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  • ホルモン療法 その7 ― 術前ホルモン療法についてー

    2008年11月30日

    こんばんは。

    どんな週末をお過ごしでしたか。

    今日も、術前ホルモン療法の可能性についての検討から入ります。

    「術前ホルモン療法として、レトロゾールはタモキシフェンより効果が高く、アナストロゾールはタモキシフェンとほぼ同等である。

    術前ホルモン療法の治療期間は確立されていないが、3ヶ月で効果を評価し、反応性あるいは不変であれば6ヶ月まで続けるべきである、という意見が多い。

    閉経後ホルモン感受性原発性乳がんに対して術前ホルモン療法を行うことで乳房温存率が改善する。

    しかし術後ホルモン療法と予後を比較した臨床試験はない。

    また、再発リスクが高い場合、たとえ術前ホルモン療法が奏効したとしても、化学療法を省略できるという保証はない。

    従って、術前ホルモン療法は確立された治療法とは言えず、日常診療において推奨はされない。

    乳がん診療ガイドライン  薬物療法 2007より引用」


    というわけで、術前ホルモン療法は患者様のご希望などをよくお聞きしてから行うべき治療なのです。


    今日の午前中の回診では患者様方の体調を確認し、午後は鎌倉の方にオーケストラを聴きにいきました。

    わたしがいつもお世話になっている方がメンバーの一員でいつも素敵な演奏を聴かせてくれます。

    久しぶりのクラシックコンサートでしたので、とても心が癒されました。

    この、ほんわかした柔らかい気持ちのまま、1週間をスタートしたいと思います。


    病気と闘っている患者様は、「週末なんて関係ないわ。」っておっしゃるかもしれません。

    でも病気と闘いながらも、どうしたら今より元気に、明るく、強くなれるかを考え、人生を上手に楽しむ方法を一緒に探してまいりましょうね (^^)/

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