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  • アンスロサイクリン系抗がん剤による心毒性

    2008年10月28日

    抗がん剤による副作用のことについて引き続きお伝えします。

    今日は乳がんにたいする抗がん剤治療の中心となるアンスロサイクリン系の副作用について考えます。

    最も注意すべきは心毒性です。

    アンスロサイクリン系薬剤の心毒性は大きくわけて3種類あります。

    ●急性毒性
    投与後数日以内に発症し、用量依存性はない(蓄積量に関係して起こるものではない)。上室性頻脈、心膜炎、うっ血性心不全などを起こす。一過性で頻度は少ない。

    ●亜急性毒性
    最終投与から約8ヶ月までに発症し、3ヶ月前後で最も頻度が高くなる。規定用量を超えると、うっ血性心不全が発症する。

    ●晩期毒性
    5年以上経過してから発症する。縦隔・左胸壁への放射線照射が危険因子となる。

    横浜市大乳がん学校テキストより引用


    実際には、担当医はこの副作用を見落とさないように最も注意を払っておりますので、必要以上に心配する必要はありません。

    しかし、もし万が一アンスロサイクリン系の治療を受けた経験があり、動悸・息切れを感じた場合には、すみやかに主治医の先生や循環器内科を受診されてくださいね。すみやかに治療を開始すれば大丈夫ですよ。


    昨日、すさまじい本を読み終わりました。

    皆さんは絶対に読まないでください。

    だってとってもつらい内容なんです。

    激しい題名にふさわしい激しい裏社会の話です。

    血塗られた神話 (幻冬舎文庫)
     新堂 冬樹さんです。

    どうしてもお読みになりたい方は止めませんが、一度読み始めたら最後まで突っ走ってしまうと思います。

    でもやっぱりやめておいてください。

    心臓に悪いです。

    そうです、心毒性がありますので、お気を付けて (^^)/

    ちなみに新堂 冬樹さんにもしばらくはまりそうです。

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