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  • ホルモン療法によるホットフラッシュの対策 その3

    2008年7月8日

    もう少しホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)についてお話させてください。

    「ホルモン療法によりおこるホットフラッシュの対処法として、ホルモン療法として用いる薬を変えてみるという方法が考えられる。

    アロマターゼ阻害薬は、タモキシフェンよりホットフラッシュの発生する頻度が低いことが分かっているので、閉経後の患者様ではアロマターゼ阻害薬への変更が良いかもしれない。

    また転移・再発乳癌に使われる酢酸メドロキシプロゲステロンはホットフラッシュを抑える効果があるが、体重増加や血栓症の発症など別の副作用の問題があるため、薬剤の変更については慎重に行うべきである。

    以上より、ホルモン療法によるホットフラッシュに対しては、症状が強い場合に限定してパロキセチンの投与、もしくはホルモン剤を変更することが推奨される。」
                         乳癌診療ガイドラインより


    今日もめまぐるしく一日が通り過ぎていきました。

    最近1日があっという間に終わっていってしまいます。

    どんどん加速度がついているようです。

    今日も0時が駆け足で向かってきます。

    どなたか、時計を止めておいてください。

    今日はまだまだやるべきことがありますので、お願いします。


    ふと思い出しました。
    矢沢永吉さんの「時間よ止まれ」。
    かっこ良い歌ですよね。

    また矢沢永吉さんは挫折をしても、これを次のバネにして乗り越えていく。
    こういった姿が人々に夢をあたえるのでしょう。

    自分の信じた道を、人がどう思おうが突き進んでいく。
    かっこいい男ですね。
    同じにおいを感じますね。

    冗談ですよたらーっ
    そんなに思い上がっていませんので、皆様あきれないでください。

    でも、「自分のあこがれは矢沢永吉さんです」
    というよりも、自分で自分のことを尊敬できる、憧れることができる、そんな男になりたいと思っています。

    これは本気です。
    本気と書いて、マジですチョキ

    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    ホルモン療法によるホットフラッシュの対策 その2

    2008年7月7日

    ホットフラッシュの対策、その2をお伝えします。

    「ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)に効果があると認められている薬は、ビタミンE、選択的セロトニン再取り込み阻害薬、(venlafaxine ; 未承認 、パロキセチン;保険適応外)、GABAアナログ(gabapentin ; 未承認)、α2アドレナリン作動薬(clonidine ; 未承認)、ドパミン拮抗薬(veralipride ; 未承認)などの薬である。

    アメリカのNAMS(North American Menopause Society)のガイドラインでは、乳癌患者様のホットフラッシュの治療には選択的セロトニン再取り込み阻害薬が最も良いという推奨をだしている。

    日本では、上記のうちビタミンE、パロキセチンしか承認されていないが、いずれも保険適応外である。」
                         乳癌診療ガイドラインより

    今日は、非浸潤性乳癌でお悩みのかたからの、ご質問のお答えを作成しておりました。
    コメントもご覧下さい。

    今日の午後外来でも、乳癌の診断でとても悩んでいらっしゃる方と私はずっとお話していました。

    皆様の悲しみが少しでも減らせますように、
    皆様が早く笑顔に戻れますように、
    皆様の痛みを私が癒せますように、
    皆様の病気が消えますように。

    いつもお祈りしながら診療を行っています。

    また、気持ちが前向きになれる楽しい情報がありましたら、こちらでお伝えします。

    是非楽しみにお待ち下さいね楽しい
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    ホルモン療法によるホットフラッシュの対策

    2008年7月6日

    今日はホルモン療法の副作用についてお話しますからね。

    「ホルモン療法を受けている乳がん患者様の50%以上がホットフラッシュを経験する。

    ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)はホルモン療法により、血中のエストロゲンが少なくなり、視床下部の体温調節中枢の変化が起きることや、内因性の脳内オピオイド活性が低下することなどにより起こると考えられている。

    通常、このような症状は治療開始後数ヶ月を過ぎると次第に軽減するので、症状が軽度であれば経過観察でよい。

    一般女性が閉経後更年期障害として経験するホットフラッシュには、通常エストロゲンを補充する治療が行われてきたが、乳癌手術後の患者にエストロゲンの補充療法を行うと乳癌の再発を増加させる危険性があるので、エストロゲンの補充は行うべきではない。」
                         乳癌診療ガイドラインより

    また、本を読んでいます。

    この前わたくしは、「本の世界に入り込みすぎて読み終わりたくなくなる病」であることをお伝えしました。

    だから、良いことを思いつきました。

    分厚い本を読めばいいんですね!
    絶対に読み終わらないような・・。

    ということで、東野 圭吾さん 「白夜行 」を読み始めました。

    854ページの大作です。

    これはしばらく楽しめるぞ、と思っていたらあっという間に半分読んでしまいましたたらーっ


    しばらく学会で病院を留守にしてしまったので、今日は病院に行ってまいりました。

    学会中も、外科のメンバーが病院を支えてくれておりましたので、患者様方は皆様元気でした。

    川崎幸病院 外科チームに感謝です。


    今日は暑かったですね晴れ

    プールにでも行きたいなという感じでしたね。

    でもプールに行ったら真っ黒になってしまって、「いったいどこで遊んできたの」とみんなに言われそうでしたので、プールは我慢しました。

    ただ、プールに行っても泳げるわけではないので、ぽちゃぽちゃ水遊びですけどね水泳

    それではまた・・。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その9 ―副作用―

    2008年6月24日

    ホルモン剤の副作用についてです。

    「タモキシフェンには子宮体がんを発生させる、静脈血栓症などの血管障害が起こる、といった深刻な副作用がわずかですが見られました。

    より安全な再発予防薬が求められた背景にはこれらの副作用もありました。

    アロマターゼ阻害剤にはその心配はありませんが、骨密度の減少、関節の痛みなどが見られます。

    骨密度はビスフォスフォネート(骨吸収阻害剤)などの投薬や、運動によって改善できますし、関節のいたみもひどい患者さんには鎮痛剤を処方しますが、ほとんどの方は慣れてしまうようです。

    うつ症状はタモキシフェンでもアロマターゼ阻害剤でも起こりますが、注意が必要なのはタモキシフェンです。

    代表的な抗うつ剤であるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)を服用すると、タモキシフェンの代謝酵素を阻害してしまい、薬が最大に効かなくなってしまいます。

    従って、タモキシフェンの治療を行っているときは違う抗うつ剤を処方してもらう必要があります。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号


    昨日今日と、救急の神様が降りてきています。

    とっても大変な2日間でしたが充実していました。

    救急車でいらしておなかが痛くて泣いていた方を手術させていただき、翌日にはこの方が笑顔を見せてくれる、これほど私が幸せを感じる瞬間はありません。

    でも今日はちょっぴりお疲れですので、そろそろまぶたが重くなってまいりました。


    ・・・ちなみに、今 神奈川乳癌治療研究会 本部からメールが1通届いていました。

    皆様からの乳腺に関する質問コーナーの担当が今週から私になっていましたのです!

    何だか日本語がおかしくなってきてしまいましたのです。

    でも大丈夫です。

    少しでも皆様のお役に立てますように、今からがんばってお答えを作成したいと思います。

    神奈川乳癌治療研究会の強力なメンバーとともに、私は乳腺でお悩みの皆様を支えてまいりますからね。

    乳腺の診療、救急の対応、消化器の病気の手術、癌の手術、癌患者様の抗癌剤治療、癌患者様の緩和ケア、すべてをトップレベルで行えるように日々自己研鑽しております。

    それでは、皆様、また明日。

    みなさまが良い夢をみられますように・・月
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その8

    2008年6月23日

    ホルモン剤は何年飲まなければならないのでしょうか。

    「タモキシフェンはこの20数年間、乳がん術後のホルモン療法のスタンダードでした。

    タモキシフェンの投与期間2年と5年の比較試験が行われ、5年投与が再発率、生存率ともに有意に良好であったため、タモキシフェンの投与期間は5年となっています。

    多くの試験結果から術後5年間の服用によって、乳がんの再発リスクが47%、死亡リスクが26%低下するとの報告があるだけでなく、ほぼすべての試験で乳がんの再発を抑えていることが証明されています。

    現在のところ至適投与期間(最も良い投与期間)は5年とされています。

    アロマターゼ阻害剤の投与期間を比べた試験はありませんが、そのほとんどを5年としているのも、このタモキシフェンに準じているためです。

    実際のところ、タモキシフェンを5年間飲んだ患者さんに、アロマターゼ阻害剤をお勧めすると「5年無事に生きられたからもう大丈夫」とお断りになるかたが少なくありません。

    しかし乳がんの再発の10数%は5年を過ぎてから起こります。

    しかもホルモン受容体陽性の患者さんは、再発が遅い傾向にあります。

    アロマターゼ阻害剤を飲み続けることで、再発が防げる可能性が高いことは、心にとめておいていただきたいと思います。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号


    色々な臨床試験を通して、何年が最も良いのだという結論が、試験結果が出るたびに、議論され修正され、私たちをそして患者様を混乱させる場合があります。

    今できることは、自分たちの信じる道を歩いていくということです。

    あとで、後悔しないこと。

    そのためには主治医とよく相談し、深く考え、常にこれがベストであると納得できる治療を受けることが大切であると思います。


    お話は変わりまして、“インディージョーンズ  クリスタルスカルの王国” 観ちゃいましたよ!
    まだの方、すいません。お先にです。

    とっても楽しい123分でした。

    そんなうまくいくわけないようなことが、次々とうまくいってしまう、とっても夢のある映画でした拍手

    途中でおなかを抱えて、肩をひくひくさせながら笑ってしまうようなことが何回もありました。

    アメリカンジョークと日本の笑いが近づいているのかな、と感じました。

    それとも、私がアメリカンになってきているのでしょうかグッド

    最後は、さすがルーカスとスピルバーグという展開で、感動のため息がでてしまいました。
    とにかく一瞬たりとも期待を裏切らない映画でした。

    映画は、人の気持ちをなごませ、しあわせな気持ちにさせ、またがんばろうという前向きな気持ちを生み出してくれる、とってもすばらしいエンターテインメントであると思います。

    私も、たくさんの患者さんの笑顔が見たい。その一心で日々診療にあたっています。

    そのための心を、本や音楽や映画などで育てています。

    また明日も、みなさまの幸せな笑顔のためにがんばりますからねニコニコ
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その7

    2008年6月22日

    ホルモン療法は奥が深いですね。

    「アロマターゼ阻害薬が再発を予防する効果は、タモキシフェンを超えるものである。しかし、タモキシフェンの効果も5年を超えて続くことが証明されており、これを“キャリーオーバーエフェクト”と呼び、またアロマターゼ阻害薬もこれに準ずるものと思われる。

    つまり、それぞれの患者様にあう薬を選び、時に種類を変えて長く上手に飲み続ければ、補助療法としてのホルモン療法は、かなり長い効果を持つのではないかと思われます。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号


    ついに東野圭吾さんの”秘密 ”を昨晩読み終わりました。

    参りました。医学的な解明をしますと言っていた、自分が恥ずかしくなってしまいます。

    とても医学的な解明が可能な話ではありませんでした。というよりも、東野さん自身が医学的な解明をお話の中で試みており、読者はその解明にも納得させられ、それでも解明できない謎に最後まで心を揺れ動かされてしまいます。

    ラストシーンを読み終わったときに考えました。

    一体自分だったらどうしただろうか。
    このお父さんのような行動がとれるのだろうか。
    自分には無理なのではないか。
    無我夢中で愛する人を取り戻そうとするのではないか。

    いつも東野さんのラストシーンはとても心に響き、一瞬自分自身が実際に何か取り返しのつかないことをしてしまったかのような、ジワーとした汗がにじみ出てきます。

    そして、その後に“一体このストーリーから東野さんは何を伝えたかったのか。”と一生懸命考えてしまいます。

    今回は、家族の愛には色々な形があり、お互いに相手を思いやる気持ちの大切さを伝えたかったのだと思います。

    それにしても、難しい設定のストーリーを全く違和感を感じさせることなく、理路整然と描いてみせる、そんなところが東野圭吾さんの魅力だと思います。

    ただいま学会準備中です。

    それではまた。
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その6

    2008年6月21日

    まだまだ続きますよ。

    「アロマターゼ阻害薬とタモキシフェンの再発予防効果を比較・検討した臨床試験があります。

    その中で、
    “タモキシフェンを2~3年服用した後、アロマシンに切り替えて治療を継続したグループと、タモキシフェンを5年間連続して服用したグループを比較した試験”
    において、
    タモキシフェン2~3年服用後にアロマシンに切り替えた方が再発率で25%、全生存率で17%改善しました。

    アロマターゼ阻害剤(アリミデックス、フェマーラ、アロマシン)で再発率を防ぐ結果はこれまでにでており、その有効性が証明されています。

    生存率改善を得られたのはアロマシンが唯一です。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号


    先日乳房再建で悩まれていらっしゃる患者様のことをお伝えしました。

    私たちは、この方のお気持ちをとても大切に考えておりますので、乳房再建手術が当院で可能となるためのシステム作りにこれからもがんばってまいりますグッド


    ところで今日は、また一つ学会発表の準備がありますので、夜通し資料のまとめをする予定です。

    と言いながら、予定は未定ですから、「疲れちゃった」などと言いながら布団にもぐりこんでしまうかもしれませんポロリ


    ふと外をみると、すっかりお外は晴れています。
    天気予報も外れるんですね。

    一つ言えることは、私が傘を準備して持ち歩くと雨は降らず、準備しないで軽く考えていると大雨になるということです悲しい

    それでは今から私は傘を持ち歩きませんので、皆様覚悟をしておいてくださいねあめ

    明日は“インディージョーンズ”を観たいと思います。

    今日夜更かしすると明日映画の途中で意識を失ってしまいますので、やっぱり早くお休みしましょう。

    私はいったいどうしたらいいんでしょうかイヒヒ
    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その5

    2008年6月20日

    ホルモン療法についてのその5です

    「ホルモン療法でがんを叩く仕組みは3種類あります。

    その第3はアロマターゼ阻害薬です。

    閉経すると、卵巣は女性ホルモンを作らなくなりますが、副腎皮質から分泌されるアンドロゲン(男性ホルモン)が体の末梢でアロマターゼという酵素の働きによってエストロゲンに換えられます。

    エストロゲンは女性に乳房を大きくしたり生理を起こしたりするだけでなく、骨の形成やコレステロールのコントロール、脳の代謝などにも関わりがあると言われています。

    アロマターゼ阻害薬は文字通り、この酵素の働きをブロックする薬です。

    閉経後のエストロゲン量は閉経前の10分の1から100分の1に減りますが、アロマターゼの働きをブロックすると、これをさらに100分の3~1に抑えます。

    現在使われているアロマターゼ阻害薬には、ステロイド系のアロマシン(一般名エキセメスタン)、それに非ステロイド系のアリミデックス(一般名アナストロゾール)とフェマーラ(一般名レトロゾール)の3種類があります。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号


    本日も、外来受診の皆様、検査をお受けになった方々、お疲れ様でした。

    手術の傷の治りは順調ですか、傷跡を気にされていませんか、検査はつらくなかったですか。
    ホルモン療法や抗癌剤治療でつらい思いをしていませんか。
    ご説明が足りないところはありませんでしたか。

    皆様がご満足いただけているか、いつも考えています。


    今週末は、関東地方は雨だそうです。
    皆様は静かにおうちで過ごすのでしょうか。

    わたしは“インディージョーンズ”一番乗りを狙っていますので、是非みなさんはおうちで過ごしていてください。といっても先週先行公開されていますから、一番ではありませんけどね。

    とにかくみなさんより先に“インディージョーンズ”を見て、ご報告いたしますよ。

    何でも負けず嫌いで、一番じゃないと気が済まない私をお許しください。

    その代わり、皆様への検査や治療や心のケアも、日本一いいえ世界一を目指して日々がんばっていますからねラブ

    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その4

    2008年6月18日

    ホルモン療法についてのその4です

    「ホルモン療法ががんを叩く方法は3つのタイプがあります。

    第二のタイプは、がん細胞の「鍵穴」に先回りして、「鍵」であるエストロゲンがくっつけないようにブロックしてしまうもので、“タモキシフェン”(商品名 ノルバデックス)が使われます。

    タモキシフェンは閉経前にも閉経後にも使えますが、エストロゲンの産生が少ないと効果が高いことから、閉経前ではLH-RHアゴニスト製剤と併用することがあります。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号

    今は、気候の変化やエアコンの使いすぎによる風邪が流行っています。人によっては、肺炎になってしまう方もいらっしゃいます。

    昨日の救急当直でも風邪で苦しんでいる方や、肺炎の方がたくさんいらっしゃいました。

    みなさん大事には至りませんでしたが、お年寄りの方はちょっとした風邪が命取りになる場合があります。

    御家族の方は十分に注意してあげてください。もしどなたかが調子悪そうでしたら早めの受診をお願いします。


    近頃、気温が上がってきてるので、お外を歩いていると汗をかいてしまいますね。

    暑くなってくると、なんだか冷たいアイスや、すいかが食べたくなってしまいますね。水分もついついとりすぎてしまいます。

    みなさんには、体調に気をつけてくださいね、と言いながら真っ先に体調を崩してしまうのが私の悪い癖です。

    今日も、皆さんに注意を呼びかけてしまったので、私は注意が必要です。

    前回も、みなさまに胃腸炎に注意ですよ、と言いながらその数日後に重症の胃腸炎にかかってしまいましたからね。

    それでは、また明日。

    明日も皆様にとって良い一日でありますように。


    あー、暑い暑い、のどが渇いたなー汗

    ごくごくごく・・・!?


    ※お名前はペンネームまたはイニシャルでお願いします。

    乳がん術後ホルモン療法 その3

    2008年6月17日

    ホルモン療法についてのその3です

    「ホルモン療法ががんを叩く方法は3つのタイプがあります。

    第一のタイプは、
    脳下垂体に働きかけ、卵巣からのエストロゲン分泌を抑えるもので、LH-RHアゴニスト製剤という薬が使われます。

    LH-RHアゴニスト製剤にはゾラデックス(一般名:酢酸ゴセレリン)とリュープリン(一般名:酢酸リュープロレリン)という2種類の薬があります。

    閉経前の若い患者さんに使われるのはこの薬です。

    いわばエストロゲンの一大供給源をもとから絶つわけです。」
     河野 範男先生 東京医科大学病院乳腺科教授
    別冊がんサポート 2008年3月号

    LH-RH アゴニストに関しては何回か取り上げておりますが、なかなか色々な種類があって理解が難しいかな、と思っておりますので、またご紹介しています。


    久しぶりに東野圭吾さんの本を読んでいます。

    今回は映画にもなりました“秘密 ”です。

    スキーに向かうバスの事故から物語が始まります。
    東野さんの小説を読んでいてしばしば沸いてくるのが、「まさかそんなことが」という体が熱くなるような感情です。今回も、そんなことがあるはずないようなストーリーが展開されます。

    以前に映画化されていますので、ご存じのかたもいらっしゃると思います。私も、少しだけ内容は分かっていましたが、今になって初めて原本を手にとって読み始めました。

    ある人の中に別の人格が宿ること。これは医学的にはいったいどのような状態であるのかを、考えながら読み進めています。

    きっと、この物語を医学的に解明することができるのではないか、と考えています。

    まだ途中ですが、これからラストシーンに向けて様々な展開があるかと思われますので、びっくりしたりどっきりしながらまたご報告します。

    今日も救急当番です病院
    ・・・今日は救急車が何台くるのでしょうか。

    大きな病気に皆様がならないように、救急外来でもちょっとした病気の兆しを見落とさないことが大切であると思っています。

    なんでこの患者様は今いらっしゃったのか、常に考えながら気をつけながら、丁寧に診察をさせていただくようにしています。

    今晩も長い夜になりそうです。

    それでは、皆様はお体にお気をつけてくださいね楽しい
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