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  • 腋窩リンパ節郭清 その4

    2009年4月25日

    今日の神奈川は大雨です。

    ズボンも、お靴もびしょ濡れですががんばりましょう。

    「腋窩転移4個以上の症例を治療開始の年代別に分けて、生存率曲線を比較すると、最近の症例ほど生存率が上昇している。

    年代別に手術法に大きな違いはないから、この生存率改善は最近の化学療法、ホルモン療法のめざましい進歩に起因すると考えられる。

    術後の補助化学内分泌療法、再発後の化学内分泌療法など全身療法が予後の改善に大きく貢献していることは疑いない。

    腋窩リンパ節は予後の判定に強力な因子である。

    しかし、郭清が予後の改善に役立つか否かに関してはなお議論が多い。

    転移病巣を切除することにより少なくともわずかの予後改善があるのは確かであり、10個以上の転移があった症例に対し、現代的な化学内分泌療法を施行していなかった時代でも30%近い生存が得られており、郭清は一部とは言え予後の改善をもたらす。

    <腋窩郭清をどうするか 小山博記先生 (大阪府立成人病センター)>
    “乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」


    昨日は、緩和ケアに関する勉強会のあと、いつもお世話になっている大学病院の教授お二人を含む先生方と、また都内の御高名な精神科の先生とお食事を御一緒にさせていただきました。

    そこで話題になったことは、精神科領域のこと、すなわち患者様の心の内面にまで気を配る外科医はまだまだ少ないこと、まして精神科の先生の御講演に出席する先生はまだまだ少ないということでした。

    医師は病気だけをみていてはいけないのにね。

    患者様の全てを癒してあげられたらもっといいのにね。

    そう思いながら夜遅くまでたくさんお話を伺ってきました。

    また今日からの診療におおいにプラスになる勉強会でした。

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