home乳がんの基礎知識プロフィール無料小冊子youtube動画お問い合わせ
  • 最近の投稿

  • 最近のコメント

  • チーム医療とはいえ・・

    2011年1月3日

    ”チーム医療”とは、

    全てを人任せにするということでは

    ありません。

    <術後補助療法の最新の知見は?>

    術後補助療法については、

    NCCNガイドライン

    Adjuvant Online

    日本乳がん学会薬物療法ガイドライン

    St. Gallenのコンセンサス会議

    などが汎用されており、

    それぞれ

    evidenceに基づいているはずであるが、

    その内容はかなり異なっている。

    特にSt.Gallenコンセンサス2007年版では、

    n0(リンパ節転移なし)のうち

    若干予後不良と思われる群

    たとえば

    グレード2以上

    HER2陽性

    などのうち一つでも条件を満たすもの



    n1-3を同列に扱う、

    などやや無理があるように見受けられたが、

    2009年版では

    “a fundamentally different approach”を採用したとして

    このrisk分類は削除されている。

    ”乳がん診療実践マニュアル” 
    メジカルビュー社
    より抜粋引用、一部改変


    時々胸騒ぎがします。

    「今日は休日だし、

    当番の先生も来ているはずだから、

    お休みしていようかな。」

    そう、誰かが心のなかでささやきます。

    「えー、でも患者さんは待っているよ。きっと。」

    もう一人の誰かがささやきます。

    「じゃあ、夕方に行こうかな?」

    ささやきは続きます。

    「いや、何となく今行った方がいいよ。」

    自分自身でささやきます。

    一体誰がどうささやいているのか、

    分からなくなってきますが、

    たくさんの私が議論をします。

    その結果、

    いつも、

    「病院へ今行かなければ!」

    という結論がでます。

    もちろん義務ではありません。

    ただ、

    結果的にはいつも、

    「私が病院へ行って良かった!」

    ということが起きている場合が多いのです。

    患者さんで具合の悪い方がいる。

    緊急手術で人手が足りない。

    他の科の患者様で、痛みで苦しんでいる方がいる。

    色々な状況が待っています。

    胸騒ぎが現実になる瞬間です。

    こういった経験を通して、

    いつしか私は

    休日でも気の抜けない体に

    なってしまいました。

    でも、それで良いと思います。

    医師に完全な休日なんて必要ありません。

    患者様が具合が悪ければ駆けつける。

    当然のことですよね。

    おそらく、

    一生、

    私の胸騒ぎは続くことでしょう。

    でも、

    私の病院でおこなっているチーム医療のおかげで

    医師ひとりひとりの負担は

    かなり少なくなってきています。

    私もかなり自分の時間を持てるように

    なってきましたよ。

    そうか。
    チーム医療は、こうやって
    スタッフを燃え尽きから
    守ってくれるんだね。
    って、クリックをおねがいいたします。
    blog ranking
    緩和ケアチームブログ

    みんなも休みの日に頑張ってる。

    kanwa-care.com banar.png
    yasuuのtwitter。
    yasuuのIDはDrYasuu
    みんなのお声がけのおかげで、
    私はいつでも幸せです。
    Twitterボタン
    Twitterブログパーツ
    ※コメントを残す場合は必ずイニシャルまたはペンネームでお願いいたします。

    関連記事

    home乳がんの基礎知識プロフィール無料小冊子youtube動画お問い合わせ
    PAGE TOP
    Copyright(c) 乳がん検診応援ブログ. All Rights Reserved.