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    2010年2月7日

    「私にはあなたの未来が見える!」


    ―家族性乳がんの最新知見―  その3

    本研究は遺伝性腫瘍の遺伝カウンセリングを実施している5ヶ所の医療機関(栃木県立がんセンター、国立がんセンター中央病院、慶應義塾大学病院、癌研究会附属有明病院、聖路加国際病院)が参加して行われた。

    被験者は院内からの紹介あるいは新聞広告によってリクルートされ、全症例に対してBRCA1/2遺伝子検査の前後に平均3.36回の遺伝カウンセリングが行われた。

    血液サンプルはすべて米国のMyriad Genetics社に送られ、非アシュケナージ系白人女性に対して行われる標準的検査であるBRCA1/2遺伝子の翻訳領域を含む全エキソンの直接塩基配列決定法による遺伝子検査が行われた。

    症例登録の際の適格条件として、本人が乳がんや卵巣がんの既往を有する成人日本人である必要がある。

    また、

    1.直接本人から同意が得られない症例。
    2.卵巣がん以外の理由で両側の卵巣摘出術を施行されている症例。
    3.非浸潤性乳がんあるいは境界型卵巣腫瘍。
    4.過去にBRCA1/2遺伝子検査を受けている症例。
    5.家系内の他の血縁者がBRCA1/2遺伝子検査を受けている症例。
    6.遺伝子検査の実施により心理社会的問題が生じる可能性が危惧される症例。

    等は本研究の登録対象から除外されている。

    “これからの乳癌診療 2009-2010“ 監修:園尾博司先生 金原出版より抜粋引用



    そうです。

    あなたの未来が遺伝子検査で見えてしまうのです。

    「将来あなたは乳がんになるでしょう。」

    「近いうちに卵巣がんになるでしょう。」

    「そうなりたくなければこの治療を受けましょう。」

    そういうお話がでてきます。


    遺伝子検査で自分の将来が確定したあと、

    もしそれを防御する手段がなければ、

    人はきっと心が破綻してしまうでしょう。


    「こういう方法がありますが、どうしますか?」

    と言われたら、

    「はい。やります。」

    とほぼ100%の方がおっしゃるでしょう。


    しかし何らかの理由で、

    その治療を受けない選択肢を選んだ場合、

    おそらく苦悩が始まるでしょう。


    出生前遺伝子診断。

    これも大きな問題を抱えています。


    遺伝子診断。


    安易に全員をターゲットにして、

    おこなうべきものではありませんよね。


    医学が進歩すると、
    その先にはまた大きな悩みが現れるんだね!
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