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  • 女性たちの密かな愉しみ。

    2010年1月9日

    女性の皆様はショッピングが大好きですよね。


    <ご質問>
    乳房再建について教えてください。

    <お答え>
    乳房再建には、自家組織(自分のからだの一部)を用いた再建法と人工乳房(インプラント)でおこなう再建法があります。

    また、おこなう時期も乳がんの切除術と同時におこなう一期再建と、切除術後期間をおいておこなう二期再建があります。

    手術後の放射線治療(残存乳房あるいは胸壁への照射)は、皮膚、軟部組織にダメージを与えるため、人工物での一期再建ではトラブルの原因になり、人工物や自家組織での二期再建も困難になります。

    なお、いずれの再建法も再発診断の遅れにつながることはありません。

    “患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2009年版” 日本乳癌学会編
    金原出版株式会社 より抜粋引用


    再建方法には色々な種類がございます。

    そして先生ごとにも考えかたは違います。

    ですからいくつもの病院を患者様が回って、納得できる治療を選んでいただくことになります。

    患者様は大変ですが納得できる治療を受けるためには、歩き回ってドクターショッピングをおこなうこともやむを得ないことです。

    女性の楽しみは、お茶とスイーツとショッピング。

    乳房再建は、保険外診療であることが多く、実際には約100万円ほどのお金が必要になります。

    100万円のショッピング。

    かなり奮発しなければいけませんが、

    それであなたの心が元気になるなら良い買い物になると思います。


    「ショッピングなんて失礼でしょ!」

    って怒らないでくださいね。

    これは一つの考え方です。


    素敵な買い物をすると女性は色々なことに自信を持って取り組むことができます。

    そして、元気なオーラがでます。

    是非、素晴らしいお買い物をしてくださいね。

    応援しています。

    私ももう少ししたらお茶しますからね。


    だめでしょ、お茶なんかしてたら!
    もっともっと働きなさいね!
    でも倒れちゃだめだから少しだけお茶してもいいけど!
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    <追記>

    投稿後、お叱りのコメントをいただきましたので、お返事としてお答えした内容を一部転記いたします。

    **********************************

    このブログは色々な方にご覧いただいております。

    それぞれ置かれた状況により、受け止め方は様々だと思います。

    ですから、「失礼な!」とお怒りになる方もいらっしゃるでしょう。

    しかし、乳房再建を受けたいのに、周りの方のご理解をいただけずに悩んでいる方がいらっしゃるのも事実です。

    乳房再建は決して贅沢なことではありません。

    それにより女性が元気になれるのでしたら当然受ける権利がございます。

    しかし残念ながら日本での保険適応が厳しいのが今の女性達には辛いところだと思います。

    私は周りの理解を受けられずにいる女性達へのエールを本日お送りしたつもりです。

    誤解がございましたらお詫び申し上げます。

    **********************************

    女性達を応援する気持ちも、言葉が足りないと様々な誤解やすれ違いを生じてしまうことを痛感いたしました。

    今後ともよろしくお願い申し上げます。

                       yasuu 2010.1.10 AM 0:53

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    再建乳房のバランス

    2009年1月5日

    さて今日は、再建した乳房と反対側の乳房のバランスについてお伝えします。

    「乳房再建は左右対称な状態をつくることが目的です。

    しかし再建乳房は皮膚が足りないことが多いので垂れることはありません。

    対側の乳房がお椀型ならよいのですが、しぼんだり垂れ下がったりしているときは再建乳房に合わせて治す必要があります。

    <豊胸術>
    対側乳房が小さいときやしぼんでいるときは、インプラントを挿入してお椀型のバストをつくります。

    <つり上げ術>
    乳頭の位置が垂れ下がっているときは、乳輪周囲の皮膚を切り取って、乳頭をつり上げます。

    <縮小術>
    乳房が大きすぎて下がっているときは、乳腺と皮膚を大きく切除して小振りのバストにします。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」



    やはりせっかく再建するのでしたら、美しくバランス良く再建していただきたいですからね。

    色々な秘訣があるのですね。


    お正月明けの今日はどんな一日でしたか。

    おもちを食べ過ぎてまん丸になっている人はいませんでしたか。

    私は1月1日に初詣に行って皆様の健康をお祈りし、自らの向上を誓ってきました。

    でも初詣のもうひとつの楽しみは、大好きな草団子を買ってくることでした。

    おかげさまでいっぱい買ってきて、心ゆくまで堪能いたしましたので、私はお団子のようにまん丸になってしまいました。

    以後気をつけます (^_^)v

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    乳輪・乳頭の再建方法

    2009年1月4日

    昨日は乳輪と書いてしまいましたが、乳頭の再建方法でしたね。

    乳頭に訂正しました。

    本日は昨日の乳頭に引き続き乳輪の再建方法です。

    「乳輪の再建方法にはたとえば以下のような方法があります。

    1.植皮法

    太ももの内側の黒ずんだ皮膚を植皮します。

    技術の差によって、仕上がりが大きく違います。

    2.入れ墨法

    対側の乳輪に似た色を入れ墨します。

    失敗することはありません。

    まずは薄い色を小さめに入れて、足りないときはあとで追加します。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」


    なるほどっていう感じですよね。


    明日からお仕事開始の方もいっぱいいらっしゃいますね。

    旦那様、恋人がお仕事開始の方もいっぱいいらっしゃいますね。

    ご自身、旦那様、恋人の「お仕事行きたくないなー」っていう気持ちを奮い立たせて、元気いっぱいの一年をスタートしましょう。

    わたしも精一杯皆様と一緒にがんばってまいりますからね。

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    乳頭のこと

    2009年1月3日

    今日は、乳房再建における乳頭の再建方法についての記事です。

    きっと皆様、びっくりされると思います。

    私も乳頭の再建方法をなぐも先生に御指導いただいて、とてもびっくりした印象があります。

    形成外科領域ならではの手術手技です。

    「乳頭の再建方法にはたとえば以下のような方法があります。

    1.対側乳頭の移植

    対側の乳頭の先端を取って、再建乳房に移植します。

    これから授乳を希望する人や、乳頭が小さい人には適しません。

    2.局所皮弁法

    再建乳房の皮膚を切って丸めて乳首の高まりをつくります。

    皮膚の緊張が強いときや、放射線がかかっている皮膚では、すぐに平らになってしまいます。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」


    色々な工夫や発明が形成外科手術の完成度を高めていくのですね。


    昨晩は病院で過ごしましたので今ちょっとおねむです。

    道を歩きながら意識を失わないようにしないといけませんね。

    睡眠不足で思い出したのですが、年末にちょこっとディズニーのホテルに泊まる機会に恵まれました。

    夜中にフラッとホテルのフロントを通って、外の空気を吸いに行ったのですが、いつも通りホテルの従業員(キャスト)の方は夜中でも素敵な笑顔で迎えてくれました。

    こういった対応を私たち病院でもしていきたい。

    いつもそう思って、ディズニーのホテルに泊まると夜中にそっとフロントを通ってそのホスピタリティーを勉強させていただいているのです。

    ホテルの方には良い迷惑ですよね。

    でも、その対応がたくさんの方々を幸せにしているんです。

    私たちも見習わなきゃね!!


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    仕事始め

    2009年1月2日

    本日よりわたくしの病院業務もはじまりました。

    こちらでも早速ご質問をいただいております。

    まずは、日々のお勉強からスタートです。

    今日は、乳房手術後の二期再建はいつ受けるべきか、です。

    「二期再建は術後6ヶ月以上を経てからが好ましいでしょう。

    その理由は、以下の2つです。

    1.手術による炎症や組織液の貯留が完全に消退するのには約6ヶ月かかるため。

    2.術後化学療法を行う場合、約6ヶ月の期間を要しますが、化学療法中は出血しやすく感染を起こしやすいため。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」


    そうそう、昨年の大晦日はこちらでお約束したとおりに、NHKを見て過ごしました。

    ミスチルに泣き、小林幸子さんの衣装にどきどきし、森進一さんの“おふくろさん”ってこんな曲だったんだと感動し、氷川きよしさんもなかなか良いなあって思いました。

    そしてきちんと“ゆく年くる年”で除夜の鐘を聞きながら・・・意識を失いました。

    きっと眠っている間に、わたくしのそして皆様の煩悩も吹き飛んだことと思います。

    それでは、今年もすっきりとまいりましょうね。

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    外科医へのお願い

    2009年1月1日

    新年あけましておめでとうございます。

    外科医 高橋 保正 です。

    yasuu と呼んでくださいね。

    今年も皆様とともに一歩ずつ前進していきたいと思います。

    何かお困りの際には、微力ながらお手伝いさせていただきますので、ご相談くださいませ。

    コメントからのご質問でも、にっこり乳癌検診のホームページからのお問い合わせでも大丈夫ですからね。

    ただ残念なことに、まとまった時間が作れました時にご質問のお答えを懸命に作成しますので、お返事まで2-3日必要です。

    お許しください。

    今日は、乳がんの手術の際に乳房再建を御希望される方への形成外科医の先生からのアドバイスです。

    患者様は、乳腺外科医に次のようなことを希望してください。

    「どのような乳房切除術をするかによって再建術の方法や難しさが異なります。

    そこで再建を御希望される場合は以下のような注意が必要です。

    <温存できる場合>
    再建した乳房がどんなにきれいにできても、もともとのバストにはかないません。

    再建できるからといって必要のない全摘は避けるべきです。

    <全摘をしなければならないとき>
    乳腺の全摘をしなければならないときも、乳頭・乳輪や皮膚を極力温存して、傷も最小限にしてもらいましょう。

    <再建をするとき>
    筋皮弁は身体の他の部位に新たな傷と筋力の低下を生じます。

    インプラントならそれがありません。

    ただし、インプラントに対する十分な技術と経験がある医師がいないときは、再建を受けるべきではありません。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」


    以上のことを考慮に入れながら、乳腺外科医にご相談くださいませ。


    それでは、今年も笑顔全開で過ごしていきましょうね。

    あなたの笑顔のために、わたしもがんばります。

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    同時再建か二期再建か

    2008年12月31日

    ついに大晦日です。

    今年一年のまとめの日です。

    そんな日にも、日々の勉強は変わらずに続けますからね。

    「乳房再建はその時期によって同時(即時)再建と二期再建に分けられます。

    同時再建は乳腺全摘術と同時に乳房形態を回復できるために理想的ですが、以下の場合には二期再建が望ましいでしょう。

    「腋窩郭清をした場合」
    リンパ節郭清後は腋窩にリンパ液が溜まるため、ドレーンを長期間入れておかねばならず、感染の危険性が増します。

    「化学療法を行う場合」
    化学療法中は白血球が減少し感染を起こしやすいため。

    「局所再発のおそれがある場合」
    肉腫や局所進行乳がん、炎症性乳がんでは局所再発率が高いため、術後一定期間を経てからの二期再建が望ましいでしょう。

    「皮膚感染症のある例」
    インプラントは感染を生じやすいため、乳がんまたは他の原因によって術野に感染がある場合は二期再建とすべきです。

    乳ガン110番 南雲吉則先生他 日刊工業新聞社より引用」


    今年最後の記事が乳房再建に関するものでした。

    来年以降のテーマが見えてきている気がします。

    今年一年を振り返ってみると色々なことがありました。

    ―2月11日 にっこり乳癌検診 と 乳癌検診へGO!GO! を開設―

    これまでの医者人生の中でも、特にがん患者様に対して色々な形でサポートしてまいりましたが、何かもっとできることはないかと自分なりに考え、ホームページ作成とブログ運営を開始しました。

    よりよいページ作りを目指して試行錯誤中です。

    皆様の叱咤激励により頑張れております。

    叱咤もたくさんいただき、自分でおしりを叩いて、さらなる上を目指していきます。


    ―2月28日 神奈川乳癌治療研究会に入会―

    私の乳がん患者様に対する思いを神奈川乳癌治療研究会の先生方にお伝えし、メンバーに参加させていただけることとなりました。

    今は、乳腺専門医の先生方に御指導いただきながら、一人でも多くの患者様のお役に立てますように情報収集をおこなっております。

    そしてご質問コーナーでは、難しいご質問の時には他の先生方にご相談しながら、しかしエビデンスのある論文をきちんと調べながら全力でそして心でお答えしております。


    ―6月8日 フジテレビが川崎幸病院での私のER当直に密着取材―

    救急医療の重要性も日々感じており私は救急科にも所属しております。

    当院では「断らない救急医療」をモットーにシステムを作り上げております。

    ER当直は非常に大変な当直ですがやりがいがあります。


    ―6月10日 川崎幸(さいわい)病院 院内緩和ケアチーム設立―

    「がん患者様の苦痛や不安を取りのぞいて、病気と前向きに立ち向かっていこう」、というコンセプトで緩和ケアチームを設立しました。

    病気だけではなく人を診たい。

    その思いを形にすることができました。

    今もチームリーダーとしてメンバーにたくさんのことを教わりながら、そして近隣の緩和ケアの先生方に御指導いただきながら、活動を積極的におこなっております。


    ―8月19日 日本がん治療認定医試験 合格―

    がんを治療するものの使命としては、暖かい心でそして、さらにしっかりと資格を取得していくことによって、患者様の信頼を得られるものと考え今回さいわいにも合格することができました。


    ―11月15日 横浜市立大学乳がん学校 卒業―

    横浜市立大学乳腺外科の先生方に御指導いただきながら、初心にかえって乳がんの基本と乳がん診療におけるチーム医療の重要性について勉強しました。

    全国から乳がん学校に参加する病院スタッフが非常に多く、感動しました。


    ―11月  ナグモクリニックにて乳房再建の研修に参加―

    なぐも先生のご厚意により、乳房再建について学ばせていただく機会をいただきました。

    普段の診療で乳房再建の必要性を強く感じておりましたので、今後のさらなる飛躍につながっていくと考えます。


    ―12月26日川崎幸(さいわい)病院・幸クリニックが日本乳癌学会認定医専門医制度関連施設に認定―

    患者様の信頼を得るためには、日々の勉強と実績であると考え、行動してまいりました。

    また来年からも引き続き、患者様のために精一杯がんばってまいります。



    以上、今年の活動の総集編でした。

    皆様、いつも私のブログにご訪問いただきましてどうもありがとうございます。

    来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

    それでは良いお年をお迎えください (^^)/

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