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  • 乳癌術後内分泌療法

    2008年5月5日

    以前、乳癌術後内分泌療法(ホルモン療法)に関しての記事を記載しました。

    これからの数日間は、渡辺亨先生の論文より勉強させていただいていることを復習したいと思います。 引用文献:CURRENT THERAPY 2007 Vol.25 No.8 627-635

    一部の抜粋です。

    「内分泌高感受性および内分泌不完全感受性の場合、内分泌療法の選択は患者様の閉経状態に左右されます。しかし、抗癌剤使用直後ではその細胞毒性により卵巣機能に障害を及ぼすために、40歳以上の女性では半数近くが月経停止します。そして、血中エストラジオール(代表的エストロゲン)レベルが閉経後女性と同レベルまで低下し、ホットフラッシュなどの更年期症状を経験することもあります。

    この状況でアロマターゼ阻害薬を使用すると、血中エストラジオール濃度がさらに低下し、下垂体前葉からのLH(leutenizing hormone), FSH(follicle stimulating hormone)分泌が亢進され、排卵が誘発され妊娠するケースも報告されています。

    従って、アロマターゼ阻害薬の使用前と使用中では、血中エストラジオール、LH, FSHなどの血中ホルモンを測定し、閉経状況を確認する必要があります。」

    このような情報を腫瘍内科の先生方から教えていただきながらも、あらゆる方面にさらにアンテナを張り巡らしています。



    昨晩は私たちの病院に救急車が20台来たそうです。
    今日の病院は比較的穏やかでした。

    このままみんなが病気にならずに、ずっと病院が落ち着いていると良いのですが・・。
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