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  • 乳がんの分子標的治療 その2

    2008年9月18日

    昨日の続きです。

    「たとえば乳がんの約1/4ではがん細胞のHer2遺伝子の働きが過剰となっており、生成されたHer2タンパクががん細胞増殖に大きく関与している。

    ハーセプチンにはがん細胞のHer2受容体に働いて免疫反応によりがん細胞を死滅させる作用がある。

    ハーセプチンにおける臨床試験は広く進められていて、Her2陽性乳がんの術後化学療法にハーセプチンを追加すると、化学療法のみを行った場合と比較して再発率は著明に低下することが分かっている。

    また全身初期治療として同じくHer2陽性乳がんに対して化学療法にハーセプチンを追加すると、著しく乳房内腫瘤が縮小することも確認されている。」
    “早期乳がんの治療の変遷と治療最前線”   首藤 昭彦先生
    予防医学 第49号(2007.12)より引用
    いっぱい勉強されている方には復習になってしまいますね。

    また新しいこともお伝えしますからね。


    今日は先ほど病棟の看護婦さんと一緒に乳がんに関する勉強会をしてきました。

    直前までスライド作りに励んで、ぎりぎりセーフでした (^_^;)

    いつものことですが・・・・。



    でも、短時間で乳がんについて話をまとめるのは到底困難でしたので、ポイントをしぼってお話しました。でも、やはり毎日こつこつ勉強しないと難しいと思います。

    看護婦さんたちのこれからの勉強のきっかけ作りになれたら、と思っています。


    明日は、川崎地区の医療機関を対象にした緩和ケア勉強会で講演をさせていただきます。

    こちらも、私の講演を通してみなさんががんの患者様たちの苦しみを理解し、その精神的・肉体的なつらさを緩和してさしあげることの重要性を理解してもらえたらいいな、と思っています。

    明日はまた市立秋田総合病院の緩和ケアのエキスパートドクターをご招待して、御講演を御願いしております。

    またみなさまに御報告いたしますからね (^^)/




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