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  • 術前化学療法の治療効果 その4

    2009年3月12日

    術前化学療法の治療効果最終日です。

    明日からは何をトピックスにしましょうか。

    「日本乳がん学会の組織学的治療効果の判定基準では、治療により変化を受けたがん巣の量と変性の程度の組み合わせにより、治療効果を多段階に判定している。

    Aberdeen trialで用いられたMiller and Payne Classificationも同様である。

    治療後切除された手術標本から治療開始前に存在した病巣の範囲を推測することやがん細胞の変性の程度を評価することは難しい場合があるため、これらの判定基準では評価の再現性が問題となる。

    しかし、遺残がん巣の量が同じでも、治療前のがん巣の大きさが異なれば、予後が異なる可能性がある。

    今後、これらの判定基準と予後との関連を検討する研究が望まれる。

    乳癌診療ガイドライン 検診・診断 2008年 より抜粋引用」



    うん、確かにおっしゃるとおりですね。

    元々大きな腫瘍が抗がん剤により小さくなった場合と、

    はじめから小さかった腫瘍があまり変わらなかった場合で、

    結果的に同じ大きさだから、その後の経過も同じ、となるかどうか難しいところですね。

    まだまだ検討していくことはたくさんありそうです。


    今後は、乳がんに加えて消化器がんに関する情報提供や救急医療に関する情報提供もおこなっていきたいと思っています。

    どのような形にするかはまだ検討中です。

    緩和医療についてはこちらでも時々お伝えしておりますので、これは継続していきます。



    がんで悩まされている方がたくさんいらっしゃいます。

    また急な体調不良に悩まされる方もいらっしゃいます。

    わたしは、多くの悩みを解決する糸口を作っていきたいと思っています。


    今日はこれから検診マンモグラフィーの読影に行ってまいります。

    またたくさんのフィルムが私を待っています。

    ていねいに心をこめて、そして目を皿のようにして、たくさんの方が合格点をとれることをお祈りしながら、おひとりおひとりのお写真をチェックしてきますね。


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