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    2010年4月16日

    そう、夢は大きく!  グッド
    ―乳がん診療におけるFDG-PET(PET/CT) その5―
    一方PET-CTにて偽陰性(本当はがんなのに、良性と判断してしまうこと。by yasuu)となりうるケースとして、1cm以下の小腫瘤が挙げられる。これはPETの空間分解能の限界やpartial volume effectのために実際の集積より過小評価されるためだと考えられる。
    また増殖能の低いtubular carcinomaやnon comedo typeの非浸潤がんなどの高分化がん、細胞密度の低い浸潤性小葉がんなどでは集積が悪く、偽陰性となりうる。
     このように現時点では、乳がん原発巣の診断においてFDG-PETおよびPET/CTがマンモグラフィー、超音波などの画像診断や細胞診、生検までも含めた診断法を凌駕するものではない。
    “これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用

    そうです。まずは、基本的なところから責めましょう。視診、触診、マンモグラフィー、超音波検査。そして、必要であれば針生検をするのです。魔法のような検査は残念ながらございません。一歩ずつ、着実に、そして確実に、真実に近づいていきましょう。焦ってはいけませんよ。

    スクリーニング回診。何のことか分かりますか。スクリーニング。それは、すなわちたくさんの中から対象をふるいわける作業を言います。私の、病院における自主的な早朝回診は、「スクリーニング回診」と緩和医療学会では呼ばれています。つまり、たくさんの患者様のなかから元気の無い方を見つけ出して心のサポートする、痛みのケアをする。でも、私の場合にはさらに、緊急で検査が必要な方を見つけ出して応急処置をする。緊急手術が必要な方をいち早く発見して手術の準備をする、というところも目的としています。
    スクリーニング回診。何だか言葉にすると味気ないですね。決して患者様方をふるいわけしているわけではないのです。お一人お一人の病状を把握し、その方が何を必要としているのかを見つけていく。ニーズ発見回診。ご用聞き回診。うーん。難しいですね。情熱回診。押しつけがましいですね。フレンド回診。お見舞いになってしまいますね。でも確かに半分は医師として、半分は皆さまを支える家族、そして友人として回診しています。きずな回診。しつこいですよね。

     高校生の頃よく聞いていた曲を何となく思い出しました。久しぶりに聞いて、何だかさださんの優しさに心を打たれ涙がこぼれてしまいました。良かったら目を閉じて聞いてみてね。



     アンケート。大変でしょ?たくさんご質問があって、途中で「やーめた」って言う声が聞こえるような気がします。すでにお返事を下さった方、とっても嬉しいです。感謝しています。
    昨日からアンケートのお願いをしていますが、順調にお答えをいただいております。5月15日でアンケートは一旦締め切りをさせていただきます。
    このアンケートがこれからの乳がん治療を変えていくのです。皆さまご協力をお願い申し上げます。アンケート結果は、日本乳がん学会全国大会で発表いたします。日本中の乳腺外科医達に皆さまの声をお届けいたしますからね!

    はいはい。
    引き続きアンケートに答えるのね?
    でもやっぱり質問多くなーい?
    ってクリックをお願いいたします。
    (ごめんなさい。お許しを。by yasuu)
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