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  • センチネルリンパ節 その2

    2009年3月3日

    今日も、まずはセンチネルリンパ節についての情報からです。

    「センチネルリンパ節生検精度の指標として同定率、感度(偽陰性率)、正診率が重要であるが、対象患者の病期や病理学的検査方法にも影響される。

    1990年代に多くの施設から腋窩郭清を伴うセンチネルリンパ節生検の成績が報告された。

    色素法単独よりもアイソトープ法および併用法で同定率および感度が良好であったが、learning curveの影響を受けている可能性があるため、決して色素法単独が否定されるわけではない。

    色素法については、
    <長所>
    取り扱いが簡便
    費用対効果が高い

    <短所>
    皮膚切開後に初めて局在診断が可能
    アレルギー反応あり(まれ)

    放射性コロイドについては
    <長所>
    皮膚切開前に局在診断可能
    腋窩以外のセンチネルリンパ節が同定可能

    <短所>
    放射線被曝あり(安全性に問題なし)
    取り扱いが複雑
    高価

    “乳腺外科の要点と盲点” 幕内 雅敏先生監修 霞 富士雄先生編集 より抜粋引用」


    つまり色素法は安くて簡便であるが、テクニックが必要であるので修練を要する、ということです。

    私たちの病院では、色素法単独にてセンチネルリンパ節の同定をしっかりとおこなうことができております。



    私たちの病院は救急病院ですのでたくさんの救急車が押し寄せてきます。

    昨日も救急患者さまの緊急手術が夜中まで続きました。

    さすがに今朝わたしはちょびっとお疲れでしたが、でも患者様が元気になられたので、私もすっかり元気になりました。

    今日も元気いっぱいに夕方の診療開始です。

    医師が前日の疲れを引きずるようでは、がんばっている患者様方に申し訳ないですからね。

    どんなにハードな一日であっても、翌日にはにっこり登場。

    そして、ディズニーランドのキャストたちのように、皆様を幸せな気持ちにできたらいいなといつも思っています。

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