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  • リンパ節転移 その3

    2009年4月21日

    さて今日は何のお話でしょうか。

    そうです。

    まだまだリンパ節のことです。

    「最近は、n 0 (病理学的にリンパ節転移なし;yasuu注釈)の頻度が高くなっており、約65%がn 0となっている。

    マンモグラフィー併用検診の一般化に従って早期発見が可能となり、n0の頻度は今後さらに高くなると予想される。

    リンパ節転移の数は、がん細胞の数(腫瘍のサイズ)とがん細胞の悪性度に比例するものと思われ、臨床的に最も確実な予後因子として利用価値が高い。

    n 0症例では予後は良好であるが、10年15年と時の経過につれ生存率は年率1~1.5%ずつ下降していく。

    すなわち、リンパ節郭清のみで乳がんを治癒せしめることはできない。

    <腋窩郭清をどうするか 小山博記先生 (大阪府立成人病センター)>
    “乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」


    決してこわがらせるつもりで、この文章を引用したのではありませんからね。

    乳がんは、手術だけではなく、その後の追加の治療も重要なのですよ、ということを一番お伝えしたかったのです。

    まずは手術も大事ですが、手術だけで安心せずに、きちんとその後の治療も精一杯頑張ることがとっても大切です。

    でも、もちろん1人で頑張るのではありません。

    私たち医療スタッフと、そして家族や仲間たちとともに一緒にみんなで力を合わせていくのです。


    今、緊急手術が一段落しました。

    今日は緊急手術のために、外来の患者様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

    どうしても救急病院の使命で、外来の対応が難しくなってしまうことがあります。

    ごめんなさい。

    でもこれからも、全てのあらゆる患者様のお役に立てるように、走り続けないといけません!!


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