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  • こわがりさんへ。

    2009年12月28日

    私もこわがり。

    あなたもこわがり。


    <ご質問>
    ホルモン剤の副作用で婦人科に関して教えてください。

    <お答え>
    ホルモン剤の副作用として、性器出血、膣分泌物の増加、膣の乾燥、膣炎などの症状が現れることがあります。

    またタモキシフェンにより、子宮体がんになる危険性が2~3倍増えると言われています。

    しかし、もともと800人に一人ぐらいの割合で子宮体がんになる可能性が、

    800人に2~3人に増えるぐらいで、頻度は非常に低く、

    タモキシフェンにより再発予防効果の方が大きいと考えられています。

    定期的な検診により早期に子宮体がんを発見できる可能性が高くなりますので、

    タモキシフェン内服中は1年に1回ぐらい婦人科検診を受けましょう。

    不規則な性器出血や下腹部の痛みなどがある場合には、

    婦人科を受診し経膣超音波検査などを受けると良いでしょう。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    こわがりでもかまいません。

    こわがりと慎重は方向性は似ています。

    でも慎重と臆病は違います。

    臆病になりすぎると、間違った方向に向かってしまいます。

    臆病な心を利用されてしまうこともあります。

    ホルモン治療は、

    安全で苦痛の少ない治療です。


    そんなことを言うと、副作用でつらい思いをされている方に怒られるかもしれません。

    でも、大多数の方には安全で苦痛が少なくできる治療であることは、真実です。


    どうか、臆病になりすぎて、

    乳がんを調子づかせることだけはお気をつけください。


    こわがりでいいです。

    慎重で結構です。


    よくお考えになって、

    正しい方向にお進みくださいませ。



    もうすぐ、大晦日。
    みんなで、じっくり今年を振り返って、
    来年も良い年にしようね。
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    昭和の味わい。

    2009年12月27日

    いいじゃないか、いいじゃないか。


    <ご質問>
    体内のエストロゲンを減らしたり、エストロゲンの取り込みを阻害する以外にどんなホルモン剤がありますか。

    <お答え>
    間接的に体内のエストロゲンの量を調節することでがんの増殖を抑える薬として、酢酸メドロキシプロゲステロン(ヒスロンH)があります。

    進行再発乳がんで、他のホルモン療法が効かなくなった時に使用します。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    色々なホルモン治療があることがわかりましたか。

    あの手この手で乳がん細胞を退治しましょうね。


    もう皆様はとっくに年賀状を出しましたよね。

    わたしもとっくに年賀状を・・・・

    ・・まだでした。


    あれー。

    すっかり出したつもりでいたのに、おかしいなぁ。

    今印刷して一枚ずつコメントを記入しています。


    毎年25日には絶対に間に合いません。


    きちんと25日に出す人は偉いです。


    生まれつき几帳面な方ですね、きっと。



    でもどんなにネットが普及しても、

    お正月にはやはり、

    はがきの年賀状が嬉しいと思います。


    考え方がふるっ!ですか?


    そうだね。
    それは昭和テイストな人の発言だね!
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    おじゃま虫。

    2009年12月26日

    「あなたっておじゃま虫ね。」

    これは言われたくない一言ですね (^_^;)


    <ご質問>
    がん細胞がエストロゲン(女性ホルモン)を取り込むのを邪魔する方法は?

    <お答え>
    エストロゲンをエサにして増殖する細胞は、

    「エサを取り込む口」であるホルモン受容体を持っています。

    抗エストロゲン薬は、このホルモン受容体にくっつき、

    エストロゲンを取り込むのを邪魔しますので、がん細胞の増殖が抑えられます。

    抗エストロゲン薬には、

    タモキシフェン(ノルバデックス)、

    トレミフェン(フェアストン)、

    などがあります。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    抗エストロゲン薬は、乳がんにとっておじゃま虫なんですね。

    おじゃま虫も役に立つことがあるなんて。

    おじゃま虫くん。

    大切に大切にしてあげないとね。


    みんなを守ってくれるおじゃま虫くん。


    少しの副作用があるからといって、


    皆様までおじゃま虫くん扱いしないでくださいね。


    とっても良い奴なんですからね。



    冬になると私はアイススケートに行きたくなります。


    大学生の時に、アイスホッケーを少しだけやっていたからね。


    もし今度時間があったら、少し滑りに行ってこよっかなって思っています。


    私の場合は優雅に・・・


    というよりも、


    激しく、猛スピードですり抜けていく・・


    っていう、


    皆様にはとってもおじゃま虫な奴なんですけれども・・・。



    私が現れたらみんな避難してくださいね  (^_^)v



    くれぐれも安全第一で、楽しく滑ってくれないと困りますよ!!
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    君に胸キュン。

    2009年12月25日

    こんなタイトルの曲が昔ありましたね。


    <ご質問>
    閉経後にエストロゲン(女性ホルモン)を減らす方法は?

    <お答え>
    閉経後は、卵巣の機能が低下するので、卵巣ではエストロゲンがつくられなくなります。

    その代わりに、副腎(腎臓のすぐ上にある組織)皮質から分泌されるアンドロゲンという男性ホルモンからエストロゲンがつくられるようになります。

    アンドロゲンからエストロゲンにつくりかえられる過程で働いているのが、

    脂肪組織などにある「アロマターゼ」という酵素です。

    従って、アロマターゼの働きを阻害する薬(アロマターゼ阻害薬)を使用することで、

    エストロゲンがつくられなくなります。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    おばあちゃんになったから女性ホルモンは出ていない。

    なんて思ったら大間違いです。

    女性は一生、女性ホルモンが体内でつくられています。

    従って、おばあちゃまも乳がんに対してホルモンを抑える治療が有効です。


    男性ではどうでしょうか。

    男性にも女性ホルモンは存在します。

    ですから男性乳がんに対しても感受性があれば、ホルモン治療をおこないます。

    不思議な感じがするでしょ?


    患者様と接していて、

    胸キュンなら良いのですが、

    胸がぎゅーっと痛くなることがあります。


    例えば当直の時に、

    すっかり酔っぱらってご機嫌ななめな患者様にからまれてしまった時です。


    大けがをして、

    頭からだらだら血を流して救急車で運ばれて来たのに、

    「良いんだよ。何もすんなよ。
    治療なんて頼んでねーよ。」

    なんておっしゃられると、

    医師として胸がぎゅーってなります。


    かといって、一瞬で酔いを覚ます方法もないし、

    時間の経過を待つしか無く、

    その間、場合によっては怒鳴られっぱなしのこともあります。


    救急外来は忍耐が必要なお仕事なんですよね。


    特に年末年始、お酒は楽しく飲まなきゃね!
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    いつまでも信じてる。

    2009年12月24日

    今でも私は信じています。


    <ご質問>
    閉経前にエストロゲン(女性ホルモン)を減らす方法は?

    <お答え>
    エストロゲンは閉経前の女性では主に卵巣でつくられ、

    卵巣機能が低下した閉経後は副腎や脂肪組織でつくられます。

    閉経前の女性では、

    脳の「視床下部」というところから「下垂体」に、

    「性腺刺激ホルモン(LH)」 を出す指令(性腺刺激ホルモン放出ホルモン、LH-RH)

    が出されると、

    下垂体は性腺刺激ホルモンを出して卵巣を刺激し、

    卵巣はエストロゲンをつくります。


    LH-RH アゴニスト製剤(ゾラデックスやリュープリン;yasuu追補)は、

    LH-RHとよく似た構造をもつ物質でLH-RHの働きを邪魔するため、

    下垂体から卵巣への刺激が出なくなり、

    その結果エストロゲンはつくられなくなります。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    今日は閉経前の女性における、女性ホルモンの減らし方について学びました。

    乳がんの多くは女性ホルモンにより刺激を受けて発育するために、

    女性ホルモンを減らしてしまおう、という治療です。


    いわゆるアンチエイジング療法と言われているものは、

    エストロゲンを投与することによって若返りを図ると言って行われています。


    従って、


    乳がんに対するホルモン療法は女性ホルモンを抑えること、


    アンチエイジングのホルモン療法は女性ホルモンを増やすこと、


    です。


    くれぐれも誤解のありませんようにお願いいたします。




    今日は待ちに待ったクリスマスイブです。


    サンタさんは今年も皆様のもとにきっと訪れます。


    たとえ、朝起きて枕元に何もなかったとしても、


    きっとあなたの心の中に元気のでる魔法をそっと置いていってくれてるはずですよ。


    朝起きたらそっと胸に手をあてて、耳を澄ましてごらん。


    遠くから、すずの音が聞こえてくるからね。


    それでは、みなさま。


    メリークリスマス!


    子供も大人も、
    たくさんの夢を持って楽しい人生にしていきたいよね!
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    途絶えた記憶

    2009年12月23日

    交通事故にあった方の記憶が一時的に消えていることがあります。


    <ご質問>
    ホルモン剤の種類を教えてください。

    <お答え>
    ホルモン療法には作用の異なる2つの方法、

    すなわち、

    体内のエストロゲンの量を減らす方法と、

    がん細胞がエストロゲンを取り込むのを邪魔する方法があります。


    体内のエストロゲンを減らす方法としては、

    1.LH-RH アゴニスト製剤

    2.アロマターゼ阻害薬

    があります。


    がん細胞がエストロゲンを取り込むのを邪魔する方法としては、

    抗エストロゲン薬

    があります。


    体内でのホルモンの分泌は、

    閉経前と閉経後で大きく異なるので、

    薬剤もそれにあったものを使用します。


    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    かなりホルモン治療についてお分かりになってきたかなって思います。


    体内のホルモン量を減らし、がんの元気の素を断つこと。

    そして、

    がん細胞がホルモンを取り込むのを妨害すること。


    どちらも大切ですよね。

    どちらかを選びなさい、という問題ではないのです。


    救急外来で交通事故の患者様と接していると、

    多くの方が一時的に記憶を失っていることに気づきます。


    事故の瞬間には二通りあります。


    「ぶつかるー。」と思って何とか危険を回避しようと集中する場合。

    あるいは、

    全くぶつかると思っていなくて、突然後ろから衝撃が襲ってきて何が起きたか分からずパニックになってしまう場合。


    前者の集中している場合には、その瞬間を走馬燈のように覚えています。

    でも後者の突然襲ってきた事故の場合には、記憶も心もパニックになるので、その瞬間の記憶がぽっかりと抜け落ちてしまいます。


    常に周りを見渡して、次の瞬間には何が起きるのか。

    どんな心の準備をしなければいけないのか。

    アンテナを張り巡らしておくことが大切です。



    そして、普段の生活の中でも、

    突然襲ってくるアクシデントに対して対応できるように、

    心の準備をしておきましょうね。


    でも街中できょろきょろしてたら挙動不審でつかまっちゃうから、
    周りに気づかれないようにきょろきょろしよう!
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    クリスマスイブイブイブ!

    2009年12月22日

    大学生の頃は今日あたりからクリスマスを口実に、

    みんなでパーティーをしていましたね。


    <ご質問>
    ホルモン治療は誰にでも効くの?

    <お答え>
    ホルモン治療の効果が期待できるのは、エストロゲンを取り込んで増殖する性質を持った乳がんで、乳がん患者さん全体の60~70%です。

    エストロゲンをエサにして増殖する細胞は、

    「エサを取り込む口」である「ホルモン受容体」を持っています。


    従って、ホルモン療法が効くかどうかは、

    ホルモン受容体(エストロゲン受容体とプロゲステロン受容体)の有無

    を調べればわかります。


    手術で切除した乳がん組織を調べて、

    エストロゲン受容体かプロゲステロン受容体(エストロゲンの働きによってつくられる受容体)

    の少なくともどちらか一方があれば、

    ホルモン受容体

    「+」

    または

    「陽性」

    あるいは

    ホルモン感受性「あり」

    といい、

    ホルモン治療が有効です。


    どちらもなければ、

    ホルモン受容体

    「-」

    または、

    「陰性」

    あるいは

    ホルモン感受性「なし」

    といいます。


    ホルモン受容体が陰性の場合は、ホルモン療法の効果は期待できないためおこないません。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用



    患者様から、

    「最新の治療のことも知りたいけど、乳がんの基本的なことも知っておきたい。」

    という鋭いご意見をいただきました。


    そうなんです。


    乳がんについては、分かっていないことが実はたくさんあります。


    分かっていることに関しては、治療方針が立てられるのですが、


    分かっていないことについては、まだ作戦を立てることはできません。



    これからも、基本的なことを御一緒に学んでいきましょうね。




    街はクリスマスのイルミネーションであふれています。

    クリスマスソングも良い感じです。

    お肉屋さんでは、私の大好物の鶏のもも肉が並んでいます。

    わくわくしちゃいますね。


    でも、何だかせつない気持ちもわき上がってくるのは、

    きっと“マッチ売りの少女”を思い出すからですね。


    年の瀬も押し迫った大晦日の夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っていた。マッチが売れなければ父親に叱られるので、すべて売り切るまでは家には帰れない。しかし、人々は年の瀬の慌ただしさから、少女には目もくれずに通り過ぎていった。
    夜も更け、少女は少しでも自分を暖めようとマッチに火を付けた。マッチの炎と共に、暖かいストーブや七面鳥などのごちそう、飾られたクリスマスツリーなどの幻影が一つ一つと現れ、炎が消えると同時に幻影も消えた。
    流れ星が流れ、少女は可愛がってくれた祖母が「流れ星は誰かの命が消えようとしている象徴なのだ」と言った事を思いだした。次のマッチをすると、その祖母の幻影が現れた。マッチの炎が消えると、祖母も消えてしまうことを恐れた少女は慌てて持っていたマッチ全てに火を付けた。祖母の姿は明るい光に包まれ、少女を優しく抱きしめながら天国へと昇っていった。
    新しい年の朝、町の人々が見つけたのは、マッチの燃えかすを抱えて幸せそうに微笑む、少女の小さな屍であった。
    Wikipedia “マッチ売りの少女”より引用


    ごめんなさい。

    何となく寂しくなってしまいますね。

    でも、一人で闘っている人、苦しんでいる人に、

    もっともっと人々は気づいてあげなければいけないよ、

    ってアンデルセンは教えてくれているのでしょうね。


    うー、それにしても胸がきゅんとなるー (T_T)
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    冬の未明に奇声が・・・?

    2009年12月21日

    この季節になると思い出す出来事があります。


    <ご質問>
    ホルモン治療の働きは?

    <お答え>
    乳がんには、エストロゲン(女性ホルモン)をエサとして増殖するものと、そうでないものがあります。

    ホルモン剤は体の中で作られる女性ホルモンであるエストロゲンを減らしたり、乳がん細胞内のエストロゲン受容体とエストロゲンの結合を邪魔することで、がん細胞の分裂増殖を防ぎます。

    手術後にホルモン療法をおこなうことで再発が半分ほどに減ります。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    ホルモンを食べて元気が出るがん細胞と、

    ホルモンを食べても元気にならないがん細胞が存在します。


    ホルモンを食べて元気がでるがん細胞には、


    ホルモンを目の前に置かないこと、

    そして、

    ホルモンを口に運ぶのを妨害すること、

    それが大事です。


    冬と言えば寒稽古ですね。

    私は中学生のころ、坊主頭で剣道をしていました。

    冬には泣きながら早朝の寒稽古に向かっていました。

    真っ暗な冬空の中を、星を見ながら道場に向かう。

    なんて我慢強い子なんでしょう (^_^)v


    剣道は

    「イヤー!」

    とか

    「ワー!」

    とか

    「グワー!」

    とか

    気合いを発します。


    敵を目と声で威嚇しスキをつくる。

    敵が動き出すより一瞬早く相手に切り込む。

    敵の弱点を一瞬で見抜く。

    がん治療も、がんの弱点を的確に攻撃することが大事なのですよね。

    がんをやっつけるには、歯をくいしばって自分と闘わなければいけない瞬間もあります。


    そんな時には、

    昔泣きながら頑張った自分の姿を思い出して見てね (*^_^*)


    でもさすがに「グワー!」っていう人はいないでしょ (^_^;)
    ・・・・ま、まさか。yasuu、あなたなの?
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    しあわせです。

    2009年12月17日

    今とってもしあわせな気分です。


    <ご質問>
    ホルモン療法はどうすればいいの?

    <お答え>
    閉経前は、卵巣でのエストロゲン合成を抑えるためにLH-RH アゴニスト製剤を、1ヶ月に1回または3ヶ月に1回、皮下に注射します。

    治療は2~5年継続するのが一般的です。

    再発を抑制する効果は、抗がん剤と併用しない場合に比べて20~30%くらいです。

    これは、仮に再発する人が100人いたとしたら、全員がこの治療を受けることで、70~80人に減らせるという意味です。

    抗がん剤CMFを6ヶ月間投与する治療とLH-RHアゴニスト製剤を2年間使用する治療を比べると、再発抑制効果はほぼ同等です。

    LH-RHアゴニスト製剤とタモキシフェンを併用する治療は、ACやCAFの再発抑制効果とほぼ同等です。

    LH-RHアゴニスト製剤に加えて、タモキシフェンを1日1回5年間服用します。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    ホルモン治療と抗がん剤治療とを選んでくださいと申しあげると、多くの方が抗がん剤は選択されません。

    もちろん何としてでも再発はしたくないという方は、抗がん剤をも選択されます。

    抗がん剤の効果は人それぞれ違います。

    ぜひ良くご理解の上、今後の方針を主治医の先生とよくご相談の上、決定なさってください。


    今日はお部屋がとっても素晴らしい香りがします。

    カサブランカがお部屋一杯に咲き誇っているのです。

    私の大好きなお花、カサブランカ。

    気高く咲き誇っています。

    とっても幸せな気分です。


    また今日もお時間が迫っているよ。
    まだ寝ちゃダメ。
    十二時過ぎちゃうよ!
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    愛をこめて・・。

    2009年11月28日

    外国の女性も日本で乳がん検診をお受けになることが多くなっています。


    <ご質問>
    術前ホルモン療法に使用する薬剤を教えてください。

    <お答え>
    標準的な治療方法についてはまだ結論がでていませんが、次のように考えられています。

    術前化学療法と同様に、術後に使用する薬剤と同じ薬剤を使用します。

    つまり、閉経後ホルモン感受性乳がんに対しては、アロマターゼ阻害薬が推奨されます。

    術前ホルモン療法の期間は明確に定まっていませんが、一般に3-6ヶ月ホルモン剤を使用します。

    ホルモン剤と抗がん剤を同時に併用することは一般的ではなく、抗がん剤治療が必要な場合には術後に投与します。

    また、HER2タンパクが陽性もしくはHER2遺伝子に増幅がみられる場合でも、ホルモン剤とトラスツズマブを同時に併用することは一般的ではなく、トラスツズマブは術後に投与します。

    術後のホルモン療法は、術前に使用したのと同一の薬剤を、ホルモン剤の総投与期間が5年になるように使用します。

    術前ホルモン療法中にしこりが大きくなったときには、術後に薬剤を変更することが一般的です。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用



    先日も外国の60歳前後の女性が乳がん検診においでになりました。

    私はぺらぺらぺらと会話しました。

    看護師さんがびっくりしていました。

    ・・・だって、普通に私が日本語で会話をしていたから  (^_^;)


    その方は日本語を良くお分かりになっていらしたので、

    遠慮無く私も日本語でお話したのですが、

    それが何か?


    でも、細かいご説明や、専門用語はお分かりになりませんでしたので、

    少しだけ英語でご説明いたしました。

    もちろん、Broken Englishですよ。


    その方は針の検査も必要でしたので、

    細かくご説明しながら、

    痛くないように注意しながらおこないました。


    最後に、

    「痛みは全くありませんでした。ありがとう。」

    と英語で言ってくださいました。


    私も、

    「どういたしまして。

    愛情をこめて、

    丁寧に行いましたからね。

    良い結果であることをお祈りしています。」

    と、英語でお伝えいたしました。


    とっさに出た言葉 “with love(愛情をこめて)”


    考えてみれば、

    この世界中の人々が愛の気持ちを持ってお互いをいたわれば、

    もっともっと世の中はうまくいくのにね。


    なんて自分の言葉を噛みしめながら思いました。


    それはなかなか難しいことだよね。
    でも心がければいつかきっとその気持ちはみんなに届きますよね。
    きっと・・・。
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