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  • 炎症性乳癌とは

    2008年9月2日

    まーた、こんな遅い時間になってしまいました。

    更新時刻の締め切りが迫っていて、あわててしまいますね。

    誤字脱字にご注意ください。

    昨日は、わざわざ炎症性乳癌の好発年齢についてのご質問をいただきましたので、お答えできる範囲内でお話させていただきます。

    まずは炎症性乳癌に関する情報です。


    「炎症性乳癌は、全浸潤性乳管癌の0.5-2.0%の比較的稀な疾患であるが、その頻度は増加傾向にある。

    炎症性乳癌は、通常腫瘤は認めず、皮膚のびまん性発赤、浮腫、硬結などの臨床的特徴を有する病態である。

    腫瘤を認めるものは二次性の炎症性乳癌と診断され、原発性の炎症性乳癌とは区別される。

    病理学的には、“真皮内リンパ管の腫瘍塞栓”を呈することが多いが、炎症性乳癌の診断に必須ではない。

    炎症性乳癌の発症頻度は少ないためランダム化比較試験は報告されておらず、小規模な研究や後ろ向きの検討報告があるのみである。」
         乳癌診療ガイドライン 薬物療法 2007


    様々な文献をチェックしましたが、稀な病気であるだけに炎症性乳癌の好発年齢に関する情報は乏しいです。

    しかしながら、平均年齢は乳癌の発生頻度の高い40代から50代とほぼ一致しております。

    引き続き情報収集を行いたいと思います。

    本日は、日本内視鏡外科学会の発表に再びパシフィコ横浜に行ってきました。

    当院の腹腔鏡治療についての御報告をしてまいりました。

    夕方には学会に皇太子様も参加され、腹腔鏡治療がとても注目されていることを感じました。

    非常に光栄です。


    夕方からは、クリニックに戻り夕方からの外来を担当いたしました。

    今日も、乳腺のしこりでご心配されているかたが、たくさんおいでになりました。

    気づいたら外来終了が21時30分を回っておりました。

    お待たせした皆様申し訳ありませんでした。

    少しでも皆様のお力になれたでしょうか。

    もっともっとお力になれるように、力をもりもり付けていきますのでよろしくお願いいたします。

    もう時間切れですのでここまで (^_^)v


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