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  • 非浸潤性乳管癌に対する乳房温存術

    2008年6月1日

    以前、非浸潤性乳管癌にたいする乳房温存療法は欧米では30-40%であることをお伝えしました。

    今日は、非浸潤性乳管癌に対して、どのような時に乳房温存術が可能か、つまり適応となるかをお伝えします。

    乳癌診療ガイドラインでは、
    「非浸潤性乳管癌のうち、大きさが3cm以下であること、切除後の乳房が整容的に許容範囲内に収まること、組織学的に断端が陰性であること、核異型度がlowないしintermediateであることなどの条件を満たせば乳房温存術の適応となる。

    Lagiosらの報告では、乳房温存術のみで経過観察した2.5cm以下の非浸潤性乳管癌症例79例を検討したところ平均10年の観察期間で19%の局所再発を認めた。局所再発例の大部分は核異型度の高いcomedo型のものであった。

    また、非浸潤性乳管癌の乳房温存手術の適応除外条件は、
    広範な石灰化をともなうもの、多発病変を有するもの、重篤な膠原病をもつものなどは適応外となっている。」

    このように、非浸潤性乳管癌はその浸潤範囲をしっかりと見極めて、可能な限り温存手術を行い、しかし一方少しでも癌細胞が残ってしまう可能性があれば、乳房切除術をおこなって根治を目指すことが重要であると考えます。


    昨日の大雨から一転、今日はからっと晴れましたので、ずっと外で過ごしてました。そのために、日焼けで鼻の頭や腕が真っ赤で、かゆいです。

    そういえば、「そろそろ夏に向けて体を鍛えていかないといけないな」、と毎年男は考えてしまいます。夏にならなくても、本当は体のことを考えれば、いつもスリムバディーを維持しないといけないのですが・・。まあ、理想と現実のギャップが人生のつらいところでもあり、楽しいところでもあり、なんですよね。

    東野 圭吾さんの本をまた1冊読み終わりました。今回は、なかなかつらい本でした。“さまよう刃 ”という本です。

    内容は、娘を失った父親の喪失感と少年法の理不尽さを、細かい犯罪描写で書き上げられたものです。

    あまりにも、むごい部分があり途中で何度も本を閉じました。しかし、目をそむけてはいけないと、気持ちを奮い立たせて最後まで読みきりました。

    最後まで読んで、やはり途中の激しい描写が必要であったと理解しました。これからも、このような犯罪が多発していくと思いますので、みんなでこの犯罪の対処法を考えていかないといけないと思いました。

    それでは、またあした。

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