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  • 構築の乱れ その3

    2009年3月24日

    今日は、乳腺エコー(超音波)検査における構築の乱れのお話です。

    乳腺エコーにおいても構築の乱れは存在します。

    「公式の定義はないが、乳腺エコーにおいては、「乳腺および周囲組織の構造の異常をきたしたもの」と定義することを提唱する。

    構築の乱れを示す部位に一致して手術の既往がない場合には、がんを疑う有力な所見となる。

    用語は共通でも、超音波所見とマンモグラフィー所見の「構築の乱れ」が表現する病変は必ずしも同一ではない。

    たとえばマンモグラフィー所見で構築の乱れを呈する症例のうち、腫瘤を触知する群では硬がんや浸潤性小葉がんなどが多く含まれる。

    これらのほとんどが超音波所見では明らかな腫瘤像として認識されるのである。

    “乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集より抜粋引用」


    このように、マンモグラフィーではっきりしない所見でも、超音波検査を組み合わせるとあっさり解決することも多々あります。


    全身麻酔という本を読み始めました。

    著者は霧村悠康さんです。

    本屋さんで何となく手にした本です。

    現役医師の書き下ろした小説だそうです。

    非常に危険な内容の小説です。

    医師として、外科医として、読みながら呼吸が苦しくなってきました。

    絶対にあってはならない医療事故。

    それを独特の視点から医療サスペンスに仕上げた著者に脱帽です。


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