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  • たらいまわし

    2010年12月12日

    時々怒られちゃうんです。
    <Triple negative症例に対する治療戦略>

    triple negative(TN)乳がんとは、

    エストロゲン受容体(ER)

    プロゲステロン受容体(PgR)

    HER2

    のいずれもが陰性の乳がんで、

    わが国における乳がん全体に占める割合は

    約15%である。

    2007年のザンクトガレン国際コンセンサス会議以降、

    乳がんに対する治療方針は、

    ホルモン受容体やHER2といった標的を重視する

    治療戦略へとシフトしている。

    ”これからの乳癌診療2010-2011” 
    金原出版株式会社 より抜粋引用、一部改変


    救急医療をしていると、

    ”たらいまわし”という言葉に触れることがあります。

    主に、患者様やご家族様がおっしゃる言葉です。

    具合が悪くて救急車を呼んだのに、

    どこも病院が受け入れてくれない。

    近くの病院で次々と断られて、

    遠くの病院へ運ばれてしまう。

    それを一般的に”たらいまわし”と、

    皆様は呼んでいらっしゃいます。

    私たちの病院にも、

    10-20ぐらいの病院に断られて、

    はるばる遠くからいらっしゃる患者様も

    多くいらっしゃいます。

    そういう皆様の検査や治療をまずおこない、

    適切な専門医をみつけて橋渡しする。

    それが、救急病院の重要な役割です。

    色々な病院で断られた患者様をお受けし、検査の結果、

    より大きな専門病院での治療が必要と判断する場合も

    あります。

    この場合にも、出来るだけ自分たちの病院で初期の治療をし、

    その一方で専門病院を探します。

    そして、患者様ご家族様にご説明し、

    適切な病院へ搬送させていただくのですが、

    このときにこう言われます。

    「たらいまわしですか?」

    と。

    救急医療にしても、

    がん治療にしても、

    自分たちに対応できるのかどうか、

    それをきちんと判断し、

    患者様にとってベストな選択肢を選んで差し上げる。

    それが最も大切なことだと思います。

    この場合には、

    ”たらいまわし”ではありませんので、

    ご理解をお願いします。


    私たちは”断らない救急”を提供することを目指しています。


    これは、がん治療においてもそうです。

    他の病院でお困りの方、

    主治医の先生との関係が悪化してしまった方、

    何となく不安でご相談したい方、

    今の病院で見放されてしまった方。

    様々な方がおいでになります。

    私は、皆様おひとりおひとりを大切にし、

    御一緒に闘います。

    御一緒に楽しいことを見つけます。

    必ず解決の糸口を見つけます。

    必要な時には、適切な病院を探して、

    御一緒に見つけます。

    私たちの病院は、

    「絶対に”たらいまわし”をしない!」

    という覚悟で様々な治療をおこなっています。

    ご安心して、ご相談くださいね。

    それではまた。

    そもそも
    ”たらいまわし”の語源はなに?
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