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  • topoⅡα遺伝子の異常 その3

    2009年1月16日

    今日も硬くてなかなか飲み込めないメニューとなっております。

    ゆっくりじっくりことこと煮込んで、よくかみ砕いて味わってから飲み込んでいきましょう。

    「アンスラサイクリン奏効の分子予測因子には、

    1.TopoⅡ遺伝子異常(遺伝子増幅や欠失)
    2.TopoⅡ蛋白過剰発現
    3.DNA修復障害
    がある。

    1. TopoⅡ遺伝子異常(遺伝子増幅や欠失)

    TopoⅡα遺伝子の異常が最も高頻度に認められるのはHER2増幅腫瘍である。

    しかし、HER2非増殖腫瘍でもtopoⅡ遺伝子増幅やtopoⅡ遺伝子欠失(欠失の方が多い)が10%未満あると報告されている。

    2.TopoⅡ蛋白過剰発現

    TopoⅡはDNA複製期における重要な酵素で、増殖中の腫瘍にtopoⅡ蛋白の過剰発現が認められるのはそのためである。

    従って、増殖率の高いHER2陰性/ホルモン受容体陽性腫瘍(luminal non-A あるいはluminal B tumor)では、蛋白の過剰発現が予想される。

    増殖率の高いHER2陰性/ホルモン受容体陰性腫瘍(トリプルネガティブ腫瘍)もtopoⅡ蛋白を過剰に発現することが予想される。

    American Society of Clinical Oncology 2008 Educational Book , Breast Cancerより抜粋引用」


    3.DNA修復障害は明日にしましょうね。



    今日は病院全体の行事があるのですが、そんな日に外科ではいつも何かがおこります。

    今、内科の先生がどなたかのおなかのCT写真を持って相談にいらっしゃいました。

    ほら、やっぱり何かがおきました。

    病院行事の不参加決定です。

    それでは、また明日もちょっと難しい勉強の続きをしましょうね。


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