適な投与方法、投与量、投与期間、併用薬剤および安全性などがより明らかになることを期待する。

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」




    一番重要なことは、最新薬が最良薬なのかどうかをきちんと見極めること。

    もちろん、たくさんの選択肢が広がることは患者様にとって素敵なことです。

    でも、選択肢が広がりすぎて、一体どうしたら良いのか分からなくなってしまうこともあります。

    私たち医師も、皆様に24時間をささげてご奉仕できたらと思いますが、やはり限界もあります。

    ですから、少しでも確かな情報を可能な限り皆様に提供できたらいいなと考えています。


    また、明日から新たな一週間のはじまりです。

    皆様にとって、良い一週間となりますように・・。


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    ベバシズマブ その3

    2009年6月13日

    さて土曜日です。

    昨日の夜間の緊急手術がまだ身体に、心地よい疲労感を与えてくれています。

    「2008年のASCOにおいて、HER2陰性転移性乳がん705例を対象に、ドセタキセル単独とベバシズマブ併用療法(ベバシズマブの用量 7.5mg/kgと 15mg/kg)の3群を比較したAVADO試験の報告が行われた。

    この中で、PFS(無増悪生存率)およびORR(奏効率)において、ベバシズマブ併用群で有意な改善が認められた。

    現在、

    初回治療におけるアンスラサイクリンやカペシタビンとベバシズマブの併用療法を検証する試験、

    HER2陽性の転移性乳がんや早期乳がんを対象とする試験

    など、多くの第Ⅲ相比較試験が実施・計画されている。


    わが国においては、

    転移性乳がんを対象にパクリタキセルとベバシズマブ併用の第Ⅱ相試験

    Triple negative乳がんを対象にした術後補助療法としてのベバシズマブの有用性を検討する国際共同第Ⅲ相試験のBEATRICE試験が進められている。


    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」


    なんだか以前も読んだことのある内容でしょ?

    良いですねー。

    繰り返し、繰り返しのスパイラル学習法が効いてきたみたいですね。

    そうやって少しずつ脳にしみこませていきましょう。

    そしていつか、それらを脳の引き出しの中から取り出すことができるようになってきますからね。

    スパイラル学習法は僕の好きな勉強方法です。


    今日はまだたくさんの救急車とお付き合いしています。

    明日は楽しみにしているクラシックコンサートがあるのですが、もし明日も救急車がたくさんご訪問くださったら・・・・・。

    その時はもちろん、苦しんでいる患者さま方のためにがんばりますね。

    ちょっぴりさみしい気持ちにはなりますけど・・。


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    ベバシズマブ その2

    2009年6月12日

    ベバシズマブ(商品名:アバスチン)のお話の続きです。

    今日は海外での治療成績についてです。

    「乳がん領域において、米国および欧州での承認は、ベバシズマブとタキサン系の臨床成績に基づいている。


    初回治療のHER2陰性転移性乳がん722例を対象として、


    パクリタキセル(PTX)単独療法



    ベバシズマブ併用療法

    を比較した E2100試験が報告された。


    結果は、

    PFS(無増悪生存率)の中央値が

    パクリタキセル(PTX)単独療法  5.8ヶ月



    ベバシズマブ併用療法 11.4ヶ月。


    奏効率が、

    パクリタキセル(PTX)単独療法  23.4%、



    ベバシズマブ併用療法 48.0%。

    と、ベバシズマブ併用群で有意にすぐれた。

    しかし、OS(全生存期間)の有意な延長は認めなかった。


    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」


    日本科学未来館の

    「お化け屋敷で科学する!!」

    に行ってきました。

    ヒトはなぜ得体のしれないものに恐怖を感じるのでしょうか。

    ヒトはなぜ、小さな不安を自分の勝手な想像力で増幅させ、みずからを恐怖のどん底に突き落としてしまうのでしょうか。

    そう言った疑問を解決するヒントがここにありました。


    ヒトの記憶のしくみや、

    人種別の恐怖の感じ方の違いなどを学ぶことができます。


    普通の展示会かなと思っていたら、

    中にはちゃんとお化け屋敷があって・・・・・

    でたーーーーーー(T_T)

    ってなりました。

    なかなか恐怖心は大人になっても消せないものですね (^_^;)

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    ベバシズマブ

    2009年6月10日

    ベバシズマブ(商品名:アバスチン)のお話です。

    似たような名前ばかりで混乱するでしょ?

    私たち医師も混乱しないように日々頭にたたき込んでいかなければいけないので大変です。

    でも日々努力するのは、当然のことですよね。

    「腫瘍組織は必要な血管新生のためにVEGF(血管内皮細胞増殖因子)を過剰に産生している。

    VEGFは近傍の血管内皮細胞のVEGF受容体に結合し、その下流のシグナル伝達系を活性化させて血管新生を引き起こすことが知られている。

    ベバシズマブはVEGFを標的としたヒト化モノクローナル抗体である。

    海外でははじめに大腸がんで臨床応用され、その後肺がんや乳がんに導入された。

    一方、我が国においては2007年4月に大腸がんで承認されている。

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    今日もたくさん手術がありました。

    一段落したところです。

    ほっと一息ついてます。

    さて、今から乳がんの勉強会に行ってきたいと思います。

    もう始まっちゃっていますので、あわてて行ってきますね。

    でも、夜遅くなるといけないので、今のうちにできることをやっておきますね。

    今できることは今やる。

    今日できることは今日やる。

    明日できることも今日やる。

    そういう信念で日々行動するようにしています。


    でも、試験だけは・・・・・。

    昔っから、一夜漬けなんです・・。

    すいません。

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    スニチニブ その3

    2009年6月9日

    スニチニブの効果に関するヒントです。

    「スニチニブの乳がんにおける有用性も確認されている。

    アンスラサイクリン、タキサン系薬剤耐性の転移性乳がん64例を対象に、スニチニブ50mg/dayを4週間連日経口投与し、2週間休薬をおこなった結果、

    PR(部分奏効): 11%

    Long SD(長期間安定): 5%

    の結果であった。



    これら奏効例は、

    いわゆるtriple negative症例

    もしくは

    ハーセプチン既治療例であり、

    今後の乳がん治療の新しい可能性を示している。


    本試験では、

    1サイクル以上の投与中止が52%、

    減量が39%に、

    有害事象による投与量の調整が56%に認められた。


    主な有害事象は、

    倦怠感、

    悪心、

    下痢、

    粘膜炎症、

    食欲不振

    などがあげられるが、

    どれも支持療法、もしくは投与量の調整によってコントロール可能であったと報告されている。

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    また今度試験があるんです。

    毎年何らかの試験を受けています。

    もう大人なんだから、いつまでもお受験させないでほしいですよね (^o^)



    でも何にも試練を受けない医師よりも、

    敢えて試練に挑戦している医師の方を、

    患者様は信頼してくださると信じております。


    それでは、

    今から夕方の外来に行って・・

    その後は緊急手術に参加して・・

    それから皆様へお返事して・・

    今週締め切りの学会発表の抄録を作成して・・・

    あー、それからやっと試験勉強ですね!


    うん、この分だと今日はお勉強は無理みたいですね (^_^)v


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    スニチニブ その2

    2009年6月8日

    スニチニブの働きについてです。

    「スニチニブは、腎細胞癌およびGIST(消化管間質性腫瘍)を適応症として、2008年6月に我が国において承認されている。

    本剤は、腎細胞癌においては、主に

    血管内皮細胞増殖因子受容体(VEGFR)

    および

    血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)

    の細胞内シグナル伝達を阻害し、抗腫瘍効果を示す。


    また、消化管間質性腫瘍(GIST)においては、おもに

    KIT(幹細胞因子受容体)

    および

    PDGFR-α(血小板由来増殖因子受容体)

    の細胞内シグナル伝達を阻害することにより、抗腫瘍効果を示している。

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    先週末から読んでいる本をご紹介します。

    魔王   伊坂 幸太郎 著

    です。

    目の前にいる人に、自分の思い通りのことばをしゃべらせることのできる主人公、安藤。

    彼が危機に面したときにもこの才能が発揮され、危機を逃れることができます。

    情報操作により日本全体が、偏った危険な思想に傾きそうになったときに、一体彼はどのようにして日本人たちを救うのか。

    怒れる日本人も、

    怒らない日本人も、

    必読です。

    日本の近未来的な危機の脱し方のヒントがここにあります。

    また今日もラッシュアワーで大汗をかきながら、私はこの本を読んでいました。

    でも、暑い、むしむししたラッシュアワーでも、電車の中で日本人は窓も開けず、文句を言葉にせず、滲む汗をぬぐいながら、不機嫌な顔でお互いをにらめ付けたりしていますね。

    ですから、ちょっとしたきっかけで切れてしまう方がいるのかもしれませんね。

    だから我慢しすぎも良くないんですよね。

    また、もうすこしお互いにいたわり合いながら、「窓あけよっか。」とか「いやー、冷房かけてほしいね。」とか、色々おしゃべりすればもっと元気がでるのに・・。

    なんて思います。

    ↓じゃあ、君はラッシュアワーの中で元気なんですか!!(答え:つらいんだけれど、楽しい本を読んで、心の中は笑顔でいるようにしています!!)と、応援クリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    スニチニブ

    2009年6月7日

    今度はスニチニブです。

    作用機序が非常に難解ですが、がんばって一緒に文章を目で追ってみましょう。

    最初はどんなことも難しいのですから。

    「スニチニブ(Sunitinib)は複数のRTK(受容体チロシンキナーゼ)をターゲットとするキナーゼ阻害剤である。

    スニチニブは、in vitro(試験管での実験;yasuu注釈)では、

    血小板由来増殖因子受容体 (PDGFR-α、PDGFR-β)、

    血管内皮細胞増殖因子受容体 (VEGFR-1、VEGFR-2、VEGFR-3)

    幹細胞因子受容体 (KIT)

    fms様チロシンキナーゼ3 (FLT3)

    コロニー刺激因子―1受容体 (CSF-1R)

    グリア細胞由来神経栄養因子受容体 (RET)

    のRTK(受容体チロシンキナーゼ)活性を阻害する。


    また、in vivo(生体内;yasuu注釈)の腫瘍においても

    PDGFR-β(血小板由来増殖因子受容体)

    VEGFR-2(血管内皮細胞増殖因子受容体)

    KIT(幹細胞因子受容体)

    FLT3(fms様チロシンキナーゼ3)

    のリン酸化を阻害することが報告されている。


    さらに、非臨床薬理試験においてスニチニブは種々の固形癌に対する直接的な抗腫瘍活性と腫瘍血管新生阻害作用の双方を有することが示唆されている。

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    これはそのまま覚えるしかない情報ですね。

    お受験の基本も暗記からですからね。

    とにかく一つでも多くの情報を脳みそのしわのひとつひとつにしまいこんでいくしかないのです。


    昨日は高校時代の先輩後輩の集まりがありました。

    皆さん理系、文系を問わず、幅広い分野で第一線で活躍されている方々ばかりでした。

    川崎横浜近辺で働いている方もたくさんいらっしゃいました。

    ドクターも多くいらしていたので、またお友達を増やしてきましたよ。

    みんな、熱いハートを持った仲間たちですので、いつか必ず皆様のお役に立てると思います!!


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    ラパチニブの優れたところ その3

    2009年6月6日

    ラパチニブの特集が続いています。

    ちょっと難解な部分もありますが、また近いうちに言葉の意味を調べていきましょうね。

    「49例の炎症性乳がんに対する術前化学療法(まず2週間ラパチニブ単剤、後にパクリタキセル併用)の臨床効果は86%と高率で、手術が施行された例でみると、pCR(病理学的完全寛解)は17%であった。

    特に最初のラパチニブに対して、25~30%の効果があったと報告されている。

    ラパチニブとトラスツズマブの併用についてみると、ともにHER2受容体に作用することから、HER2シグナル伝達を完全に遮断でき、耐性機序がいくつか克服される可能性もある。

    2008年ASCO(米国臨床腫瘍学会)にてトラスツズマブ不応例に対しての併用例はClinical Benefit(臨床的有用性)率、PFS(無増悪生存期間)ともに有意に良好であった。


    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」


    年々、色々な武器が増えてくることはとっても嬉しいことですね。

    明日はどんなお話でしょうか。


    今日は、高校時代の仲間たちとの集まりがあります。

    学年を超えた仲間たちですのでわくわくします。

    みんなの成長が楽しみです。

    何十年たっても固い絆で結ばれた仲間たちです。

    より素晴らしい医療を展開できるような、新たな絆が生まれてくれればもっと嬉しいですね。

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    ラパチニブの優れたところ その2

    2009年6月5日

    昨日に引き続きラパチニブの期待されるところについてお伝えします。

    「再発性の炎症性乳がんに対する単剤療法としてのラパチニブの効果をみる。

    A群(HER2+、EGFR+/-、n(患者数)=32)では、奏効率  50%

    B群(HER2-、EGFR+、n(患者数)=15)では、奏効率 6.7%

    と低率であった。


    有害事象の多くは、Grade 1/2(軽度)の皮膚および消化器症状であった。


    この初期の分析から、HER2過剰発現(IHC 3+ あるいは FISH+)症例では、ラパチニブ単剤療法が奏効する可能性が高いことが示された。


    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    今、抗がん剤の副作用で口内炎のできてしまっているかた。

    つらいですね。

    わたしも今日は口内炎に悩まされています。

    何かを口に入れるとしみて涙が出そうになりますね。

    特に口内炎の時に間違ってトマトなんて食べてしまうと、トマト大っきらいになってしまいますね。

    実は、小さいときに間違ってしまったために、私はすっかりトマトが・・・・。



    さあ、今から乳がんの勉強会です。

    また新たな情報収集をしてきます。

    あしたもまたよろしくお願いいたします。

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    ラパチニブの優れたところ

    2009年6月4日

    ラパチニブへの期待も大きいのです。

    わたくしも、多くの方がラパチニブに興味を持っていらっしゃるのを感じます。

    実際にラパチニブの優れているところを考えてみましょう。

    「ラパチニブは他のチロシンキナーゼ阻害薬と比較して、EGFRに対して同程度の選択的阻害を示しているが、HER2に対する選択的阻害性はラパチニブは高い。

    また、ラパチニブの標的部位からの解離は遅く、受容体のダウンレギュレーションの長期化が示されている。

    EGF100151試験は、アンスラサイクリン、タキサン系、およびトラスツズマブ既治療のHER2陽性例に対する、ラパチニブとカペシタビンの併用投与とカペシタビン単独投与の比較試験である。

    この試験で、無増悪期間はカペシタビン投与群が19.1週間であった。

    これに対し併用投与群では、36.7週間であった(ハザード比 0.49)

    “乳癌治療薬” 熊本市立熊本市民病院 診療部長 西村 令喜先生
    医薬ジャーナル vol.45.S-1, 2009/p 362 より抜粋引用」



    今日は、すっかり遅くなってしまいました。

    明日は外来なので早く戻って体を休めないといけませんね。

    また明日も1人でも多くの方が、しっかりと治療方針をお聞き下さって、安心して治療法を選択できるように、私も落ち着いてお話をいたします。

    これからの医療も、医師と患者様がたくさんお話をして納得して、お互いが強い信頼関係でつながることが一番大切ですからね。

    もうすぐタイムリミットです。

    物足りないと思いますが、また明日の夜をお待ちいただいて・・・

    今日は、お許しください。

    ↓はいはいたまには許してあげますよ!!とブログランキングのクリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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