100%の医療。
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2010年1月17日
いつか叶えたい。
“100%の医療“
100% 安全な手術。
100% 安全な薬剤。
100% の病気の治癒。
目指してもなかなか実現できません。
「あなたは100%がんではありません。」
「あなたの病気は100%治りました。」
「あなたの手術の安全は100%保証します。」
私たち医師が、言いたくても言えないことです。
もちろん100%を目指して私たちは医療をおこなっています。
そして患者様、御家族様も100%を求めて病院へいらっしゃいます。
そのご期待に限りなく近く、お応えできるように私たちも努力いたします。
医療従事者であるから当然のことです。
しかし、残念ながらある一定の確率で、
病気の再発や、
薬剤の副作用や、
医療における合併症が発生する場合があります。
その場合には、
その問題点を100%解決できるように、
さらに私たちは注意深く、
より慎重に、
皆さまをサポートしていきます。
ですから、
あらゆる不安を乗り越えて、
どうか積極的に治療をお受けになってください。
“100%の医療”
を求めることは非現実的なことかもしれません。
でも皆さまは、
“人間として100%信頼できる医師”
を見つけることをまず実践してみてください。
「有名な病院だから治療を受けたのに・・。」
「高名な先生だからお任せしたのに・・。」
「ブログなどでこの治療が良いというから受けたのに・・。」
など、表面的な情報などで今後の方針を決定することは、
“100%の医療”
から遠ざかることになりかねません。
医療は原点に帰れば、
人間と人間の間の信頼関係のもとでなされるものです。
どうか、
お困りの時には一度立ち止まって、
医療の原点に帰ってみてはいかがですか?
「でもそうしたら一体何の情報を信じればいいの?
そっか。
最終的には自分の目と耳と心で先生を見極めれば良いんだね!」
ってクリックをお願いできますか?
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より多くの方に乳がんについて知って欲しいからこちらもクリックお願いできますか。
→
“100%の医療“
<ご質問>
乳がん治療後の運動や肥満についておしえてください。
<お答え>
運動や肥満については、運動不足や肥満が再発のリスクを高める可能性があることが示されています。
しかしいずれも欧米の研究結果であり、日本人についてはまだ研究が始まったばかりで、効果は分かっていません。
過剰な運動や食事制限をする必要はありません。
しかし、高カロリー・高脂肪の食事や多量の飲酒、運動不足や肥満は、生活習慣病や他のがんを発病する可能性もありますので、健康を維持するという観点からも避けた方が良いでしょう。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用
100% 安全な手術。
100% 安全な薬剤。
100% の病気の治癒。
目指してもなかなか実現できません。
「あなたは100%がんではありません。」
「あなたの病気は100%治りました。」
「あなたの手術の安全は100%保証します。」
私たち医師が、言いたくても言えないことです。
もちろん100%を目指して私たちは医療をおこなっています。
そして患者様、御家族様も100%を求めて病院へいらっしゃいます。
そのご期待に限りなく近く、お応えできるように私たちも努力いたします。
医療従事者であるから当然のことです。
しかし、残念ながらある一定の確率で、
病気の再発や、
薬剤の副作用や、
医療における合併症が発生する場合があります。
その場合には、
その問題点を100%解決できるように、
さらに私たちは注意深く、
より慎重に、
皆さまをサポートしていきます。
ですから、
あらゆる不安を乗り越えて、
どうか積極的に治療をお受けになってください。
“100%の医療”
を求めることは非現実的なことかもしれません。
でも皆さまは、
“人間として100%信頼できる医師”
を見つけることをまず実践してみてください。
「有名な病院だから治療を受けたのに・・。」
「高名な先生だからお任せしたのに・・。」
「ブログなどでこの治療が良いというから受けたのに・・。」
など、表面的な情報などで今後の方針を決定することは、
“100%の医療”
から遠ざかることになりかねません。
医療は原点に帰れば、
人間と人間の間の信頼関係のもとでなされるものです。
どうか、
お困りの時には一度立ち止まって、
医療の原点に帰ってみてはいかがですか?
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そっか。
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Domestic Violence(配偶者からの暴力)
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2010年1月16日
ドメスティックバイオレンス。
女性を襲うのは病気ばかりではありません。
外来で良く食生活についてもご質問をお受けしますが、
残念ながらはっきりとお答えできるのは以上のような内容となります。
乳腺外来をきっかけに、
女性の皆様とたくさんお話していると、家庭内での問題点も見えてきます。
日本女性も、そして海外から移住された女性達も、問題を抱えていることがあります。
“Domestic Violence(ドメスティックバイオレンス)”
全ての女性達が受ける可能性のあることです。
男性たちは、
自分たちが母という女性から生まれ、
そして女性達に支えられながら生きていることを、
自覚しなければいけません。
肉体的な力という点に関してやや優位に立っているからといって、
決して思い上がってはいけません。
その力で女性達を守っていくべきなのです。
ただし、男性達が守ってくれなければ、
女性達がみずからグループを結成し、
自分たちを守らなくてはいけなくなります。
キーワードは“エンパワメント”
「エンパワメントとは、
人は誰でも皆生まれながらに様々のすばらしい力(パワー)を持っている
という信念から出発する考え方である。
その力の中には、
人とつながろうとする力、
喜びや悲しみや怒りを感じる力、
自分を癒す力、
そして逆境をはね返す力もある。
たくさんの力を内に持つあなたという存在は、
ただ生きているだけでもう
あまりに尊い存在なのである。
エンパワメント・センター主宰 森田 ゆり 様の著書より引用」
女性達を守るためにするべきこと。
まだまだたくさんあります。
これからも、
もっともっとあらゆることに目を向けていく必要がありますね!!
でも「女性を守る」という発言に敏感な皆様も
いらっしゃるので、これまた誤解に注意!
でも日本の男性達よ、もっともっとレディーファーストを徹底しなさい!
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女性を襲うのは病気ばかりではありません。
<ご質問>
乳がん治療後の食生活についておしえてください。
<お答え>
食事と乳がんの再発との関係については、いまだ十分な研究結果が揃っておらず、欧米を中心に現在も研究が続けられています。
これまでに行われてきた欧米の研究では、習慣的に高カロリー・高脂肪の食事を取る人や、たくさんお酒を飲む人で、再発が多くみられるという報告があります。
また、野菜や果物を多く取ることが、再発のリスクを下げる可能性も報告されています。
大豆食品は女性ホルモンと構造が似ているイソフラボンを含んでいますが、それを食べることで再発が増えるという報告はありません。
その一方で大豆食品が再発を予防するかどうかについてもまだ分かっていません。
“患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
金原出版株式会社 より抜粋引用
外来で良く食生活についてもご質問をお受けしますが、
残念ながらはっきりとお答えできるのは以上のような内容となります。
乳腺外来をきっかけに、
女性の皆様とたくさんお話していると、家庭内での問題点も見えてきます。
日本女性も、そして海外から移住された女性達も、問題を抱えていることがあります。
“Domestic Violence(ドメスティックバイオレンス)”
全ての女性達が受ける可能性のあることです。
男性たちは、
自分たちが母という女性から生まれ、
そして女性達に支えられながら生きていることを、
自覚しなければいけません。
肉体的な力という点に関してやや優位に立っているからといって、
決して思い上がってはいけません。
その力で女性達を守っていくべきなのです。
ただし、男性達が守ってくれなければ、
女性達がみずからグループを結成し、
自分たちを守らなくてはいけなくなります。
キーワードは“エンパワメント”
「エンパワメントとは、
人は誰でも皆生まれながらに様々のすばらしい力(パワー)を持っている
という信念から出発する考え方である。
その力の中には、
人とつながろうとする力、
喜びや悲しみや怒りを感じる力、
自分を癒す力、
そして逆境をはね返す力もある。
たくさんの力を内に持つあなたという存在は、
ただ生きているだけでもう
あまりに尊い存在なのである。
エンパワメント・センター主宰 森田 ゆり 様の著書より引用」
女性達を守るためにするべきこと。
まだまだたくさんあります。
これからも、
もっともっとあらゆることに目を向けていく必要がありますね!!
でも「女性を守る」という発言に敏感な皆様も
いらっしゃるので、これまた誤解に注意!
でも日本の男性達よ、もっともっとレディーファーストを徹底しなさい!
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乳がん手術退院後の注射
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2009年5月11日
何回も聴いてるから耳たこだよ、なんて言わないでね。
先日は母校の高校の運動会でした。
といってもお仕事のために見に行けませんでしたけど。
でも、後輩達が男同士の闘いに燃えている姿を想像するだけで、体内の血が沸き立つ感じがあります。
何か一つの目標に向かって全力でぶつかっていく。
脇目もふらず。
ただその瞬間に全てをかけて。
大切なものを守るため。
今も、昔も、これからも自分の生き方は変わりません。
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「退院後、他の医療機関を受診する際の注意点を、患者に伝えておくことも重要である。
特に患側の注射、点滴は受けないように徹底させる。
また、鍼灸や整体、マッサージも時にリンパ浮腫の原因となることを理解してもらう。
肥満は、リンパ浮腫の悪化の一因である。
従って術後のリハビリテーションと関係ないように思われる栄養指導、特に肥満や体重増加に対する指導が重要である。
また、肥満傾向にある患者は、リハビリテーションにも消極的なことが少なくない。
栄養指導やウオーキングなどの全身運動によるリハビリテーションは、長期にわたる退院後の総合的な生活指導の一部分として重要である。
<退院後の指導 緒方晴樹先生・福田護先生 (聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科)>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
先日は母校の高校の運動会でした。
といってもお仕事のために見に行けませんでしたけど。
でも、後輩達が男同士の闘いに燃えている姿を想像するだけで、体内の血が沸き立つ感じがあります。
何か一つの目標に向かって全力でぶつかっていく。
脇目もふらず。
ただその瞬間に全てをかけて。
大切なものを守るため。
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乳がん手術退院後、特に注意を・・
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2009年5月10日
乳がんの手術後、特に注意を要する点についてのお話です。
何回か取り上げてはいますが、大切なことなのでお伝えします。
今日も患者様方はみなさんお元気です。
緩和ケアを受けられている方も皆様笑顔でいらっしゃいました。
最近思うんです。
緩和ケアに定義なんてないなって。
人が病気になる。
つらくて痛くて元気がなくなる。
つらさをとってあげる。
痛さをとってあげる。
元気な笑顔になる。
医療には緩和の心が必ず必要だなって思います。
緩和ケアチームがなくたって。
緩和ケア病棟がなくたって。
患者様の御病気が、がんじゃなくたって。
こころがあれば、緩和ケアは可能だなって。
だから、
ドクターを含めた医療スタッフには緩和ケアのこころをもっと学んでほしい。
もっと患者様の気持ちに寄り添ってほしい。
そしてもっと緩和ケアのテクニックを身につけてほしい。
それががんと関係ない痛みだとしても、なんとかそれを和らげる方法はないか。
患者様と一緒に考えることの大切さを分かってほしい。
そして、患者様は、
緩和ケアは決して末期の治療ではないことを理解すること。
がんやがんの治療に伴う痛みや副作用はすべて緩和ケアチームとともに解決方法を考える権利があること。
何よりも一緒に考えてくれるドクターやスタッフを1人でもいいから見つけること。
最近、こんなことを考えているんですよ σ(゚ー^*)
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何回か取り上げてはいますが、大切なことなのでお伝えします。
「退院後、特に注意を要する点のひとつ目は
腋窩郭清後の患側上肢のリンパ浮腫予防、リンパ管炎・静脈炎への早期の対処
である。
リンパ浮腫の予防はマッサージの指導が重要である。
継続が重要であり、毎日数分で数回おこなう。
看護師・理学療法士らの積極的な関わりが重要である。
リンパ管炎・静脈炎は、反応性の炎症で柵状の硬結として触れる。
著しい場合、疼痛をともないリハビリテーションの妨げになる。
発赤や熱感を伴わない場合、リハビリテーションを続けるように指導する。
逆に発赤や熱感を伴う場合は、症状が治まるまで安静を心がけるようにする。
早期の治療が重要なので、すぐに外来を受診するように指導する。
数日間の抗生物質、消炎鎮痛剤の内服で治まることが多い。
<退院後の指導 緒方晴樹先生・福田護先生 (聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科)>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
今日も患者様方はみなさんお元気です。
緩和ケアを受けられている方も皆様笑顔でいらっしゃいました。
最近思うんです。
緩和ケアに定義なんてないなって。
人が病気になる。
つらくて痛くて元気がなくなる。
つらさをとってあげる。
痛さをとってあげる。
元気な笑顔になる。
医療には緩和の心が必ず必要だなって思います。
緩和ケアチームがなくたって。
緩和ケア病棟がなくたって。
患者様の御病気が、がんじゃなくたって。
こころがあれば、緩和ケアは可能だなって。
だから、
ドクターを含めた医療スタッフには緩和ケアのこころをもっと学んでほしい。
もっと患者様の気持ちに寄り添ってほしい。
そしてもっと緩和ケアのテクニックを身につけてほしい。
それががんと関係ない痛みだとしても、なんとかそれを和らげる方法はないか。
患者様と一緒に考えることの大切さを分かってほしい。
そして、患者様は、
緩和ケアは決して末期の治療ではないことを理解すること。
がんやがんの治療に伴う痛みや副作用はすべて緩和ケアチームとともに解決方法を考える権利があること。
何よりも一緒に考えてくれるドクターやスタッフを1人でもいいから見つけること。
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乳がん手術退院後の注意点
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2009年5月9日
乳がんで手術を受けられた方がご心配されることの多くが、退院後の生活の注意点についてです。
もちろん、手術の程度によって個人差はあります。
そして詳しくは主治医の先生に、どれぐらいの運動なら良いのかのご確認は必要ですからね。
昨日はお泊まりのお仕事でしたが、今日も皆様を襲う病気たちに負けないように救急業務を担当しています。
今からちょっと手術室の方へ行ってきます。
今晩はさすがにバタンキューですね (^_^;)
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「退院直後の日常生活は、「基本的に制限はない。」と説明する。
むしろ、リンパ浮腫をおこさない限り患側の腕を使うことを指導する。
日常の洗濯、掃除などの家事がリハビリテーションになる。
また、テニス、ゴルフなどのスポーツもリンパ浮腫を起こさなければ積極的におこなってよい。
これら、上肢を使うスポーツがリンパ浮腫を来すという文献的根拠はない。
<退院後の指導 緒方晴樹先生・福田護先生 (聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科)>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
もちろん、手術の程度によって個人差はあります。
そして詳しくは主治医の先生に、どれぐらいの運動なら良いのかのご確認は必要ですからね。
昨日はお泊まりのお仕事でしたが、今日も皆様を襲う病気たちに負けないように救急業務を担当しています。
今からちょっと手術室の方へ行ってきます。
今晩はさすがにバタンキューですね (^_^;)
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乳がん手術退院後のこと
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2009年5月8日
今日は乳がんで手術を受けた方の退院後の御指導についてお伝えします。
いつも私たちのところでも、入院する前の外来の時点で、手術後のリハビリについての御指導を看護師さん手作りの資料でお伝えするようにしています。
そして、手術後は理学療法士さんがリハビリを担当しながら、ご自宅での注意事項などをお伝えしております。
なんといっても患者様は始めての経験ですから全てがわからないことだらけです。
遠慮無く医療スタッフに疑問点をお伝えいただき、早めに日常生活に戻れるようにしましょうね。
納得できる医療を受けるために、遠慮深い、奥ゆかしい大和撫子を封印して、堂々と私たちスタッフにぶつかってきてくださいね。
私も本当は遠慮深くて、奥ゆかしいのですが、全力で受け止めてあげますから (^_^)v
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「現在、乳がんの手術入院は、センチネルリンパ節生検による腋窩郭清の省略などにより、10日前後の在院日数である。
乳房温存手術とセンチネルリンパ節生検の組み合わせで、最短で術後2日の退院となる場合もある。
従って、退院後の指導も入院中の術後早期から始める。
退院後の指導は、医師の指導だけでは不十分なため、看護師作成のプリント、ビデオなど複数の方法でおこなう。
指導は術翌日からおこなう。
腋窩郭清をおこなった場合も、術翌日のドレーン留置中から始められる内容からおこなう。
ヨガなどを取り入れたストレッチは、退院後も継続できるため効果的である。
<退院後の指導 緒方晴樹先生・福田護先生 (聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科)>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
いつも私たちのところでも、入院する前の外来の時点で、手術後のリハビリについての御指導を看護師さん手作りの資料でお伝えするようにしています。
そして、手術後は理学療法士さんがリハビリを担当しながら、ご自宅での注意事項などをお伝えしております。
なんといっても患者様は始めての経験ですから全てがわからないことだらけです。
遠慮無く医療スタッフに疑問点をお伝えいただき、早めに日常生活に戻れるようにしましょうね。
納得できる医療を受けるために、遠慮深い、奥ゆかしい大和撫子を封印して、堂々と私たちスタッフにぶつかってきてくださいね。
私も本当は遠慮深くて、奥ゆかしいのですが、全力で受け止めてあげますから (^_^)v
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複合的理学療法 その3
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2009年4月5日
リンパ浮腫に対する複合的理学療法の最終日です。
リンパ浮腫の治療は、文章だけをお読みになって行うのは、かえって悪化させる場合もあります。
できれば一度、乳腺外来での診察をお受けになっていただいた方が安全だと思います。
ラッシュライフ
伊坂 幸太郎 著
読み終わりました。
たくさんのストーリーが同時進行しており、それらをパズルにあてはめるようにして、頭の中で完成させて楽しませてくれる。
そんなお話です。
教祖様。
空き巣。
無職のおじさま。
その他にも、たくさんのキャラクターが表れて、それぞれの持ち味で楽しませてくれます。
今までに経験したことの無いようなお話の展開です。
挿絵にもわくわくします。
おかげさまで、楽しいひとときを過ごすことができましたよ。
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「手の甲や指の浮腫には弾性グローブを用い、可能な限り着用する。
いずれの場合も、手首、肘や特に腋付け根に食い込みの跡がつかないようにし、腕としての形を整えることが大切である。
浮腫が軽度の場合は、弱圧を用いる。
腋や肩には弾性スリーブの効果は及ばないのでリンパドレナージュが必要となる。
空気式マッサージ器は用手的リンパ誘導マッサージに替わる物ではなく、併用とする。
<患側肢浮腫の治療 廣田彰男先生(広田内科クリニック)分担執筆>
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
リンパ浮腫の治療は、文章だけをお読みになって行うのは、かえって悪化させる場合もあります。
できれば一度、乳腺外来での診察をお受けになっていただいた方が安全だと思います。
ラッシュライフ
読み終わりました。
たくさんのストーリーが同時進行しており、それらをパズルにあてはめるようにして、頭の中で完成させて楽しませてくれる。
そんなお話です。
教祖様。
空き巣。
無職のおじさま。
その他にも、たくさんのキャラクターが表れて、それぞれの持ち味で楽しませてくれます。
今までに経験したことの無いようなお話の展開です。
挿絵にもわくわくします。
おかげさまで、楽しいひとときを過ごすことができましたよ。
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複合的理学療法 その2
-
2009年4月4日
複合的理学療法をもっともっと続けます。
もちろんこれは乳がん術後の腕がむくんでしまうリンパ浮腫の治療法です。
上野のルーブル美術館展が気になります。
でも今頃上野では、真っ赤っ赤なおじさま方が、きっとからみついて来てしまう可能性もありますので、おでかけは難しいですね。
フランスのルーブル美術館に一度だけ行ったことがあります。
そのスケールの大きさと、芸術の本でしかみたことのない、“ミロのヴィーナス”や“モナリザ”に圧倒され、一生懸命目に焼き付けてきました。
ルーブルと聞くと、いまだにその時の記憶で、心がふるえます。
↓美しいものは素敵だよね!!と、本日も、ブログランキングのクリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。
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もちろんこれは乳がん術後の腕がむくんでしまうリンパ浮腫の治療法です。
「複合的理学療法は、第1期集中治療期と第2期維持治療期に分けられる。
第1期は入院が必要であるが、施設、マッサージなどの普及の問題もあって実情ではほとんど不可能である。
さらに重要なことは、治療の基本をふまえて行えば、実際に外来治療でも第1期の集中治療期の効果をあげることが十分可能な事である。
この際最も重要なことは、日常生活での患肢の挙上・運動と適切な弾性スリーブの選択・着用方法である。
すなわち、患肢は就寝時は元より、日常生活時の手作業も心臓より高めに維持して行うように心がける。
弾性スリーブは、本来手の指先まで覆うべきものであるので、できればミトンつきの弾性スリーブを用い、無理ならば手首までの弾性スリーブを使用するがその際は1段圧を弱める。
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
上野のルーブル美術館展が気になります。
でも今頃上野では、真っ赤っ赤なおじさま方が、きっとからみついて来てしまう可能性もありますので、おでかけは難しいですね。
フランスのルーブル美術館に一度だけ行ったことがあります。
そのスケールの大きさと、芸術の本でしかみたことのない、“ミロのヴィーナス”や“モナリザ”に圧倒され、一生懸命目に焼き付けてきました。
ルーブルと聞くと、いまだにその時の記憶で、心がふるえます。
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複合的理学療法
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2009年4月3日
リンパ浮腫の治療として複合的理学療法が重要と先日お伝えしました。
さらにもう少し、複合的理学療法についてご説明します。
徐々に桜が花開いてきていますね。
病院の近くの公園でもお花見のお客様がいっぱいいらっしゃることでしょう。
お花見は良いのですが、飲み過ぎ注意ですね。
せっかくの楽しいイベントが、ちょっとしたことで悲しいイベントになってしまうこともあります。
怪我などにご注意してお楽しみくださいませ。
でもどうしても何か痛いことつらいことが起きてしまった時には、救急病院へ行くしかありませんね。
お酒は飲んでも飲まれるな!!
だからね。
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さらにもう少し、複合的理学療法についてご説明します。
「複合的理学療法は、第1期集中治療期と第2期維持治療期に分けられる。
第1期は基本的には約1ヶ月間入院し、スキンケア、リンパドレナージュ、運動療法とバンデージ法(弾性包帯)をおこない、可能な限りリンパ浮腫の軽減を図る期間である。
第2期維持期は第1期を終了し、原則的には外来治療でセルフケアとしてほぼ同内容を行うことにより、軽減した状態を維持そしてさらに軽減する期間である。
“乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」
徐々に桜が花開いてきていますね。
病院の近くの公園でもお花見のお客様がいっぱいいらっしゃることでしょう。
お花見は良いのですが、飲み過ぎ注意ですね。
せっかくの楽しいイベントが、ちょっとしたことで悲しいイベントになってしまうこともあります。
怪我などにご注意してお楽しみくださいませ。
でもどうしても何か痛いことつらいことが起きてしまった時には、救急病院へ行くしかありませんね。
お酒は飲んでも飲まれるな!!
だからね。
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