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  • ザンクトガレン 2009 part 50

    2009年8月31日

    緊急手術が今終了です (*^_^*)


    -pathological evaluation of characteristics of the disease(疾患特性の病理診断) その4

    In an important change from the previous St Gallen conference and after a long debate , the Panel supported the use of a validated multigene-profiling assay, if readily available , as an adjunct to high-quality phenotyping of breast cancer in cases in which the indication for adjuvant chemotherapy remained uncertain.

    いままでのザンクトガレンカンファランスからの重要な変更点として、パネルは評価された多遺伝子発現解析を、利用可能ならば乳がんの高品質な形態学的評価に加え、化学療法の追加の意義が不確実な症例において使用することを支持した。


    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用



    人が困っていたらお手伝いしたい。

    自分が困っていたら助けてほしい。

    人は持ちつ持たれつですよね。

    もしも、頑張っても頑張ってもどうにもならないとき。

    誰かにそっと救いの手を差し出してもらえたら、どんなに幸せでしょう。



    最も尊いもの。

    それは「無償の愛」だと思います。

    自分を抜きにして物事を考える・・・・・。


    宮沢賢治の「雨にもまけず」にも、

    「自分を勘定にいれずに・・」

    とあります。


    「見返りを求めずただひたすらに人々のお役にたてる人間でありたい。」

    そう思っている自分と・・・

    「でも、そんなことが果たして自分にできるのだろうか。」

    そう思っている自分と・・・

    いつも自問自答しています。



    「無償の愛」

    とっても好きな言葉です。

    でもそれは、とっても難しく、そしてとっても美しいものですよね。


    →また今日は壮大なテーマですこと!!でも今の時代、そういう大きな理想を持つ事って大事だと思うよ!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 49

    2009年8月30日

    やっぱり台風が近づいてきました!!

    みなさんお気をつけて!!


    -pathological evaluation of characteristics of the disease(疾患特性の病理診断) その3

    The majority of the Panel considered that high grade was a sufficient indication for chemotherapy and that genomic grade could be considered as an adjunct to histological grade if readily available.

    パネル(パネリストたち;yasuu注釈)の大多数は、高グレードは化学療法を行う目安として重要であり、遺伝子発現検査も、利用可能ならば組織グレード評価を補完するために考慮してもよい、という意見であった。

    Gene expression signatures are likely indicate a prognostically relevant dichotomy (low grade versus high grade), though the implications of this observation for therapy require further study.

    遺伝子発現解析は、おそらく予後について二分判定(低グレード対高グレード)には有用であるが、治療の必要性の判断に用いるには、さらなる検討が必要である。

    uPA /PAI-1 was not accepted by a majority of the Panel as a useful prognostic factor.

    uPA /PAI-1は大多数のパネルによって、有用な予後因子としては受け入れられないとされた。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    人生に誤解はつきものです。

    がん治療を担当しているとたくさんの誤解と遭遇します。

    一番多いのは、「抗がん剤は免疫力を一生落としてしまう。」という誤解。

    抗がん剤の副作用は永遠ではありません。

    確かに、脱毛や吐き気、白血球減少といったつらい副作用をゼロにすることは難しいです。

    しかし脱毛は一時的なものですし、

    吐き気もずーっと続くわけではありません。

    白血球減少による抵抗力低下は一時的なものです。

    ほとんどの場合、抗がん剤治療が終了すれば免疫力はもちろん体力や容姿は元の通りになります。

    このことをきちんと私たち医療スタッフは、患者様と御家族様にお伝えしないといけません。

    もし患者様を、誤解により少しでもこわがらせてしまうと、きちんとした標準治療が受けられなくなってしまうからです。

    言葉が足りないために患者様そして御家族様を悲しい方向に向かわせてしまうこと。

    絶対にあってはいけません。

    皆様も、多すぎる情報たちに惑わされないでください。

    私たちもこういったたくさんの誤解を地道に解いていくしかないのです。

    もしご不安なことがございましたら、そのまま内に秘めずに、主治医の先生や外来の看護師さんなどにも、よーくお話を聞いてみてくださいね。

    →うん、確かにこわい情報がネット上にはたくさんさまよっているよね!!私たちもみんな注意しなくちゃね!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 48

    2009年8月29日

    なんでしょう。

    風が大変強いですね。

    台風かあるいは何か得体の知れない物が近づいているのでしょうか!! 


    -pathological evaluation of characteristics of the disease(疾患特性の病理診断) その2

    Reporting of ER generated considerable discussion.

    ER判定の結果報告についても、かなりの討論があった。

    The Panel strongly endorsed the reporting of percentage of stained cells but was evenly divided on whether other scoring methods should also be reported.

    パネルは、陽性細胞割合を報告書に含めることを強く支持したが、他のスコアリング法(具体的にはAllred score)による判定結果も併記することを支持する意見と相半ばした。

    PgR was considered valuable for prognosis, but less important for predicting response to treatment.

    PgRは予後を推測する上では有益であるが、治療反応性の予測には少し重要性は低いと認識された。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    世界中の乳腺外科医たちもそれぞれの思いを、このザンクトガレンにぶつけてくるのでしょう。

    自分が正しいと思って行っている診療を、他の先生から否定されるとやはりあまり良い気持ちはしないのでしょうね。

    意見が真っ二つに分かれてしまったとのことですから、ホルモンレセプターに関しての考え方は単純ではありません。

    これら、色々な意見をまとめて私たちは患者様方にわかりやすくご説明していかなければなりません。


    最近私はおにぎりにはまっています。

    私は根っからの日本人ですから、ごはんが大好きです。

    そして根っからの日本人ですから、おにぎりの具は梅干しで決まり!!っていうわけではなく、大好きなのは本当はツナマヨです。

    朝も昼もツナマヨ!というのが最近のマイブーム。

    マイブームというのは大体短期間で終了するものですが、私の場合意外とマイブームが長いんです。

    こんな事でも一度決めたことをずーっとやり続ける性格がでてしまうんですよね。

    性格ってなかなか変わりませんね。

    根っからのそんな性格だからこそ、こんな風に毎日皆さんとお話できるのでしょうね (^_^)v

    →食事のお話が結構多いね!!そりゃ食が基本なのは分かるけど、調子悪くて食べられない方もいるんだから、注意してね!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 47

    2009年8月28日

    また新しい試みが始まっています。


    -pathological evaluation of characteristics of the disease(疾患特性の病理診断)

    In addition to reporting the presence and type of tumour ,the Panel considered various additional pathological parameters.

    乳がんの存在診断と組織診断に加えて、パネルはいろいろな病理学的パラメータを検討した。

    Markers of proliferation , and specifically Ki-67-labelling index, were considered important for the determination of prognosis and, importantly , to indicate the potential value of the addition of chemotherapy to patients with receptor-positive disease.

    増殖のマーカー特に、Ki-67ラベリングインデックスは、予後を決定するうえで重要であり、さらにER陽性患者に化学療法を追加する意義を示すことにも役立つことが支持された。

    Ki-67specifically was not accepted as the basis for choosing aromatase inhibitors rather than tamoxifen in postmenopausal patients with receptor-positive disease as further validation of findings in this regard was felt to be necessary.

    Ki-67は、特にER陽性の閉経後患者で、タモキシフェンではなくアロマターゼ阻害剤を使用するという選択の根拠としては受け入れられなかったが、この点に関してはさらなる検討が必要である。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    女医さんによる乳癌検診はやはり人気がありますよね。

    女性たちにとっては、出来るだけ乳癌検診にともなう検査は女性に担当して欲しい。

    そういう御要望がたくさんございます。

    女性医師による乳癌検診。

    要望にはお応えしなければいけませんよね。

    そこで、私たちの新しい試み。

    私のところでは、女性医師による乳癌検診もはじめました。

    あと一歩を踏み出せない方には嬉しいお知らせでしょ?

    東京、神奈川、埼玉、茨城からもわざわざおいでいただいています。

    女性医師による乳癌検診。

    そして治療や精密検査が必要な方は、私が担当させていただいております。

    女性医師と私が力を合わせて、皆様の幸せをサポートいたします。


    →そうだよね!!やっぱり女性の先生がいてくださった方が、少しハードルが下がりますよね!!乳癌検診に行こうかなって思います!!って、クリッククリックをお願いいたします。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 46

    2009年8月27日

    皆様、ご質問ありがとうございます。

    もうすぐお答えしますからね。


    -HER2 positivity(HER2陽性) その2

    Although the definitions used in the pivotal trials of trastuzumab were less restrictive, a substantial minority of the Panelists preferred to use 30% intense and complete staining as a threshold for recommendation of anti-HER2 therapy.

    トラスツズマブの有用性を検討した中軸となった重要な試験では、もう少しゆるい基準が用いられていたが、パネリストのうち半数弱は、均一、高度の細胞膜染色性が30%以上の細胞に認められる場合を陽性とし、抗HER2療法を選択する根拠とすることを選択した。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    この間電車の中で懐かしいものを見ました。

    一世を風靡したルービックキューブです。

    座席に座ったおじさまがルービックキューブとにらめっこしていたのです。

    その方はじーっとルービックキューブを眺めたのち、

    そっと目を閉じて・・・・・・

    ものすごい勢いでカシャカシャカシャと指先を動かし、ころころころころとキューブを回転させながら、約1分が経過。

    突然、おじさまの動きが止まりました。

    私は目を離すことができませんでした。

    おじさまが満足げに、そっと目をあけてルービックキューブを見つめました。

    なんと・・・まったく揃っていませんでした  (^_^;)

    おじさまは、大きくうなだれました。


    私は6面がすっかり揃うのを期待していたのでびっくりしましたが、でもそのおじさまの努力している姿に心を打たれました。

    人目をはばからず自分の技術や能力を磨く。

    なかなかできないと思います。

    何だか勇気をもらいました。


    それにしてもルービックキューブって記憶力のゲームなんですね。

    今度やってみよっかな。

    もし電車のなかでルービックキューブをしている人がいたら、

    それは私かもしれませんよ (^_^)v

    →Genius is one percent inspiration and 99 percent perspiration. 「天才は1%のひらめきと99%の努力だ」ってエジソンもおっしゃっています!!毎日一緒にコツコツ努力しましょうね!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 45

    2009年8月26日

    さーて、ごはん前にお勉強、お勉強!


    -HER2 positivity(HER2陽性)

    Two technologies are recognized for the determination of HER2 positivity.

    HER2陽性を決定するために、ふたつの技法が評価されている。

    These have recently been addressed by a joint working party of the ASCO/CAP.

    これらは最近、ASCO(米国臨床腫瘍学会)とCAP(米国病理医会)共同の作業部会で検討された。

    Either immunohistochemical analysis showing uniform, intense membrane staining of>30% of the tumour cells or, alternatively , determination of gene amplification by fluorescence in situ hybridisation (FISH)(ratio of HER2 gene copies to chromosome 17 centromers >2.2) or chromogenic in situ hybridisation (CISH)(more than six HER2 signals per nucleus) is sufficient to define HER2 positivity.

    免疫組織化学染色(IHC)では、均一、高度の細胞膜染色性が30%以上の細胞に認められる場合、またはもう一つの方法として、蛍光組織上混成法(FISH)でHER2遺伝子蛍光(赤)と17番染色体中心体蛍光(緑)の比が2.2倍超上か、発色組織上混成法(CISH)でHER2シグナルと細胞数の比が6倍超上の場合を、HER2陽性と定義するに十分であると定義されている。


    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用



    「分解博士!」

    子供の頃、両親から良く言われていました。

    わたしは、家にある色々なものを分解し研究?していました。

    懐中電灯。

    目覚まし時計。

    電子計算機。

    ラジオ。

    スピーカー。

    買ってもらった電子ゲーム機。

    などなど。


    そして、学校では理科工作クラブに入っていました。

    よく、ラジコンカーや戦車やラジオなどを組み立てたりしていました。

    本当に、分解や制作が大好きでした。


    物事を探求する気持ち。

    とっても大事だと思います。

    両親も、良く怒らずに見守ってくれていたなと感謝しています。

    決して分解して元に戻せるものばかりではありません。

    ですから、物によってはある所まで行くと戻れなくなる。

    そんなぎりぎりのラインを知ることも子供たちにとって有用だと思います。


    ただ、今は精密機器ばかりであり、しかも高価な物ばかりです。

    なかなか分解を許可するのも難しい時代ですよね。

    でも想像力や探求心を培うためも、「分解すること、そして組み立てること」は是非とも必要なことでしょう。


    そして同時に子供たちは、傷ついた人のこころはなかなか元通りにしてあげるのが難しいことも学ばないといけませんよね。

    →それは大人になった今も、みんなが知っておかなければいけないことだよね!みんなでお互いを大切にしましょうね!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 44

    2009年8月25日

    今外来終了です。


    -endocrine responsiveness(内分泌反応性)

    Based on the philosophy of defining categories according to their implications for treatment selection, the previous three categories of endocrine responsiveness have been simplified so that endocrine therapy is considered indicated if any ER staining is present in the tumour.

    治療選択に対する影響に従ってカテゴリーを定義するという哲学に基づけば、以前の内分泌反応性に関する3つのカテゴリーは単純化され、ERの染色性がわずかでも認められる場合には内分泌療法を考慮するということになった。

    The majority of Panelists were in favour of indicating the percentage of stained cells on pathology reports rather than merely using scores .

    大多数のパネリストは、病理部門から臨床側への検査結果報告書に、単にスコア化された値を記載するのではなく、ER,PgR陽性細胞割合が必要であるという意見であった。

    Staining for hormone receptors of ≧50% of tumour cells was viewed as indicating highly endocrine-responsive tumours.

    50%以上の腫瘍細胞が染色される場合を、高度内分泌反応性とみなされる。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    最初の部分はちょっと日本語的に難しい内容ですね。

    理解しがたいです。

    それは皆様も私も一緒です。

    英語を日本語に単純に訳そうということ自体に無理があるのかもしれません。

    さりげない言い回しでも、英語の文化の中で育ってきた人たちの感性と、日本人の感性が全く一緒だなんてあり得ないわけですからね。

    どうがんばっても理解ができない英語っていうのも、もちろんあると思います。

    なーんて言って英語の理解が難しいことを文化のせいにしてはいけませんよね。

    でも時には逃げ道を作っておかないと、人ってきっと行き詰まってしまいますよ。



    常に八方ふさがりにならないように、逃げ道を確保しておくこと。

    実はとっても大事だと思います。

    自分で自分の首を絞めすぎると、行き場を失ってしまいますからね。

    皆さんも決して「もうこうするしか道がない。」

    みたいに考えすぎないでくださいね。

    人生なんてどこでどう曲がったって元の道に戻って来られるのですからね。

    あまり御自分を責めたり、追い詰めたりしないようにね。

    →そう思います!!もっとみんな気楽に、肩の力を抜いてね!!ちょっとは悩むこともあるけど、前向きに明るく、が大事だよね!!って、クリッククリックをお願いいたします。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 43

    2009年8月24日

    化学療法は今日で一旦終了。


    -chemotherapy(化学療法) part 8

    Considerations of availability and cost determine the current usefulness of multigene assays.

    多遺伝子発現解析法の有用性は、利用可能性とコストを考慮した上で決まる。

    The Panel noted that patients with pT1a pN0 and ER-positive disease should be offered endocrine therapy alone even if features which usually indicate chemotherapy are present.

    パネルは、腫瘍径1cm以下でER陽性の場合、他の特性により化学療法の追加の適応があるような場合でも、内分泌療法単独を提供すべきであるとした。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

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    よりそれぞれ引用


    この論文もかなり後半部分に入ってきています。

    皆様はきっとこのザンクトガレン2009シリーズが終わると急に寂しくなってしまうかもしれません。

    もっともっと英語を読みたい。

    もっともっと勉強をインターナショナルな感じで続けたい。

    そう思って禁断症状がでてしまうかもしれません。

    今から、次の論文を探しておかないといけませんね。

    でも、慌てなくても英語の論文はたくさんありますからね。

    やっぱり最先端情報は英語から得る時代ですから。

    そういう私も、英語は大好きだけど、難しい論文を読むのはまだまだ半人前なので、皆さんと一緒にがんばって行きまーす。

    →おっと!!きょうはかるーーい感じでいい感じ!!って、クリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 42

    2009年8月23日

    化学療法については、もう少しです。


    -chemotherapy(化学療法) part 7

    However , if all these intermediate criteria are present, it usually tips the balance towards the use of chemotherapy .

    しかし、もしこれらの中間基準の全てが満たされるような場合、通常化学療法を加える傾向に傾くことになる。

    The Panel considered the available multigene assays in this context and concluded that a validated assay should be taken into account as an adjunct to high-quality pathology phenotyping if doubt about the indication for chemotherapy persists after consideration of other factors.

    パネル(パネリストたちの意見をまとめると;yasuu注釈)は、この意味で現在使用できる多遺伝子解析を考慮し、もし従来の臨床・病理学的検査をおこなっても化学療法を追加する方がよいか決めかねる場合には、評価された多遺伝子発現分析を判断の一助として考慮して良いだろうと結論づけた。


    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

    “治療閾(しきい)値:早期乳がんの初期治療に関するザンクトガレン国際専門家合意会議 2009”
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    よりそれぞれ引用


    英語の文中に“ダウト”がでてきましたね。

    子供の頃、よくやりましたね。

    ダウト。

    何人かでトランプの数字を順番にA,2,3,4,5,6,7,8,9,10,J,Q,Kと言いながら、自分に相当する数字のカードを裏返しに出していくゲームです。

    もちろん、本当にその数字をその人が出しているかどうかは誰にも分かりません。

    「どう考えても違うでしょー」

    というときには、

    「ダウト!」

    とコールして確認します。

    正しい数字であれば、コールした人が出ている全てのカードを受け取らなければいけません。

    こんなふうにして全ての手持ちのカードが一番先に無くなった人が勝ちです。

    人をだます、そして人を疑う前提のゲームです。

    おもしろいですよね。

    人の顔をお互いにじーっとみながら本当かどうか見極めて、

    そして人を引っかけようと思えばわざと声を小さく数字を言ったりして、

    いつも正直でいなければいけないって小学生は道徳で教わります。

    その一方で、ゲームでは人を疑ったり、欺いたり・・。

    そういうところでうまく子供たちは情緒をコントロールしていくのでしょうね。

    →でも最近はあまり子供たちはトランプゲームなんてしないのかな?時間があればDSだものね!!できれば“機械と会話“じゃなくて、”みんなと会話”しながら遊ぶ方が人の痛みとか気持ちがもっともっと分かるようになるかもね!!とクリッククリックをお願いできますか。クリックで一人でも多くの方を乳がんのお悩みから救ってまいりましょう。みなさまの応援を、心より感謝申し上げます。


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    ザンクトガレン 2009 part 41

    2009年8月22日

    気がつけば何となく秋の気配。

    神奈川は、少し夜は涼しくなってきた様子です。

    でも、また明日は暑くなるのでしょうか。


    -chemotherapy(化学療法) part 6

    We note that some features individually provide little guidance in reaching a decision to use chemotherapy.

    また、一つ一つの項目としては、化学療法を追加するかどうかの決定の指針にほとんどならない特性があることも認識している。

    In particular , histological grade 2 , intermediate scores on multigene assays , tumour size between 2 and 5cm , and low numbers of involved lymph nodes (one to three) do not provide definitive indications to either give or withhold chemotherapy.

    特に、グレード2、多遺伝子発現解析での中間スコア、腫瘍径2-5cm、少ない腋窩リンパ節転移数(1-3)、は化学療法を加えるか加えないかという点について、決定的な判断基準にならない。

    “Thresholds for therapies: highlights of the St Gallen International Expert Consensus on the Primary Therapy of Early Breast Cancer 2009”
    A. Goldhirsch , J.N. Ingle , R.D. Gelber , A.S. Coates , B. Thurlimann , H.-J. Senn and Panel members Annals of Oncology Advance Access published June 17,2009

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    日本語訳担当:NPO法人がん情報局翻訳部 渡辺亨、田原梨絵、渡辺露敏

    よりそれぞれ引用


    中学生の頃、一瞬フォークギターに目覚めてひたすら弾いていた記憶があります。

    作詞のまねごとをしたり、作曲のまねごとをしたり。

    それらは結局まねごとに過ぎなかったのだけれど、曲により人を喜ばせたり、癒したり、元気づけたりする音楽のすばらしさ、そしてそれを作り上げることの大変さを感じることができました。

    今でもその頃に弾いていた曲を聴くと、何だかせつないような、心が落ち着くような感じになります。


    現役で音楽活動を続けている、さだまさしさん。

    たくさんの暖かい歌詞を送り出しています。

    一つ一つの歌詞が心に染みこんできます。

    今でも大好きです。

    さだまさしさんの歌詞の根底には、人々を愛する暖かい気持ちが流れています。


    私にはそんな素敵な音楽は作れないけれど、すこしでも多くの方が幸せになれるように、私の思いを毎日綴らせていただいています。

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