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    2010年12月22日

    あきらめない!あきらめない!
    <Triple negative乳がんに対する治療戦略 その12>

    3. チロシンキナーゼ阻害薬 その2

    b. スニチニブ

    c-kitや血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)などの

    シグナル伝達経路を阻害する

    マルチターゲットチロシンキナーゼ阻害薬であるが

    血管内皮増殖因子受容体(VEGFR-1,VEGFR-2,VEGFR-3)

    をも阻害することで

    血管新生阻害作用も期待される薬剤で、

    アンスラサイクリンとタキサン系抗がん剤既治療の

    転移乳がんにおいて15% (20例中3例)に

    partial response (PR:部分奏効)が得られたとの

    報告がある。

    しかしながら、

    2009年のSan Antonio Breast Cancer Symposium (SABCS 2009)で、

    アンスラサイクリンおよびタキサン系抗がん剤既治療の

    HER2陰性進行・再発乳がん患者(TN乳がん患者を35%含む)

    に対して、

    スニチニブとカペシタビンを比較した

    ランダム化第3相比較試験において

    PFS (無増悪生存期間)は有意にスニチニブが劣るという

    ネガティブスタディが報告された。

    ”これからの乳癌診療2010-2011” 
    金原出版株式会社 より抜粋引用、一部改変


    ”ネガティブスタディ”

    つまり、

    「このお薬は効かないよ!」

    って言うことなんです。

    製薬会社の方が、

    「抗がん剤の開発は、

    何年もかけて、何億円もかけて開発して、

    それが一瞬で水の泡になることがあるんです。」

    そう、おっしゃっていたことがあります。

    でも、どんなに一生懸命やっても

    報われないことは、たくさんあります。

    だけど、

    その努力のおかげで、

    次はどの作戦でいけばうまくいくのか、

    ということが判明していきます。

    私も、

    世の中で無駄なことは何ひとつないと

    思います。

    ”無駄な努力”

    そんなものは存在しません。

    もちろん、

    努力すれば必ず成功するわけではありません。

    でも、

    遠回りをしているようでも、

    努力をすることにより、

    絶対に成功に近づいていきます。

    今、

    努力をしている皆様。

    心より応援しています。

    一緒にがんばろうね。

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