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  • 乳房温存手術の適応

    2008年4月27日

    今日は乳房温存手術が可能な乳癌についてお話します。

    いわゆる乳房温存療法の適応というものです。これは、以下の通りです。

    ①腫瘍の大きさが3cm以下
    ②画像診断で広範囲の乳管内進展がみられないもの
    ③多発病巣(病気がいくつも存在すること)がないこと
    ④患者様がご希望されること
    ⑤放射線治療が可能なこと、つまり重篤な膠原病の合併がないこと、同側胸部の放射線治療の既往がないこと

    以上ですが、実際には患者様のご希望とあわせて適応を決めていきます。

    女性の大事な乳房ですから、私たちも慎重に適応を考えます。ただし、乳房温存療法の手術後には放射線治療が必ず必要ですので、手術と放射線治療による乳房の変形が患者様を悩ませる場合があります。

    でも、様々な可能性を常に患者様に御呈示し、一緒に方向性を決めてまいりますのでご心配なく。

    最近電車の中でヘッドホンをつけて音楽を聴いている人が非常に多いですね。いつ何が起きるか分からないこの時代に、周りの音が聞こえないのは非常に危険な気がします。歩いていても、ヘッドホンや携帯などで車にひかれそうになっている方を見かけます。

    確かに、良い音楽がたくさんあり、これからお仕事や学校などのストレスの世界に向かう前にリラックスしたい気持ちもよく分かりますが、危険と隣り合わせなのもどうかとは思います。

    外の音も聞こえながら、音楽も聞こえながら、でも他の人には音がもれない、そんなヘッドホンがそのうち開発されるのでしょうか。

    人々が安心して暮らせる社会になってほしいですね。
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