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  • それでもあきらめない!

    2011年2月10日

    私はそういう人間です。 -Abstract of my blog on 8th Feb. 2011-

    When people are overwhelmed with fear and sadness, some of them sometimes become emotionally unstable and devoid of her or his judgment. Then they restrict their food intake and doing their favorite things, believing their hopes come true by doing that. But actually not. So I think it’s important to eat their favorite foods or try something they like to do such as going to the movies, concerts, and shopping, listing to music, playing sports, and so on. If they do so, they will be able to smile again!

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    <再発後治療に際しての留意点 その2>

    近年、再発の診断時点は、

    腫瘍マーカーやPET-CT検査などの導入によって

    早まってきているが、

    その早期発見の意味は乏しい。

    というのは、

    点として生存期間をみると

    一見延長するようにみえるが、

    それは起点が前にずれただけで、

    終着点が変わるわけではないからである。

    つまり、

    再発の早期発見は、

    意味がないばかりか、

    かえっていらぬ不安や負担を課すことに

    なるので、

    頻繁なPET-CT検査や腫瘍マーカー検査を

    行うという落とし穴に、

    陥らないようにしていただきたい。

    要するに、

    なすべきことは従来通り、

    症状などから再発が分かった時点で、

    最適な治療をおこなうという

    ことだけである。

    ”乳がん化学療法をめぐる最新の学術情報” 
    ー乳がん抗がん剤治療の落とし穴ー
    渡辺 亨先生 浜松オンコロジーセンター 腫瘍内科
    Bristol-Myers Squibb小冊子
    より抜粋引用、一部改変


    つらいお話ですね。

    この文章をお読みになった皆様は、

    きっと悲しくなってしまうかも

    しれません。

    でも、

    乳腺外来担当医は、

    こういった情報を前提に、

    患者様と接していることは、

    知識として持っておかなければ

    いけません。

    「こんな症状があるのですが再発でしょうか?」

    「再発したらどんな治療があるのでしょうか?」

    不安による御質問は、

    後を絶ちません。

    主治医の先生に、不安な症状をお聞きしても

    「検査をいっぱいやっても仕方がないから。」

    そう言われて、

    悲しむ方もたくさんいらっしゃいます。

    もし、

    「再発を早期発見しても仕方がない。」

    そういう前提であれば、

    徹底的に治療を組み合わせて、

    絶対に再発しないように予防しなければ

    いけません。

    でも、

    実際には

    副作用を考慮し、

    「抗がん剤は予防としては強すぎるから

    やめておきましょう。」

    という場合は、数多くあります。

    がん治療担当医師の役割は、

    患者様の病気を出来るだけ

    苦痛を少なく治療し、

    その後の再発をチェックし、

    経過の中で患者様の不安を支え、

    再発してしまったら苦痛を緩和しながら、

    少しでも充実した人生になるようにサポートする。

    そういうことではないでしょうか。

    医師である限り、

    あきらめてはいけない。

    そう思います。

    つまり、

    ”担当医としての役割を放棄してはいけない”

    ということです。

    もし、

    病気を完全に治癒させることができなくても、

    愛情を持って患者様、ご家族様に接し続ける。

    それが大切だと思っています。

    私は

    絶対にあなたをあきらめませんからね!

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