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  • 視触診について

    2008年5月17日

    今日はまた、基本に戻って乳癌検診についてお話します。

    乳がん検診にみなさまがいらしたときに、まず私たちがおこなうことは症状(現病歴)、今までのご病気(既往歴)、御家族のご病気(家族歴)、女性ホルモンに関することなどを聞かせていただくことです。

    そして次に行うことは、胸を視て異常をチェックする視診と、触ってしこりを探し出す触診です。

    ただし乳癌診療ガイドラインでは、
    「視触診単独による乳癌検診の死亡率減少効果を示す根拠は不十分であるが、無症状の受診者においては死亡率を減少させる可能性がある。

    米国の臨床的ガイドラインであるU.S.Preventive Services Task Force(USPSTF)の指針では、視触診単独検診は、有効性を評価し得る研究がないため、その利益、損失を決定できないとし、40歳以上の乳癌検診として視触診の有無に関わらずマンモグラフィー検診を推奨している。

    2001年に公表された、厚生労働省がん検診の適正化に関する調査研究「新たながん検診手法の有効性評価」(主任研究者:久道 茂)報告書では、視触診単独による乳癌検診には死亡率減少効果がないとする相応の根拠があるとされた。」
    と記載されています。

    従って、乳癌検診は視触診だけではなく、必ずマンモグラフィーを併用することが推奨されていますので、私たちも川崎幸クリニックにおいてマンモグラフィー併用の乳癌検診を行っております。

    またさらに乳腺エコーを併用することによりさらに乳癌検診の精度が高まりますので、必要があれば乳腺エコーも行います。

    このように万全の体制で皆様をお待ちしております。

    何よりも、女性スタッフによる乳腺の検査を行っておりますので、色々とご不安なお気持ちの方でも安心です。

    乳癌が気になる方はどうぞお越しくださいませ。

    私は来週、消化器内視鏡学会の発表や、ある秘密の試験がありますので、また体にむち打ってがんばります。

    ちなみに今日は当直あけで、ふらふらしながら道を歩いておりますので、もしあやしいふらふらした人を見かけたら、それはたぶん僕ですからいたわってあげてください。

    それでは楽しい
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